赤ちゃんのための食事と栄養【 part12】|子供に牛乳を飲ませるのはキケン!?

牛乳をグビッと飲んでいる少年|不妊治療HP

みなさん、こんにちは^^。

ママミーツベビ院長の小菅一憲(カズ先生)です。

 

牛乳を飲まないと大きくなれないよ!と子供時代に言われたことはありませんか?
多くの人が、牛乳を飲むことは良いことだと言われてきました。
しかし、実はこの常識はけっこうキケンな要素を含んでいるのです。

牛乳は子供にとってアレルギーの原因となるだけでなく、1歳未満に与えると赤ちゃんが鉄不足になるなどの弊害が出てきます。

前回のblogはこちら↓

 

 

 

 

乳幼児に対する牛乳の害

 

牛乳を安易にあげない

離乳時期には、固形と並行して母乳や育児ミルクも与えます。
母乳や育児用ミルクも牛乳も同じに見えるので、あげようという気になってしまうと思いますが、それはちょっと待ってください。

赤ちゃんは生後5ヶ月ごろまで、胎児のころに体内に蓄積した鉄を使いながら成長します。
鉄は母乳や人工ミルク(調整粉乳)からも補給していますが、6ヶ月ごろから必要量に追いつかなくなります。
だから離乳食を始めるわけですが、じつは初期の離乳食で使われる食品には鉄分が少なく、吸収率も悪いものが多いのです。

 

 

牛乳と鉄欠乏貧血

さて鉄不足になりがちなこの時期に、牛乳を与えるとどうなるでしょう。
牛乳にはカルシウム、リンが多く含まれます。これが鉄と不溶性の複合物を作り、鉄が腸から吸収されるのを阻害してしまいます。

 

また生後12ヶ月以前の乳児に牛乳を与え続けると、少量ながら消化管出血が起こると言われています。
この原因のひとつが牛乳タンパク。

アレルギー反応によって超粘膜が傷ついてしまうのです。それによって腸管で出血が起こると潜血によって鉄を失うリスクが高まるのです。
事実、生後6ヶ月前後から牛乳を与えられた乳児は、生後12ヶ月の時点で、育児用ミルクを与えられた乳児と比べて鉄欠乏の頻度が2倍以上という報告もあります。
アメリカ小児科アカデミーは、12ヶ月以前に牛乳を与えるのは好ましくないと勧告している程です。

 

アメリカの乳幼児にみられる鉄不足の半数は、牛乳によって引き起こされる胃腸の出血が原因と考えられています。
アメリカの2歳未満の乳幼児の約15~20%が鉄欠乏性貧血であることをかんがえれば、これは驚くべき数になります。
そして、鉄欠乏性貧血は、子供のイライラ、無気力、注意力散漫の原因になるともいわれています。
子供の様子がおかしい、妙に落ち着きがなかったりする状態がもしかしたら牛乳から起きている場合もあるかもしれません。

 

 

 

 

鉄欠乏貧血と精神運動発達の遅れ

最近では、鉄欠乏と赤ちゃんの精神運動発達の遅れの関係が専門家のあいだでトピックになっています。
精神運動発達とは「バイバイ」や「おつむてんてん」などの簡単な遊び、一人立ち、一人歩き、言葉の理解、発語のことを指します。
2歳以下の子供の場合、鉄欠乏が原因で鉄欠乏性貧血(ヘモグロビン10.5g/dl以下)が3ヵ月以上続くと、こうした精神的発達、運動発達ともに遅れると言われます。

 

さらにこうした状況になってから「鉄剤」を与えて貧血を改善しても、その遅れは数年間持続するとも言われています。
精神運動発達の遅れにはヘモグロビンの酸素運搬能力に関わるというより、鉄自体が神経伝達物質の生成にかかわっているのではないかとも考えられています。

 

牛乳によって鉄欠乏のリスクが高まるのは、1日400ml前後またはそれ以上飲んだときです。しかし、牛乳アレルギーや腸の状態にも牛乳のたんぱく質は悪影響を及ぼしやすいので、とくに子供の時の牛乳には注意してくださいね^^。

 

カイロプラクター/アプライドキネシオロジスト
小菅一憲

ママミーツベビ|不妊治療専門 カイロプラクティック+栄養療法
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赤ちゃんのための食事と栄養【 part11】|赤ちゃんと子供のアレルギー予防

ティッシューで顔を押さえている幼児|不妊治療HP

みなさん、こんにちは^^。

ママミーツベビ院長の小菅一憲(カズ先生)です。

 

近年、アレルギーの子供が増えてきました。

お母さんもアトピーなどを気にする人も増えています。
アレルギーは先進国、都市に暮らす人に多いことから文明病の一種ともいわれています。1999年に東京都が行った調査によると、3歳児の42%がなんかしらのアレルギー疾患を持っているそう。

これはちょっとまずい数ですよね。

前回のblogについてはこちら↓

 

 

 

 

赤ちゃんと子供のアレルギー

 

アレルギー体質とは!?

アレルギーは「免疫の誤作動」で起こります。
もともとは細菌やウィルスなどの敵と戦うシステムだった免疫系が、ひょんなことからまったく無害な物質に反応してしまうものです。

アレルギーの原因となる物質は「アレルゲン」と呼ばれます。食物、花粉、ダニ、カビ、ペットのフケや排泄物などなど、アレルゲンは日常生活のなかにいくらでも転がっています。アレルゲンに接触すると、身体は「免疫グロブリンE」という抗体(IgE抗体)を大量に作り出します(食物アレルギーにはIgGという抗体によって起こる遅延型アレルギーも存在する)。
これが鼻や肺にある免疫細胞と結合して化学物質を放出すると、くしゃみや炎症などが起こるのです。

 

アレルギー体質は遺伝するので、親がアレルギーだと子供もアレルギー反応を起こす可能性は高くなります。これがアレルギーの子供がどんどん増えている一要因でもあります。また子供は親よりもさらに過敏になることも多いのです。

またアトピー性皮膚炎の子供も増えています。アトピー性皮膚炎のある乳児の70%は食物アレルギーと関連があると言われています。
とくに乳幼児では食物アレルゲン(とくに卵、牛乳)がアトピー性皮膚炎の発症に関係していると言われています。

 

 

離乳食と子供の食物アレルギー

赤ちゃんの消化能力や腸管免疫能力はとても未熟です。そんな状態のところに消化・吸収に負担のかかるタンパク質や脂肪の多い食べ物を与えるからトラブルが起こりやすくなるのです。
まずは、食物アレルギーを防ぐために、赤ちゃんの消化・吸収能力の発達に合わせた離乳食を進めましょう。

 

食物アレルギーでは、以前は「卵、牛乳、大豆」が3大アレルゲンと言われてきました。しかし、最近は「小麦」にアレルギーを持つ子も増えてきて、第3位の「大豆」に変わって、「卵、牛乳、小麦」が3大アレルゲンと言われています。これらの3大アレルゲンを離乳食に取り入れるときは、8ヵ月以降、できれば1歳まで待つほうが無難でしょう。このほか、よく知られているアレルゲンには、そば、こんにゃくがありますよね。
食物アレルギーの中でも、特に遅延型(IgG)のタイプの場合には、かなり多くの食べ物が関係しており、これにより体調を崩している人もとても多いです。
日本人は意識が低いですが、アレルギーは身体に様々な症状を出すので、甘くみてはいけません。

 

 

 

 

赤ちゃんのアレルギー・アトピー予防

 
さて以前にも紹介しましたが、油の摂り方によってもアレルギーを促進するものと、抑制するものがあります。
食物油に含まれるリノール酸、肉食に多く含まれるアラキドン酸などオメガ6系の脂肪酸は、アレルギーを促進する原因ともなるので過剰摂取には注意が必要です。

逆にγリノレン酸やαリノレン酸、EPA、DHAなどのオメガ3系脂肪酸は、アレルギー(アトピー性皮膚炎を含む)予防に効果があるので、積極的に摂ると良いでしょう。
アトピー性皮膚炎の方に、オメガ3系の「亜麻仁油」や「タラの肝油」、「FISH OIL」などのサプリメントは有効です。

 

アレルギー体質は遺伝しやすいので、親にアレルギーがある場合は妊娠中から意識的にオメガ6系の油を控え、オメガ3系の油を摂ることが大切です。

当院では、妊娠中から授乳中も「EPA/DHA」や「月見草オイル(γリノレン酸)」を摂ってもらうことで、赤ちゃんのアレルギーを予防していきますが、母乳が終わるころからは、サプリメントも利用して、赤ちゃんにも毎日少量ずつ与えることも良いと思います。カプセルに穴を開け、ほんの一滴を飲み物に混ぜて与えます。魚油は匂いがあるので、大量に混ぜず少量でいきましょう。
2歳を過ぎれば、子供用の小さなカプセルを飲ませても大丈夫です。

 

どちらにしてもアレルギーは、素人判断せず、専門家に相談しましょう。
当院でももちろんご相談に乗ります^^。

 

カイロプラクター/アプライドキネシオロジスト
小菅一憲

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赤ちゃんのための食事と栄養【 part10】|母乳育児と粉ミルクの違い

母乳を飲んでいる赤ちゃん|不妊治療HP

みなさん、こんにちは^^。

ママミーツベビ院長の小菅一憲(カズ先生)です。

 

今日は母乳のお話。

生後5〜6ヶ月まで、赤ちゃんは母乳や粉ミルクを栄養源に成長していきます。正確に言うと、授乳方法には、母乳栄養、混合栄養、人工栄養の3種類があり、それぞれの事情に合わせて使い分けられています。

前回のblogについてはこちら↓

 

 

 

 

母乳育児のすすめ

 

母乳は一番の栄養食!

もっとも自然なのは、もちろん母乳育児です。

牛の赤ちゃんが牛乳で育つように、人間の赤ちゃんもお母さんのオッパイで育つのが一番良いに決まっています^^。
母乳には、生後5ヶ月ごろまでに必要な栄養素がバランスよく含まれているので「完全栄養食」といわれているほどです。
母乳中の成分を調べれば調べるほど神秘的で、この神秘の物質を人工でつくること自体、不可能な話でしょう。

 

母乳は、赤ちゃんが必要とする栄養素や消化吸収能力の変化に合わせて、少しずつ乳質が変化します。産後、数日間に出る乳汁を初乳、その後1週間くらいは移行乳、10日から1ヶ月経つと乳質が安定した成熟乳が出てきます。

 

 

母乳に含まれる栄養のここがすごい!

では、母乳に含まれる栄養を見てみましょう!

まずはタンパク質。母乳のアミノ酸は、その構造が赤ちゃんの発育に最適です。
なかでも神経や網膜の発達を後押しする「タウリン」は特に初乳に豊富。脂肪は、必須脂肪酸の長鎖多価不飽和脂肪酸を含んでいます。そして糖質はというと、その95%が「乳糖」で占められています。
消化機能が未熟な赤ちゃんですが、不思議なことに、この乳糖を分解する「乳糖分解酵素」だけは、生まれたときにすでに成人より多く持っているのです。これは哺乳類として備わった能力ですよね。
その後、成人になるとこの乳糖分解酵素は少なくなり、人によっては乳糖を分解できない乳糖不耐症の方出てきます。

 

さらに母乳のすごいのは、こうした栄養素が赤ちゃんの未熟な消化器官に負担をかけないよう、消化・吸収されやすいかたちで母乳に含まれていることです。たとえば、母乳のタンパク質は、胃酸や酵素で凝固しやすく消化が難しい「カゼイン」が少ないので、牛乳や粉ミルクと比べて消化不良を起こす確率がとても低くなります。また牛乳アレルギーの原因となる「β–ラクトグロブリン」も存在しません。

 

 

 

 

病気に強い母乳育児の赤ちゃん

 

母乳と粉ミルクでは免疫力が違う!?

母乳の免疫への貢献も見逃せません。

母乳は感染予防因子をたっぷり含み、特に初乳には、大腸菌や肺炎菌に対する抗体性を持つ「免疫グロブリンA」、ブドウ糖球菌などに対して抗菌作用を持つ「ラクトフェリン」、サルモネラ菌などを溶解する酵素の「リゾチーム」などが多く含まれていて、赤ちゃんを様々な感染症から守っているのです。

粉ミルクは、製造開始以来この数十年で徐々に調整されて、現在では糖質、たんぱく質、脂質の含有量が母乳に近づいています。
しかし、乳児を感染症から守ることに関する限り、ミルクは母乳と同じ効果を期待することはできません。
母乳、とくに産後の数日間に分泌される初乳には、生命を脅かす感染症に最も冒されやすい時期に免疫に与える働きがあります。母乳には抗体が豊富に含まれていて、そのたんぱく質は、病原菌やウイルスによる感染症から赤ん坊を守るのに必要なのです。

 

母乳栄養児が人工栄養児よりも病気にかかりにくいことを裏付ける証拠はたくさんあります。

1930年代にシカゴで2万人以上の乳児を対象に行なわれた研究では、生後9ヶ月母乳だけで育てた群と、母乳にミルクを足した群、そして煮沸して還元した牛乳に砂糖を混ぜて飲ませた群で実験しました。
結果は、生後9ヶ月で完全母乳栄養児と混合栄養児を合わせた死亡率は、1000人につき1.5人の割合だったのに対して、完全人工栄養児の死亡率は、1000人につき84.7人と高い数値を示し、さらに完全人工栄養児では消化器系の感染症の死亡率が40倍、呼吸器系の感染症の死亡率は120倍にも達していました。
そしてそれ以前にアメリカの8つの都市の赤ん坊を対象に行なわれた研究でも、同様の結果が報告され、完全人工栄養児は生後6ヶ月までに死亡する可能性が20倍高かったといいます。

もちろんこの結果は、まだ病原菌による感染症を治療する抗生物質が出回るよりもずっと前の話なので、抗生物質や高度な医療体制がある現代では考えられない話ですが、母乳がいかに乳児の免疫に大事かが実感できますね。

 

 

母乳で育つ赤ちゃんの良好な腸内環境

母乳には、「ビフィズス菌」を増やす物質も豊富です。
ビフィズス菌はヒトの腸内に棲んでいる善玉菌ですが、身体に有害な腐敗物質を生産する悪玉菌(大腸菌など)の増殖を抑える働きをしますよね。

母乳の乳糖の中にはビフィズス菌のエサとなる「オリゴ糖」も30種類以上含まれています。母乳中に含まれるオリゴ糖は、ビフィズス菌を増殖させる作用があります。また病原体が付着する可能性がある腸管上皮に疑似結合し、病原菌から乳児の腸を守る役割も果たしているのですね。
おかげで、母乳で育つ赤ちゃんの腸内環境は、人工栄養で育つ赤ちゃんよりずっと良好。
お母さんは母乳中の乳酸菌を増やすために、サプリメント等で補給しておくとさらに安心でしょう^^。

 

こうみていくとたとえ短い期間でも母乳で育てられた赤ちゃんは、人工栄養で育てられた赤ちゃんに比べて脳やカラダの発達がよく、感染症や病気にも強いと言われているのです。乳児突然死症候群(SIDS)の発症率も低いそうです。

母乳ってすごいのです^^。

 

 

 

 

両親の栄養状態と赤ちゃんの成長

 

ママの栄養状態と母乳の関係

しかし、これだけの母乳を作り出すのは、お母さんなわけで・・・。
母乳はまさにお母さんの栄養にかかっています。。

完全栄養食の母乳を作り出すための栄養は、本当に大事なものです。
もちろん母乳成分は、お母さんの栄養が一日で多少変化しても大きくは変わりませんが(赤ちゃんは最優先なので、母乳に移行した分、お母さんの栄養が不足する)、あまりに栄養が不足すると赤ちゃんに行く栄養も減るのは当然と言えます。
例えば母体100から母乳に50行くと母体に50残ります。次に母体に20足して70にしても母乳には50行きます。でも次は母体に20足すだけでは40となり母乳には50行くことができません。

お母さんの栄養がどれだけ大事かわかりますね。

 

 

現代のママと赤ちゃんの傾向

母乳は、何よりもまず赤ちゃんを守るようにできていますが、母乳が作れないくらいに母体栄養が不足することは避けなければなりません。母乳にきちんとした栄養や免疫成分が行き届くためにも、母親は日頃から栄養が不足しないよう管理していきましょう。

近頃、母乳が出なかったり、お母さんの栄養状態の悪化によって、生まれてくる子どもがどんどん弱くなっているような気がします。お母さんの食べたもの、飲んだもの、すべてが母乳に反映されるので、毎日の食事や生活を大切にしましょうね^^。また授乳中にお母さんが食事制限をすることはおすすめしません。母乳中には母体が摂取した食物タンパク質が極微量に含まれ、これを赤ちゃんが母乳から摂取することで 経口免疫寛容が作られていきます。授乳期に母体を通じて多彩な食物抗原に触れておくことで、食物アレルギーの予防になるわけです。

 

もちろんお母さんだけでなく、父親の栄養もDNAから子供に伝わるので、両親の栄養管理は必須です。今、自分の毎日の食事を考えることが、自分の未来の子供につながっているわけです。

重要なことです。

 

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赤ちゃんのための食事と栄養【 part9】|赤ちゃんに話しかけよう!

裸のかわいい赤ちゃん|不妊治療HP

みなさん、こんにちは^^。

ママミーツベビ院長の小菅一憲(カズ先生)です。

 

さていままで、赤ちゃんの栄養の話をしてきましたが、今日は栄養以外にひとつ重要なことをお話しますね。

実は栄養が足りていても、何の刺激も受けずに放っておかれれば、脳はけっして育たないといいます。
脳ばかりでなく、あらゆる機能においていえることですが、栄養はそれが必要とされているところに、必要なだけ届くものです。いくらたっぷり栄養があっても、それを使う必要が生じなければ、無駄になって捨てられてしまいます。栄養とともにたっぷりの愛情と赤ちゃんとのコミュニケーションを忘れてはいけません。

前回のblogについてはこちら↓

 

 

 

 

赤ちゃんの脳は、たくさんの刺激を受けて成長する!?

 

赤ちゃんの脳のニューロン発達

実際赤ちゃんの脳の中でそれがどのように行われているかは、まだ未知数ですが、赤ちゃんに話しかけることで、赤ちゃんの脳の視聴覚にたずさわるニューロンが成長する、またガラガラを使って音を聞かせたり、それを手に握らせたりしても脳のニューロンは発達するでしょう。

赤ちゃんの脳は、外界からのたくさんの刺激を受けて育っていきます。

 

生まれたばかりの赤ちゃんの脳は、まだ雑然としたニューロンの塊にすぎません。

親から受け継いだ遺伝情報によって、呼吸や心拍を制御したり、体温を調節したりする回路はできているものもありますが、何兆という神経回路の多くは、まだなんのプログラムも組み込まれていません。
ひとつひとつのニューロンは使われることによって他のニューロンと接続し、しだいに脳の集積回路を形作っていくわけです。
そして使われなかったニューロンは、そのまま死んでしまうものもあります。

 

 

赤ちゃんの五感を刺激しよう!

こう考えていくと、乳幼児期に、いかにたくさんのニューロンを使ったかということ、いかにたくさんの経験をしたということが、その子の脳の機能に少なからず影響を与えるということは想像できますよね。

お母さんができることは、できるだけたくさん、我が子に話しかける事、そして子供の嬉しいとか、悲しいとかいう気持ちに寄り添って反応する事、そういったことは本当に大事なことでもあるのです。

 

そしてもしかしたら、音楽をたくさん聞かせてあげることも効果があるかもしれません。
とくにクラシック音楽が、数学的思考を司る脳の回路を鍛えるとも言われています。

そして身体をたくさん動かしてあげることも重要です。
脳の回路の多くは、実際にからだを動かした経験がインプットされて形作られていくと言われているので、子供のときにできるだけたくさん身体を使って遊ばせてあげましょう。

 

 

美保先生のblogでも登場していた「ボーネルンド」。↓

 

ここで提供しているオモチャや遊び場は、赤ちゃんや子どもの脳を刺激するものが、本当によく考えられています。
もちろんここに限らず、今では赤ちゃんが触れるいろいろなオモチャが脳の刺激や安全性など、よく考えられて作られていると思います。

ぜひ、そういったものも活用しながら、赤ちゃんにたくさん話しかけてくださいね^^。

 

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赤ちゃんのための食事と栄養【 part8】|よく噛んで食べると頭がよくなる

とても仲が良さそうな3人の子どもたち|不妊治療HP

みなさん、こんにちは^^。

ママミーツベビ院長の小菅一憲(カズ先生)です。

 

今日は、赤ちゃんのための食事と栄養シリーズの8回目ですが、大人の栄養にも基本となるお話。
よく噛んで食べることが大切!という話です。

ちなみに前回のblogでは、鉄分不足が起こす子どもの問題についてお話しました。

前回のblogについてはこちら↓

 

 

 

 

よく噛むことは、健康に物凄い効果を発揮する!?

 

よく噛まない現代の子どもたち

現代人は、大人も子供も忙しくて、ゆっくり食事を楽しむという余裕がないようです。

当然子供達は、いつもお母さんから「早く食べなさい」と言われるので、ろくに噛まずに呑み込みます。そうなってくると、必然的によく噛まなければ呑み込めないようなものは、苦手になってしまいます。
ごぼうやセロリのような繊維質のものはそう簡単には呑み込めません。でもパンやポテト、チーズなどは噛まなくても平気なので、その食感は子供達のお気に入りになります。

 

昔は「一口食べたら、30回は噛みなさい」と、子供に教えたものですが、今そんなことを言うお母さんは少なくなりました。

実はこの教えが、脳を育てる上で、とても大切な要素なのですね!

 

 

咀嚼は脳を育てる!

脳に届けられる運動の情報を100%とすると、足からの情報25%、手からの情報が25%で、残り50%はなんと顎からの情報なのです。
つまり人間は、咀嚼という運動情報によって、脳を育てているわけです。

そして、それと同時に咀嚼のときに出る唾液も、すばらしい役割を果たしています。

 

1日3度の食事をよく噛んで食べると、多い人で約1500ml、少ない人でも1000mlの唾液が出ます。この唾液は、ばい菌の発育を抑制したり、ばい菌と闘ったりしてくれるのです。また発がん物質の作用を抑制することもわかっています。
これらは唾液に免疫物質がたくさん含まれているからですね。

 

 

脳を活性化する唾液のホルモン

さらに脳への働きですが、唾液に含まれるホルモンCCK(ヒョレチストキニン)やFGF(フィブロブラスト・グローイング・ファクター)などが脳に送られて、脳を活性化します。たとえば満腹で眠くなるのは、CCKの作用だと言われていますが、こうしたホルモンは2時間後には脳に逆攻勢をかけて、脳を覚醒させる働きを持っています。あわせて、皮膚や歯、胃腸や血管などの細胞を増やす働きもしています。
加えて、唾液はホルモンとして神経成長因子も刺激して、神経節や神経繊維の成長を促す働きも持っているのです。

このように唾液にはいろいろな役割があり、なおかつ脳の機能に影響を及ぼしてもいるので、本当に大切なのです。

 

これは大人にとっても大事なことなのですが、1口30回を目標によく噛んで食べることと、よく味わって食べることを、是非小さい頃から子供に教えてあげてくださいね。
それにはある程度食事時間を長くとるということも大事ですよね。

 

 

それが脳の発達に良いだけでなく、胃腸の働きにもとても良い影響を与えてくれるのです。

 

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赤ちゃんのための食事と栄養【 part7】|子どもにも鉄不足は大きな問題

大きなテーブルに肘をついて何かを見つめる可愛い子ども|不妊治療HP

みなさん、こんにちは^^。

ママミーツベビ院長の小菅一憲(カズ先生)です。

 

今日は鉄分の話。

前回のblogでは、甘いものを摂り過ぎて、子供のイライラやヒステリー、だるさや集中力の低下が起こるという話をしましたが、鉄が不足しても似た様な症状を起こすことがあります。

前回のblogについてはこちら↓

 

子供の鉄不足は、あまり気にされたことはないかもしれませんが、かなり多くみられるものでもあります。
また鉄不足のお母さんから生まれた赤ちゃんであればなおさらです。

 

鉄が不足するとどうなるかというと・・・

朝起きられない
学校から帰るとゴロゴロしている
集中力がない
情緒が不安定でなんとなくイライラしている
午後の授業でよく居眠りをする
しょっちゅう疲れを訴える
頭痛を起こしやすい

などなど・・・。

 

これらの症状がみられたら貧血の状態を疑って是非専門医に相談してみてください。鉄不足はもし乳幼児の場合は、もっと深刻な状態に陥ることもあります。

 

 

 

 

鉄不足が子どもの脳に与える影響とは!?

 

鉄不足が引き起こす脳の状態

さて、ではなぜ鉄不足がこういう状態を引き起こすのでしょう。

 

鉄はみなさんもご存じ血液で酸素を送る仕事をしています。
鉄が不足すると脳にも酸素を運ぶことができなくなります。そうすると脳はエネルギーを燃焼することができなくなってしまうわけです。
みなさんもこの状態では、脳の機能がうまく働かないということはなんとなくわかるのではないでしょうか?

 

 

鉄不足が起こりやすい時期

起こりやすい時期というものもあります。

子供の身長が急に伸びる時期や女の子なら初潮を迎えた後・・・
またダイエットで食事制限している時・・・

などなど

学習能力の低下や情緒不安定が起きたら、糖分の摂り過ぎ以外にも鉄分の不足も疑ってみてくださいね。

 

もちろんこれは生まれたばかりの胎児にも言えることです。
赤ちゃんがおなかの中にいるときは、お母さんが食べたものから栄養をもらうわけですから、お母さんが鉄不足になれば、胎児も鉄不足ということになります。
鉄不足のまま生まれてきた赤ちゃんは、夜泣きが激しかったり、乳児湿疹などのアレルギーを起こしやすくなるとも言われているのです。

 

 

 

 

その日の子どもの行動や性格すら決めてしまう食べ物

 

フェリチン値を知る意味

これは「ママ編」でもお伝えしましたが、妊娠予定のあるお母さんは血液検査で「貯蔵鉄」を表す「フェリチン値」を調べておくと良いですね。
フェリチン値は男性では26~240ng/ml、女性では8~74ng/mlが正常と言われていますが、女性では最低30ng/ml以上は欲しいところです。

 

フェリチン値というのは、からだにストックされている鉄の貯蔵量を知る検査です。
私たちの体には、およそ4000mgの鉄があるのですが、このうち1000mg〜1500mgを「貯蔵鉄」として、肝臓や脾臓、小腸の上皮細胞などにストックしています。鉄分が不足すると、いつでも補給できるように準備されているわけです。
この貯蔵タンクが十分であれば問題ないのですが、減っていれば「鉄欠乏状態」が進行しているサインですので、予防策を練った方が賢明ですよね。

 

 

潜在性鉄欠乏症と鉄欠乏性貧血

通常は鉄が不足していると、貯蔵鉄から補給されて「貯蔵タンク」の鉄が減少していきます。
もしタンクが空っぽになってしまう(潜在性鉄欠乏症)と、血液中の鉄(血清鉄)も減り始めます。ただ通常この段階ではまだ貧血とは診断されません。
そして血清鉄が40以下になって、はじめて「鉄欠乏性貧血」と言われるわけです。
ということは、病院で「貧血です」と言われたときには、すでにかなり進行した状態ということです。ここまで放っておくと、母体はもちろん胎児への影響が心配されます。

 

その前にしっかりと検査し、食生活も見直していきましょう。

 

 

牛肉や大豆、カボチャの種、アサリ等の貝類、海藻などに鉄が多く含まれています。
そして鉄分を摂るなら動物性タンパク質に含まれた鉄の方が断然吸収率が良いので、それも意識してみてくださいね。
お母さんになる予定の人は、是非日頃から鉄不足へ配慮しましょう!

そうそう。
サプリメントで摂るときは、非ヘム鉄ではなく、吸収率の良い「ヘム鉄」または「キレート鉄」を選んでください^^。

また、腸内環境が悪い人は、鉄を摂ることで悪い菌が繁殖してしまうこともあるので、まずは食事を意識し、どうしてもサプリメントでもサポートしたい場合は、鉄を含むようなハーブを使うようにしましょう。
鉄を含むハーブには、ダンデリオンリーフ(タンポポの葉)、チャイブ、ネトル、ローズヒップなどがあります。

 

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赤ちゃんのための食事と栄養【 part6】|子どもにとって”朝ご飯”は大切か!?

笑顔の仲良し3人兄弟|不妊治療HP

みなさん、こんにちは^^。

ママミーツベビ院長の小菅一憲(カズ先生)です。

 

前回は「多動症やADHDと栄養の関係」についてお話しました。

前回のblogについてはこちら↓

 

さて、今日は糖分に関わる話です。

小学生になると、朝が忙しくなって、朝ご飯をあまり食べずに学校へ行く子供たちが出てきます。
そして大抵こういった子供達は、午前中をぼんやり過ごすことになります。
なぜなら、脳が腹ぺこでちっとも働かないから。

脳のエネルギーはブドウ糖です。
成人男子で1日に120gを消費します。私たちの体は、糖質、脂質、タンパク質の3大栄養素をエネルギー源にしていますが、脳は通常は、ブドウ糖しか受け入れません。
しかもブドウ糖を唯一のエネルギー源としている脳以外の器官(赤血球や精巣など)では、ブドウ糖を再利用しているのですが、脳は贅沢にも使ったら二酸化炭素と水にして排泄してしまうので、ブドウ糖は切れることなく補充してあげなくてはいけないわけです。

さらに脳は大食漢です。どれほどかというと、脳の重さは成人では体重の2%程度なのに、ここで燃やすエネルギーは全体の消費量の18%になります。これは、体重の52%を占める筋肉と皮膚で費やすエネルギー量が全体の25%だということと比較すると、いかに脳で使われる量が多いかわかるでしょう。

 

 

 

 

脳にとって朝ご飯が大切な理由

 

朝起きた時の脳は飢餓状態

さて、この脳が、朝起きたときにどういう状態になっているかというと、ほとんど飢餓状態なのですね。
いわゆる低血糖な状態なわけです。
たとえ夜食を食べたとしてもすでにエネルギー消費されてしまっています。

なぜなら、脳は寝ている間もブドウ糖を食べているからです。夢を見たり、呼吸や血液循環などのコントロールをしたり、記憶の整理をしているので、ある程度は働いているのです。
8時間の睡眠で、脳は40g以上のブドウ糖を消費してしまうと言われています。

 

もちろん、夜低血糖に陥らないように、肝臓で糖を作りだす工程があるのですが、どちらにしろ、朝食前はもっとも血糖値が低下していて、人によっては怒りっぽくなったり、攻撃的になったりしています。
脳がちゃんと働いてくれないので、こういう状態で、学校や職場に行ったら、当然先生の話は上の空、勉強のミスも出てくるのではないでしょうか。
またイライラして、人間関係もうまくいかないことも。

 

 

朝ご飯に甘いものやジュースはNG

そこで、朝ご飯は重要!となるわけです。

でもなんでも良いのか?というとそうではありません。
脳にとってブドウ糖は大切な栄養素ですが、甘いお菓子やジュースを朝ご飯にしていいのかというと、そうはいきません。
なぜなら、ケーキやジュースなどの砂糖を含んだ食べ物は、急激に血糖値を上げるのですが、その反動としておよそ3時間経つと「低血糖」を起こしやすくなってしまうのです。
そして、こうした甘い食事が習慣化していると、めまいや立ち眩みを起こしやすくなったり、そうした低血糖状態が、脳にダメージを与えることになります。

 

ちなみにこの話に関連して、お酒もダメですよ~。
アルコールは食品の中でもっとも吸収のよい糖質で、低血糖を起こしやすいものと言えます。
なかでもアルコールを飲んで眠る習慣のある人は、夜中に低血糖を起こしやすく、それが脳の機能を低下させて、痴呆にもなりやすいと言われています。

お酒を飲んで眠るのが習慣になっている方は要注意!

 

脳にエネルギーが足りなくなると、イライラやヒステリーが起こりますが、最近また、「ペットボトル症候群」が話題になっていましたね。糖分の吸収の吸収のよいジュースやコーラを一気に飲む習慣が低血糖を引き起こし、「キレる子どもたち」を育てたとも言われています。

 

 

 

 

その日の子どもの行動や性格すら決めてしまう食べ物

 

子どもにとって理想の朝ご飯とは!?

では、脳のエネルギー源として、朝ご飯は何がいいのでしょうか?

理想の和食の朝ご飯|不妊治療HP

 

子供たちが好きだから、菓子パンとかをあげているご家庭もあるようですが、とんでもない!!
脳にしっかり働いてもらうなら、まだお米の方が良いです。それも玄米ならもっとベター。
しかも食べる場合は、血糖値を急激にあげないように、野菜を先に食べて、さらに卵料理など、タンパク質もバランス良く食べてください^^。

そうすると、血糖値が緩やかにあがって持続してくれます。
この持続力が大事なのですね。時間をかけてゆっくりと吸収されると血糖も徐々に上がって継続するので、長時間にわたってコンスタントに脳にエネルギーが供給されるのです^^。

 

一つ注意点。白いご飯や白いパンなどの精製されたものは、甘いお菓子やジュースよりはマシですが、血糖値の上昇が早い食べ物です。
できれば玄米がいいのですが、お子さんだと苦手な子もいると思いますので、少しずつ混ぜて慣らせていきましょう。
またタンパク質を一緒に食べると、血糖値は上がりますが、その後急激には下がらず、持続力が長いのでできればタンパク質もしっかり摂るようにします。

卵は特に万能な健康食品です。お子さんにアレルギーなどがなければ、是非朝に取り入れてみましょう。

 

 

朝ご飯の隠れた効用

朝ご飯の効用はまだあります。
私たちの体は、ご飯を食べることによって、体温が高くなります。食べてからおよそ1時間後をピークに、5~6時間は高い状態が続きます。この体温の上昇が、実は知的作業効率と比例することが多いと言われているのです。
また体温を上げることで、脳の温度を上げ、ブドウ糖のエネルギー代謝をよくすることにもなります。

そして、先程言ったタンパク質も体温上昇には一役かっています。摂取カロリーの20%が体温上昇のための熱に変えられるので、脂肪や糖に比べるとかなり高い比率です。
朝食でこれらのタンパク質や炭水化物を補給してあげると、頭がしっかり働けるということですね。

 

ある大学では、朝食を食べた生徒と食べなかった生徒の成績を比較した調査があり、朝食欠食者の方が明らかに成績が劣るという話もあります。

 

 

子供が学校でしっかり脳を働かせるためにも、朝ご飯、強いてはその内容も大きく関わるということを覚えておいてくださいね。
子供がやる気がなさそうだったり、不機嫌な様子がみえたり、集中力がないようだったら、すぐに怒らず、脳の栄養状態があまりよくないのでは?と想像してみてください。
その前に甘いお菓子やジュースを摂ったりしていませんか?

あなたの気づかない、そういった身体の内部の状態によって子供の
性格や行動も決まるかもしれません・・・。

 

カイロプラクター/アプライドキネシオロジスト
小菅一憲

ママミーツベビ|不妊治療専門 カイロプラクティック+栄養療法
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赤ちゃんのための食事と栄養【 part5】|多動症・ADHDの子どもはオメガ3不足!?

ADHDと書いた紙をめくっている気難しそうな男の子|不妊治療HP

みなさん、こんにちは^^。

ママミーツベビ院長の小菅一憲(カズ先生)です。

 

前回は「ビタミンB群と赤ちゃんのIQの関係」についてお話しました。

前回のblogについてはこちら↓

 

さて、今日は多動症のお話。

小学校では、学校崩壊の原因として、よく「多動児」が問題となります。
多動児とは、絶えずそわそわして落ち着きがなく、ときに異常な行動を示したり、暴力を振るうこともある子どものことを言います。
大抵の場合、集中力がなく、言葉の習得が遅く、学業も振るわないことが多いよう。
また頭痛や喘息、湿疹、カタル、あるいはアトピー性皮膚炎になる割合も高いと言われているのです。

 

 

 

 

食事や栄養面で変わってくる子どもの行動

 

糖質に偏った食事は「キレやすい」子どもを作る!?

赤ちゃんにも、多動性が見られる事があります。動きがぎこちなく、やることがちぐはぐで、すぐに泣く赤ちゃん。落ち着いて食事もとらず、睡眠も短く、早朝に起きることが多くて、家中をひっかきまわして混乱させることも多々と、いいことがありません。

ひどくなると毎晩のように睡眠を妨げられ、大暴れする子どもに親はてんてこまいな状況になります。
こうなると本当に大変ですね。

 

多動児の多くが男の子ですが、いったいなぜ、こういう行動を起こすのでしょうか?

 

なんと、多動性の原因のひとつが食事の偏りによるものなのです。

良く言われるのが糖質に偏った食事。
たとえば、パンやドーナツ、ジュースといった糖質だらけの食事をしていると、多動性が起きやすくなります。とくに甘いお菓子やジュース類の摂取は、「反応性低血糖症」を起こしやすく、「キレやすい」子どもを作ると言われていますよね。

思い当たるお子さんたくさんいるのではないでしょうか?
お母さん要注意ですよ。
機嫌が悪くなったりする前に、甘いもの与えていないでしょうか?

 

 

やんちゃボーイにはお魚とオメガ3の油

また、近年になって言われてきていることですが、必須脂肪酸、とくにオメガ3系(EPA、DHA、シソ油など)の油が不足していることが要因としてあげられています。
男の子の必須脂肪酸必要量は、女の子の3倍だというから、当然男の子に不足しやすく、多動児の多くが男の子だということもわかりますね。

 

手に負えないやんちゃボーイには、是非EPAやDHAをサプリメントであげてみてください。
お魚もしっかり食べるようにしましょう。

 

ただ、注意していただきたいのは、多動症かどうかの判断は、専門家に任せること。
最近では専門家もあてにはならないケースも多々ありますが・・・苦笑。

「うちの子は落ち着きがないから、大丈夫かしら?」

そう思うお母さんは大変多いと思いますが、言ってみればちょっと落ち着きがないぐらいが「子ども」というものです。
子どもの頃から落ち着きがあり過ぎても、逆に不自然です。笑。
そして、男の子はとくにやんちゃ。

まずは、集中力がなく、異常行動や暴力行為が酷い時に、様子を見ながら、食事や栄養面を意識してあげると良いと思います^^。

 

カイロプラクター/アプライドキネシオロジスト
小菅一憲

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赤ちゃんのための食事と栄養【 part4】|ビタミンB群と赤ちゃんのIQの関係

黒縁のメガネをかけて分厚い本の上で頬杖をつく赤ちゃん|不妊治療HP

みなさん、こんにちは^^。

ママミーツベビ院長の小菅一憲(カズ先生)です。

 

前回は「魚を食べると本当に頭が良くなる!?」についてお話しました。

前回のblogについてはこちら↓

 

赤ちゃんの脳の栄養の中でも、お魚の油「EPA・DHA」はとくに大事な栄養素でしたね。
しかし、赤ちゃんの脳がしっかりと働くためには、ビタミンも欠かすことのできない大切な栄養です。
その中でも何よりも「ビタミンB群」。

ビタミンB群が足りなくなると、脳の機能は取り返しのつかないダメージを負うことにもなります。

 

 

 

 

脳の機能だけでなく、感情やIQにも差を作ってしまうビタミンB群の働きとは!?

 

脳が働くためのエネルギーを作るビタミンB群

ではいったい脳の中で「ビタミンB群」は、一体どんな仕事をしているのでしょうか。

ひとつは、脳のエネルギー源の一つであるブドウ糖からの「エネルギー代謝」に関わる大事なお仕事。
これにはB1、B2、ナイアシン、B6辺りが関わってきます。

 

細胞の中にはミトコンドリアというある種の生き物がいます。
このミトコンドリア内で、通常人間が作れる量の何倍ものエネルギーを作り出し、私たちの細胞、強いては組織、臓器、筋肉を動かしているのです。
もちろん、脳も例外ではありません!

ミトコンドリアの中では、TCAサイクルという代謝の経路を使って、ブドウ糖からエネルギーを作り出していますが、このTCAサイクルを回すときに必ず必要となってくる補酵素が「ビタミンB群」!

こういったことから、B群が不足すれば、疲れやすくなりますし、脳の働きも低下してしまいます。
夏バテはもちろん、副腎疲労でも、「ビタミンB群」が必須とされるのはこういったことがあるんです。

 

 

脳内の神経伝達物質・ホルモンの合成に必要なビタミンB群

そしてもう一つは、「神経伝達物質の合成」を助ける仕事。
これには、B6、パントテン酸、葉酸などが深く関与しています。

実際、ビタミン欠乏がどういった状態を引き起こすかを調べた調査結果によると、「興奮しやすい、疲れやすい、落ち込みやすい、物事に過敏になる、不安感を持つ、怒りっぽい」という感情の変化が起こることがわかっています。

 

どうでしょう?
脳の感情にこんなにも影響するビタミン。

 

また他の研究では、「記憶力や概念の抽象化が低下する」とも報告されています。
さらに興味深いのが、お母さんが妊娠中にビタミンB群と鉄を摂っている場合と、摂らない場合とで、生まれてくる子供のIQに差が生じるという報告です。
4歳児189人で調査した結果、それぞれのグループのIQは平均値で8の差が出ています。

 

こう考えると、ずっと述べてきましたが、妊娠・授乳期の栄養は本当に大切ですよね。
是非自分自身と赤ちゃんのために不足しないようビタミンを摂りたいところです。
とくに脳のエネルギー代謝に必須のB1やB2、不足するとうつ病にもなりやすいと言われるナイアシン、神経伝達物質やホルモンの合成には欠かせないビタミンB6などは必須と言えるでしょう。

ビタミンB群は協力して働くのでバランスがとても大切です。
もしサプリメントでビタミンB群を補給するときは、まずは満遍なく摂取できる「ビタミンBコンプレックス」のタイプで摂りましょう!

 

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赤ちゃんのための食事と栄養【 part3】|魚を食べると本当に頭が良くなる!?

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みなさん、こんにちは^^。

ママミーツベビ院長の小菅一憲(カズ先生)です。

 

前回は「栄養不足と赤ちゃんの脳のダメージ」についてお話しました。

前回のblogについてはこちら↓

 

今日は、赤ちゃんの脳の栄養でも一番大切と言っても良いお魚の油「EPA・DHA」についてお話したいと思います。

 

 

 

 

世界的に注目されている魚の油「EPA・DHA」

 

青背魚を食べて「EPA・DHA」を摂ろう!

みなさんEPAやDHAって知っていますか?
そうそう。あの頭が良くなると言われているあれです。

歌でも魚を食べると頭が良くなるというものがありますが、これも魚に含まれるEPAやDHAのことを言っています。

ではその真相はどうなのでしょう。

 

頭のよくなる魚としてもてはやされているのは、イワシ、サバ、サンマ、ハマチなどの青身魚と呼ばれる魚です。こうした魚の油には、EPAやDHAという「オメガ3系の不飽和脂肪酸」がたくさん含まれています。
EPAはエイコサペンタエン酸のことで、DHAはドコサヘキサエン酸のことです。

 

 

EPA・DHAはアトピーや喘息、アレルギー予防にも有効!

こうした魚油の成分の効用が注目されたきっかけは、魚やアザラシを主食にしているイヌイット(エスキモー)が、肉食中心のデンマーク人に比べて、あきらかに動脈硬化や脳梗塞、心筋梗塞といった生活習慣病が少ないという調査結果からです。
魚油には、血をさらさらにする作用があるということがわかったわけですね。私たちは、水の中で暮らす魚が独自に身に付けたこうした魚の特性を分けてもらうことで、動脈硬化や高血圧、高脂血症にならないように予防ができます。

 

また注目すべきはEPAやDHAの「オメガ3」系の油の抗炎症作用。アトピー性皮膚炎や気管支喘息、花粉症などのアレルギー疾患の予防や症状改善にも効果があるのです。

現代人にアレルギーが増えてきたり、血管性の生活習慣病が増えてきているのはこれらの魚を食べる機会が少なくなり、オメガ3系の油が不足しているからとも言われます。

 

 

 

 

DHAと赤ちゃんの脳の関係

 

脳の情報伝達に関わるDHA

さて、ではここから、DHAと脳の関係を少し話していきましょう。

DHAは「頭のよくなる脂肪酸」と言われていますが、これはDHAが神経細胞のニューロンに多く含まれていて、脳の脂質の10%を占めていることからです。情報伝達や記憶力などの機能に大きく関わっているということですね^^。これは脳における研究でも明らかになっていることです。
またDHAが子供の情緒を安定させるという報告もあります。

 

 

母乳に含まれるDHA

私たち日本人のお母さんのおっぱいには、このDHAが0.63~1.0%の割合で含まれていて、欧米人の母乳に含まれる量の約2~3倍あるようです。
現在は魚を昔ほど食べなくなったので、もう少し少なくなっているかもしれませんが・・・。

生まれて間もない赤ちゃんや離乳食が始まる前の乳児は、このお母さんのおっぱいからしかDHAを摂取できないのですから、おっぱいの役目は重大です。しっかりと「オメガ3系不飽和脂肪酸」を摂って、赤ちゃんの脳に良いおっぱいを作っていきましょう。

 

 

オメガ3の油を意識しよう!

今は放射能の影響などで、魚を食べるのを敬遠する方もいるでしょう。
そういったときは、以前紹介した、シソ油やエゴマ油、亜麻仁油も同じオメガ3なので良いと思います。これらの油にはαリノレン酸という成分が含まれていて、体内で代謝され最終的にEPAやDHAに変換されます。
ただ、最近の若い人の中では、オメガ3の油を代謝していく酵素が少ない、もしくはうまく作れない方もいらっしゃるので、そういう方はやはり青背魚やサプリメントでの摂取をお勧めします。

お魚で摂る場合は、マグロやカジキなどの大型魚は水銀のリスクがあるので、イワシ、アジ、サンマ、サバなどの小型魚を食べていきましょう。サプリメントでは、Fish Oilやタラの肝油などがあります^^。お魚をあまり食べない方などは、こういったサプリメントでしっかり補給してあげることも手になります。

 

 

EPA・DHAは、妊娠前、妊娠中、産後(授乳期)にお母さんが摂っていると赤ちゃんの夜泣き防止にもとっても良いです。
また、脳の成長に関わるので、集中力が高く、落ち着きのある子どもになるとも言われます。

うちの奥さんも妊娠前(不妊時)〜産後までずっとタラの肝油を摂取していました。
おかげで、夜泣きは普通よりは少なかったように思います^^。
落ち着きは・・・男の子なので走り回っています。笑。
でも、保育園では集中して先生のお話を聞いているようですよ。

みなさんも、赤ちゃんの成長にとても大事な「EPA・DHA」是非覚えておいてくださいね。

 

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