赤ちゃんのための食事と栄養【 part2】|栄養不足と赤ちゃんの脳のダメージについて

可愛い赤ちゃんの顔と頭|不妊治療HP

みなさん、こんにちは^^。

ママミーツベビ院長の小菅一憲(カズ先生)です。

 

前回は、赤ちゃんの脳の栄養では〇〇が一番大事!というお話をしました。

「赤ちゃんの脳の栄養」についてのお話はこちら↓

 

その時もお話した、赤ちゃんの脳の中の神経細胞ですが、妊娠を前期・中期・後期と分けると、妊娠前期の胎児は、生まれたばかりの赤ちゃんの数倍ものニューロンを持っています。
それが成長とともに不必要なものが消されていき、だいたい後期の初め頃には落ち着きます。その後神経細胞のアシスタントを務めるグリア細胞が増え、6歳ぐらいで脳のすべての部位で、細胞数が大人と同じレベルになります。

ということは、妊娠~生後2、3歳までの栄養は非常に大切になるということです。

 

 

 

 

胎児から発育期の栄養状態と知能の発達

 

生後2〜3歳までが前頭葉を作る時期

胎児にとっては、ニューロンの選択をするのに、胎内環境の善し悪しが大きく関わってくることになります。
そして、生後2~3歳までが、外からの刺激によってシナプスをどんどん増やしていく時期。
人間にとって一番大事な前頭葉という脳の一部を作るときでもあります。

この前頭葉は10歳くらいでほぼ完成すると言われています。

人間が人間らしくあるためのこの前頭葉は、脳の3分の1を占めていますが、ここのソフトウェアが正常に発達しないと、ハードウェアをコントロールできないばかりか、「キレる」とか「引きこもり」などの情緒不安定を招く原因になるともいわれています。

 

 

たんぱく質不足が子どものニューロン機能に与える影響

そして、こうした脳の機能に深くかかわっているのが、妊娠・出産のテーマで何回も登場している「たんぱく質」なのです。

たとえば、妊娠中に極端な菜食主義をしてたんぱく質欠乏を引き起こしたり、あるいは無茶なダイエットによって、たんぱく質が不足している状態で妊娠したりすることは、胎児のニューロンの機能になんらかの悪影響をおよぼす可能性が否めません。
さらに生まれてから6歳までの発育期の子供の栄養不足、とくにたんぱく質欠乏は、小脳のミクロニューロンがうまく発達せず、グリア細胞も増殖できず、知能に大きな影響を与えることがわかっています。

 

いったん発育が阻害されると、あとでいくら栄養補給しても回復は無理なのです。
極端にバランスを欠いた食生活を続けていると、胎児や子供の脳は取り返しのつかないダメージを受けるのです。
そのことは是非覚えておいてくださいね。

 

 

 

 

赤ちゃんの脳のための食生活とは!?

 

赤ちゃんの脳の発達に適したタンパク源

では、赤ちゃんの健やかな脳の発育を願って、どのようなたんぱく源を摂ればよいのでしょう?

 

もちろんお肉やお魚が一番最初に思い浮かぶと思いますが、大豆や卵なども合わせてバランス良く摂りましょう。とくに大豆や卵黄に多く含まれるレシチンというリン脂質の中に、フォスファチジルコリンという物質がありますが、これは神経伝達物質のひとつであるアセチルコリンの原料ですから、当然、脳の活性を期待できます。

となると卵と納豆、日本人得意の組み合わせは最高かもしれませんね^^。

 

 

女性や妊婦さんが必要なたんぱく質量

健康な成人女性が一日に必要なたんぱく質量は、体重1kgあたり約1gが目安なので、体重50kgの人なら50gのたんぱく質が必要となります。
これ、実はけっこうな量なのです。

これをたとえばお肉だけで摂るとしたら、250gになります。さらに妊娠中は通常の1.2~1.5倍のたんぱく質を摂らなければならないので、単純に計算して300gから380gです。
かなりがんばらないと摂れない量ですよね。

 

たんぱく質の必要量を摂るのがつらい女性や子供は、サプリメントの手を借りるのも良いと思います。
ひとつは「プロテイン」です。いまでは、大豆由来のもの、お魚由来のものなど様々出ています。
サプリメントだと、自分の摂取量が把握できるのも大きなメリットです。製品を選ぶときには、アミノ酸スコアというものをチェックしてくださいね。100かそれに近い数字のもので選びましょう^^。

また先程登場した大豆や卵黄に多く含まれる「レシチン」もサプリメントで出ています。
できればフォスファチジルコリンの含有量の高いものを選びましょう。
レシチンは、脳の栄養素とも言われているのですが、日本人の摂取量は少ないので、妊娠・授乳中は不足しないように心がけましょうね。

 

 

ここ2回述べてきたように、赤ちゃんの脳は本当に勢いよく発達します。
この時期のアミノ酸バランスは非常に重要です。
たんぱく質が不足しないようバランスの良い食事に気を配っていきましょうね!

 

カイロプラクター/アプライドキネシオロジスト
小菅一憲

ママミーツベビ|不妊治療専門 カイロプラクティック+栄養療法
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