赤ちゃんのための食事と栄養【 part7】|子どもにも鉄不足は大きな問題

大きなテーブルに肘をついて何かを見つめる可愛い子ども|不妊治療HP

みなさん、こんにちは^^。

ママミーツベビ院長の小菅一憲(カズ先生)です。

 

今日は鉄分の話。

前回のblogでは、甘いものを摂り過ぎて、子供のイライラやヒステリー、だるさや集中力の低下が起こるという話をしましたが、鉄が不足しても似た様な症状を起こすことがあります。

前回のblogについてはこちら↓

 

子供の鉄不足は、あまり気にされたことはないかもしれませんが、かなり多くみられるものでもあります。
また鉄不足のお母さんから生まれた赤ちゃんであればなおさらです。

 

鉄が不足するとどうなるかというと・・・

朝起きられない
学校から帰るとゴロゴロしている
集中力がない
情緒が不安定でなんとなくイライラしている
午後の授業でよく居眠りをする
しょっちゅう疲れを訴える
頭痛を起こしやすい

などなど・・・。

 

これらの症状がみられたら貧血の状態を疑って是非専門医に相談してみてください。鉄不足はもし乳幼児の場合は、もっと深刻な状態に陥ることもあります。

 

 

 

 

鉄不足が子どもの脳に与える影響とは!?

 

鉄不足が引き起こす脳の状態

さて、ではなぜ鉄不足がこういう状態を引き起こすのでしょう。

 

鉄はみなさんもご存じ血液で酸素を送る仕事をしています。
鉄が不足すると脳にも酸素を運ぶことができなくなります。そうすると脳はエネルギーを燃焼することができなくなってしまうわけです。
みなさんもこの状態では、脳の機能がうまく働かないということはなんとなくわかるのではないでしょうか?

 

 

鉄不足が起こりやすい時期

起こりやすい時期というものもあります。

子供の身長が急に伸びる時期や女の子なら初潮を迎えた後・・・
またダイエットで食事制限している時・・・

などなど

学習能力の低下や情緒不安定が起きたら、糖分の摂り過ぎ以外にも鉄分の不足も疑ってみてくださいね。

 

もちろんこれは生まれたばかりの胎児にも言えることです。
赤ちゃんがおなかの中にいるときは、お母さんが食べたものから栄養をもらうわけですから、お母さんが鉄不足になれば、胎児も鉄不足ということになります。
鉄不足のまま生まれてきた赤ちゃんは、夜泣きが激しかったり、乳児湿疹などのアレルギーを起こしやすくなるとも言われているのです。

 

 

 

 

その日の子どもの行動や性格すら決めてしまう食べ物

 

フェリチン値を知る意味

これは「ママ編」でもお伝えしましたが、妊娠予定のあるお母さんは血液検査で「貯蔵鉄」を表す「フェリチン値」を調べておくと良いですね。
フェリチン値は男性では26~240ng/ml、女性では8~74ng/mlが正常と言われていますが、女性では最低30ng/ml以上は欲しいところです。

 

フェリチン値というのは、からだにストックされている鉄の貯蔵量を知る検査です。
私たちの体には、およそ4000mgの鉄があるのですが、このうち1000mg〜1500mgを「貯蔵鉄」として、肝臓や脾臓、小腸の上皮細胞などにストックしています。鉄分が不足すると、いつでも補給できるように準備されているわけです。
この貯蔵タンクが十分であれば問題ないのですが、減っていれば「鉄欠乏状態」が進行しているサインですので、予防策を練った方が賢明ですよね。

 

 

潜在性鉄欠乏症と鉄欠乏性貧血

通常は鉄が不足していると、貯蔵鉄から補給されて「貯蔵タンク」の鉄が減少していきます。
もしタンクが空っぽになってしまう(潜在性鉄欠乏症)と、血液中の鉄(血清鉄)も減り始めます。ただ通常この段階ではまだ貧血とは診断されません。
そして血清鉄が40以下になって、はじめて「鉄欠乏性貧血」と言われるわけです。
ということは、病院で「貧血です」と言われたときには、すでにかなり進行した状態ということです。ここまで放っておくと、母体はもちろん胎児への影響が心配されます。

 

その前にしっかりと検査し、食生活も見直していきましょう。

 

 

牛肉や大豆、カボチャの種、アサリ等の貝類、海藻などに鉄が多く含まれています。
そして鉄分を摂るなら動物性タンパク質に含まれた鉄の方が断然吸収率が良いので、それも意識してみてくださいね。
お母さんになる予定の人は、是非日頃から鉄不足へ配慮しましょう!

そうそう。
サプリメントで摂るときは、非ヘム鉄ではなく、吸収率の良い「ヘム鉄」または「キレート鉄」を選んでください^^。

また、腸内環境が悪い人は、鉄を摂ることで悪い菌が繁殖してしまうこともあるので、まずは食事を意識し、どうしてもサプリメントでもサポートしたい場合は、鉄を含むようなハーブを使うようにしましょう。
鉄を含むハーブには、ダンデリオンリーフ(タンポポの葉)、チャイブ、ネトル、ローズヒップなどがあります。

 

カイロプラクター/アプライドキネシオロジスト
小菅一憲

ママミーツベビ|不妊治療専門 カイロプラクティック+栄養療法
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