赤ちゃんのための食事と栄養【 part1】|赤ちゃんの脳で一番使われる栄養素とは!?

可愛い子どもの写真|不妊治療HP

みなさん、こんにちは^^。

ママミーツベビ院長の小菅一憲(カズ先生)です。

 

ちょっと前になりますが、お母さんのお腹の中でしっかりと栄養をもらった「ビタミンベイビー」のお話をしたのを覚えていますか?

「ビタミンベイビー」のお話はこちら↓


 

これまでは妊娠をするための栄養に焦点を当ててきましたが・・・
今日からは実際、赤ちゃんにとっての食事や栄養はどんなことを考えていけば良いのか?どんなことが大切なのか!?
・・・そんなお話をしていけたらと思います!

 

 

 

 

お母さんからの栄養で大切な赤ちゃんの脳が作られる!?

 

赤ちゃんが生まれたとき、脳の重さは400g。
赤ちゃんの脳は、お母さんの胎内にいる時も、生まれた後もすごいスピードで発育していきます。

本日は、赤ちゃんの脳に関わる栄養について・・・。

 

からだの細胞は、どれも食べたものから作られるという大原則は、もちろん脳においても同じ。
しかし、脳は生命維持の司令塔として、さまざまな情報の授受を行うとても大事なところなので、すべての物質が脳内に簡単に侵入できるわけではありません。そこには「血液・脳関門」と言われる関門があるのですね。

さてこの関門。かなり厳重なのですが、実は胎児や、生まれて間もない赤ちゃんでは、まだ関門が十分に発達していません。
なぜかというと、ものすごい勢いで発育している脳に十分な栄養物質を運ぶために、関門なんてものがあると邪魔になるからだろうと、今では解釈されています。

 

そしてこの関門がしっかりと閉じるのが、生まれて1年以内といわれており、胎内で過ごす月日と合わせると2年くらいは、お母さんからもらう栄養でこの偉大な脳の発育を成し遂げるわけです。

これは、お母さんの責任は重大ですね~。

 

 

 

 

脳で働く神経伝達物質の材料はアミノ酸(たんぱく質)!!

 

胎児のときに作られる1000億個の神経細胞

さて、脳はどういった細胞でできているのでしょう。
それは無数の神経細胞によってできています。
赤ちゃんは、脳全体でおよそ1000億個の神経細胞を持って生まれてきます。

この神経細胞は、すべて胎児のときに作られたもので、生まれてからは増えることはありません。それどころか20歳を過ぎるころから、1日あたりおよそ10万個以上の神経細胞が死滅していくと言われています。
もちろん脳の発達は神経細胞の数だけではなく、刺激を受けることで神経細胞間の情報を送る配線をはりめぐらせてつないでいくことで、ネットワークを巧みに発達させていきます。

 

ただこのネットワークの基礎は赤ちゃんの時にできるということですよね^^。

 

 

脳で働くたくさんの神経伝達物質

ネットワークの接合部はシナプスと言われ、ここで情報伝達の仕事をしているのが、神経伝達物質と呼ばれる化学物質です。
その種類はたくさんありますが、その作用の仕方によって、脳の活動はさまざまに変化していきます。

たとえば「グルタミン酸」は神経細胞を興奮させ、「γ-アミノ酪酸」は興奮を鎮めていきます。他には「セロトニン」や「カテコールアミン」「アセチルコリン」などがありますが、アセチルコリン以外は、みな、たんぱく質の素として知られているアミノ酸からできているのです!

アミノ酸の中には、体内で作ることができず、食べ物から摂らなければならない必須アミノ酸と言われるものがあります。これは必ず食べないと脳は機能しなくなってしまうわけです。
特に、アルギニンやチロシンというアミノ酸は大事になります。

 

一方もう一つのアセチルコリン。
これは、不足すると痴呆が起こるといわれている物質ですが、フォスファチジルコリンから作られます。フォスファチジルコリンというのは、大豆、納豆、卵黄、レバーなどに多いレシチンというリン脂質に含まれている物質です。

 

 

赤ちゃんの脳のネットワークに必要な栄養素

また、情報の電気信号がもれないように神経線維をおおうミエリンというサヤがあるのですが、これもほとんどリン脂質でできています。
こう考えていくと、神経線維はその構造のほとんどが脂質で、わずかに糖質。そして神経組織の構造を作っているのはたんぱく質(アミノ酸)です。

みなさんも、赤ちゃんの時に基礎がつくられる脳のネットワークのためにどんな栄養素が必要かなんとなくわかるのではないでしょうか?

 

 

そう。「たんぱく質」と「脂質」なわけです。

次回は、そこらへんの栄養について、もう少し詳しくみていきましょう。

 

カイロプラクター/アプライドキネシオロジスト
小菅一憲

ママミーツベビ|不妊治療専門 カイロプラクティック+栄養療法
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