妊活のために大切な栄養素【 part3】|ストレスと不妊、そして亜鉛の関係
みなさん、こんにちは^^。
ママミーツベビ院長の小菅一憲(カズ先生)です。
ここ2回ほど、妊活のために大切な栄養素として「亜鉛」というミネラルを深く掘り下げてみてきました。
前々回のblogでお話したように、セックスミネラルとも言われる「亜鉛」は妊娠のためには必要不可欠な栄養素です。
そして、この「亜鉛」はストレスによって、不足しがちなミネラルとも言えます。
ここにストレスが不妊の原因になり得る一つの理由があります。
前々回の「亜鉛と生殖機能」について書いた記事はこちら↓
亜鉛とメタロチオネインと妊娠前のデトックスについて
さて、ストレスと亜鉛がどうやって関わっているかというと・・・
そこには「メタロチオネイン」という物質が関係しています。
メタロチオネインは、肝臓で合成されるたんぱく質で金属蛋白質とも呼ばれています。
そして、この合成には亜鉛が必須です。また亜鉛を体内に貯蓄しておくという意味でもメタロチオネインという物質は非常に重要な意味があります。
さて、ではこの「メタロチオネイン」という物質が何をしているか!?なのですが・・・その一番の仕事は、解毒作用と言っても良いでしょう。
肝臓に置いて、様々な有害物質や重金属などの解毒に関わっています。
とくに妊娠前には必ず注意をしなければならない「重金属」である水銀や鉛、カドミウムなどの解毒作用を持っているのです。
亜鉛(メタロチオネイン)、セレン、クロム、マンガンなどは、解毒に大切なミネラルと言われます。
妊娠前の解毒やデトックスがなぜ必要かについてはこちら↓
こういったことだけでも、亜鉛の大切さがわかりますね。
ストレスによって亜鉛と銅のバランスが崩れる!?
実は、私たちの中で様々なストレスが増えると、このメタロチオネインの合成が増えてくると言われています。
前述したように「メタロチオネイン」は肝臓で合成されるタンパク質です。
そして、その合成には亜鉛が必須。
つまり、ストレスが貯まるとメタロチオネインを合成するために体内の亜鉛が肝臓に集まりはじめます。
長い間ずっとストレスがかかっているような人や、大きなストレスを急激に受けた場合でも、血液中の亜鉛の量は減っていることが多くあります。
そして、さらにストレスが高くなり肝臓でメタロチオネインの合成が多くなってくると、今度は肝臓で合成れるセルロプラスミンとおいう別のたんぱく質が血中に送られます。このセルロプラスミンというたんぱく質は、銅と結合して血液中を流れ、銅を必要としている細胞や臓器に運搬する働きをもっているために、血液中の銅の量が増えることになります。
これこそがストレスによって、亜鉛と銅のバランスが崩れる原因です。
メタロチオネインは、この他、インフルエンザや細菌による感染症に陥った時にも合成が増大します。
銅は、エストロゲンホルモンが増えた時にもその需要が増して血中の銅が増えることになるので、女性ホルモンのアンバランスと亜鉛と銅の関係性、そして不妊・・・どこまでも繋がっていきますね。
亜鉛・・・。
ストレスがかかると、メタロチオネインを合成するために亜鉛が消費される。
亜鉛が不足すると、生殖機能が低下してしまう。
これがストレスと不妊そして亜鉛の関係性とも言えます。
生殖機能を押し上げるミネラル。
胃酸の分泌に大切なミネラル。
有害物質・重金属の解毒に必要なミネラル。
妊活に必要な栄養素「亜鉛」とくにこの3ポイント覚えておいてくださいね^^。
ではまた次回^^。
カイロプラクター/アプライドキネシオロジスト
小菅一憲
ママミーツベビ|不妊ケア専門 カイロプラクティック+栄養療法
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