子どもに良い食事と栄養【 part6】栄養が子どもの性格を左右する!?

大きな板チョコを食べて歓喜している男の子|不妊・マタニティケアHP

みなさん、こんにちは^^。

ママミーツベビ院長の小菅一憲(カズ先生)です。

 

現代は、飽食でありながらも、あまり栄養状態が良くないお子さんが多いのが現状です。
こんなにも食べ物が豊富で、簡単に買える世の中になったのに・・・です。

なぜ、そんなことが起きているのか!?
これには、どんな食事やおやつを選んでいるのかというのがとても重要なポイントになっています。

 

朝起きられない
いつもイライラしている
身体が怠くていつも地べたに座り込んでいる
言う事を聞かない
感情の起伏が激しい
集中力がなく、勉強が身が入らない
学校に行きたがらない

などなど。

こういった悩みを抱えるお子さんは、決まって食事の問題点が見つかります。

 

前回のblogはこちら↓

 

 

 

 

たくさんの栄養を必要としている子どもたち

 

子どもの症状や悩みを栄養で解決する!

子どもは、毎日いろいろな刺激を受けて、成長していきます。
そして、成長していくには、たくさんの栄養が必要ということは、言わずもがなだと思います。

幼少期から中学、高校生ぐらいまでは、
数多くの種類の栄養素を、もっとも大量に必要とする時期でもあります。

 

親なら誰でも、子どもの健康を祈り、健やかに元気に成長してもらえればと願っていることと思います。

でもその反面で、病気しがちだったり、アレルギーや喘息が合ったり、言葉の発達が遅かったり・・・と言ったような身体的な悩みや、いつも元気がない、感情の起伏が大きい、集中力がなく成績もあまり良くない、学校に行きたがらないなど・・・精神面での不安なども、子どもの成長に合わせてその時その時で出てくるものと思います。

しかし、実はこう言った悩みや不安は、栄養状態を改善していくと解決することがほとんどです。
そんなこと言われると「本当に?」と俄かに信じれないかもしれませんが、子どもの発育に十分な栄養がいなかったり、バランスが崩れていると、子どもの身体や心に不具合が生じてしまうのです。
逆に言えば、その子に合った食事バランス、栄養をしっかりと補給してあげれば、びっくりするほど体調が良くなり、気持ちや感情も安定してきます。

食事で何を食べるかは、身体の免疫力についても大きく影響しますが、とくに脳の状態や精神面の安定は、栄養バランスに大きく左右されます。
食事を良いものにするだけで、実はお母さんにとっての「子育て」が楽になることも多いのです^^。

 

 

子どもの食事のバランスを変えよう!

栄養には、まず3大栄養素というのがあります。

これは、私たちの身体を作る材料になったり、身体を動かすエネルギー源になったりするような栄養素です。

 

たんぱく質。
脂質。
そして炭水化物(糖質)。

このバランスがまずは子どもの成長を考える上でとても大切になります。

 

例えば「炭水化物(糖質)」の割合が多過ぎると、食後血糖値を急激に上昇させることで、大量のインスリンが分泌され、反動で血糖値が急降下してしまうような血糖値の不安定な状態が起こります。
血糖値の不安定な状態は、直で精神面での不安定性に繋がります。

血糖値が上がれば、脳はハイな状況になりますが、血糖値が下がって低血糖の状態になると、イライラ、怒りっぽくなったり、落ち込んだり、うつ状態に陥ります。また低血糖の状態では、脳の機能は低下し、集中力や記憶力が大きくダウンしてしまうのです。

ちなみに炭水化物の割合が多い時には、それ以外の栄養素である脂質やたんぱく質は少なくなるもの。
身体を作る材料であるたんぱく質や細胞膜の成分である脂質が少なくなれば、皮膚や髪の毛、爪の状態は悪くなり、しっかりとしたホルモンが作られなくなり、免疫力が低下していきます。そして、身体は元気がなくなり、むくみも出てきます。
たんぱく質は、私たちの身体のあらゆる部分、皮膚や髪の毛はもちろん、筋肉、内臓、血液、ホルモンまでをも作る材料になるので、いくらあっても足りないほどの大事な栄養素になります。

 

おかずよりも、ご飯やパン、麺類が大好き。
スナック菓子やチョコレート、アイスクリームを良く食べる。
スポーツドリンクや清涼飲料水を飲むことが多い。
朝ごはんをちゃんと食べない。

こんな子どもは、とくに「炭水化物(糖質)」が多い割合で、血糖値のアンバランスが起こっていることが多くなります。

 

では、逆に「たんぱく質や脂質」が多くなったらどうなのでしょう?

現代ではこのパターンにハマる子どもの方が少ないのですが、たんぱく質や脂質が多くなり過ぎると腸内環境は悪化しやすくなります(糖質が多く過ぎても悪化します)。またたんぱく質の代謝産物である硫黄系の物質が大量に出来る事で問題を起こすお子さんもいます。

こうやって考えていくと・・・
バランスよく食べることがいかに重要かがわかるのではないでしょうか?

 

 

 

 

子どもの健康と栄養

 

子どもの好き嫌いと偏食は直そう!

一番いけないのは、子どもの好き嫌いと偏食があって、ジャンクフードやインスタント食品、スーパーで買ったようなお惣菜で食事を済ませるような生活が続くこと。

それが続くと、明らかに栄養は不足し、健康的な身体と精神が大きなダメージを受けます。

 

スーパーでお買い物をする時に、こんなこと気にしたことありますでしょうか?

 

1.賞味期限が長過ぎないかどうか?

賞味期限が長いのは、保存料がそれだけ多いということを示します。

2.栄養表示だけではなく、成分表示を見て、変なものが書いていないか?

素材以外のもので、名前の良くわからないものは、ほとんどが添加物です。

3.味が濃過ぎないかどうか?

子どもの味覚センサーは、大人の3倍と言われます。
大人に美味しい甘さでも、子どもには強く過ぎるかもしれません。

 

こういったことが何より自然なものを選ぶポイントにもなります。

 

 

食事と栄養が子どもの性格を左右する!?

以前のblogでも書きましたが、赤ちゃんの夜泣きの理由が栄養不足だと言ったら、驚かれるでしょうか?

お母さんの栄養バランスを整えて、良質な油であるEPA/DHAを摂取してあげると、大抵は落ち着いてきます^^。

 

以前のblog↓

 

幼児期になると、聞き分けが良くて、手のかからない子もいますが、逆に落ち着きがなく、いつも大騒ぎして親を困らせる子どももいます。
その違いは、実は、性格やしつけなどではなく、栄養によるところが大きいのです。

これも、甘いお菓子や清涼飲料水はやめて、炭水化物一品の食事(おにぎりのみ、麺のみ、丼物)ではなく、しっかりと野菜とたんぱく質を意識したおかずメインの食事に変えていくと、大きく変わっていくはずです。

しっかりと脳の栄養を整え、血糖値を安定させてあげると、びっくりするほど性格も変わってきます。
これ、本当なんです。

 

栄養を十分に摂取した子どもは、落ち着きがあり、元気で活発です。
そして、勉強に対する集中力も高く、自分の夢中になるものを見つけて、それに打ち込むこともできます。
また、何よりそうやって、脳や身体の栄養状態を良くしてあげることが、子どもの人生を満喫させてあげることに繋がります。

子どもの可能性を思いっきり引き出してあげる。
それこそが親の役目でもあると思います。

子どもが元気で楽しそうな姿を見るのが、何より親の幸せですから。

 

カイロプラクター/アプライドキネシオロジスト
小菅一憲

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子どもに良い食事と栄養【 part5】子どもの肥満が増えている!?

宅配ピザを頬張る子ども達|不妊治療HP

みなさん、こんにちは^^。

ママミーツベビ院長の小菅一憲(カズ先生)です。

 

生後1年くらいまでの赤ちゃんは、ぽちゃぽちゃしてかわいいものです。
急激な成長に対応できるよう、皮下脂肪をたっぷりと蓄えているのです。
そして1歳ごろから、運動量が急激に増え、食事も固形物に変わると、子供の皮下脂肪は自然と減っていきます。
体重よりも身長の伸びが大きいので、2〜3歳ごろにはほっそりとした体型になります。

 

しかし最近、幼児期に入っても体型の変化がなく、肥満児となる子供が増えてきました。

小学生以降の肥満が成人病(高血圧、動脈硬化、糖尿病など)につながることは以前から指摘されていますが、それが前倒し傾向にあるというのです。
食生活の乱れによる影響はここまできたかと思うばかりです。

 

前回のblogはこちら↓

 

 

 

 

子どもの肥満は侮れない!?

 

肥満と太りやすい3つの要素

肥満は、食べ過ぎ、運動不足、太りやすい体質の遺伝、の3つの要素が関係していると言われています。

 

まず食生活では、洋食、ジャンクフード、加工食品、スナック菓子、甘い飲料水などで、子供たちの食事はカロリー過多でビタミン・ミネラルが不足するような食事をしていませんか?
またおやつをダラダラ食べたり、夜遅く食事したり、朝食抜きといった食生活の乱れもさらに脂肪蓄積を招いているともいえます。
そして運動不足については、車の普及、狭い住環境、テレビゲームや塾通いで、歩いたり、屋外で遊ぶ機会はどんどん減っていくばかり。
最後の遺伝要素は、両親とも太っている場合は60〜70%の子供が、片親のみ太っている場合は30〜50%の子供が肥満児というデータがあります。

 

体質はどうしようもない点もありますが、食生活や運動不足については改善可能なところでしょう。

 

 

子どもにも広がる生活習慣病予備軍

肥満は生活習慣病につながる危険が高いのです。

とくに高度の小児肥満では、その70〜80%が成人肥満に移行するといいます。

 

高脂血症、高血圧、糖尿病、脂肪肝というオジさん、オバさんの病気が、すでに3歳から5歳の子供に見られるというのはショックですよね。
子供の糖尿病については、今までは1型(インスリン依存型糖尿病、膵臓の機能が破壊されてインスリンが分泌されない先天的なもの)が主だったのですが、最近では成人に多い2型(インスリン非依存型糖尿病、膵臓のインスリン分泌はあるが、膵臓疲労によってインスリン分泌がなくなってしまう後天的なもの)が増えています。
また驚くべきことは、40歳以降になって起こる動脈硬化が、じつは小児期から始まっているのだということ。動脈硬化の初期症状は、10代はじめに見られるといいます。ほとんどは回復可能なのですが、その中の10%は症状が進行しつつあるというのです。

 

こんなこと昔じゃ信じられないことだったのですが、今現実に起きていることなのですね。

 

 

 

 

肥満の予防は子どもの頃から

さあ、対策を練らなくてはいけないですよね。
それにはまずお母さん、お父さんの生活習慣、食生活を変えていくことが第一です。
家族はみんなで変わらなければ、子供も変わりません。

 

では最後に成長段階ごとでの簡単な肥満対策を。

 

 

乳児期・・・
乳児期は、大切な成長の時期です。母乳や育児用ミルクを制限する必要はありません。

離乳期・・・
炭水化物だけの食事に偏ることなく、食品の数も増やしましょう。赤ちゃんは糖分が大好きなので、果汁の与え過ぎは禁物。ジュースはダメですよ〜。

幼児期・・・
摂取エネルギーの摂り過ぎに注意して、成長に必要なタンパク質、ビタミン、ミネラルは十分摂りましょう!

その後・・・
夜型の生活を改めて早寝早起きすることも大切です。
生活を朝型に変えて食事のリズムを整えるだけで、半年くらいで肥満度の低下が見られるそうですよ。また偏食になりやすい時期でもあり、お菓子の食べ過ぎに注意して。
その他、遊びや運動も組み合わせて、ある程度からだを動かしていくのも有効ですね。

 

 

肥満の予防は小さい頃から。
是非スタートしてください^^。

 

カイロプラクター/アプライドキネシオロジスト
小菅一憲

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子どもに良い食事と栄養【 part4】「朝ご飯を食べない子供たち」

オレンジジュース片手にシリアルを頬張る少年|不妊治療HP

みなさん、こんにちは^^。

ママミーツベビ院長の小菅一憲(カズ先生)です。

 

さて、今日は朝ご飯を食べない人が増えているというお話です。

最近朝ご飯をあまり食べない人が増えています。また朝食抜きの習慣は子供達にも広がっていることをご存知でしょうか?
なんと朝食を食べない、または時々食べない子供達が、中学生では17%、小学生では13%にのぼっているそうです(平成11年、内閣府調査)。

そして驚くことに、それは幼児にも見られるそうなのです。日本小児保健協会の調査では、1歳から6歳までの子供のうち15%近くは、週に何回か欠食したり、週に1〜2回しか食べていないそう。
これにはびっくりしますね。

 

 

朝ご飯が食べられない理由のひとつは、前の晩の食事です。夕食を食べる時間が遅くなるから、寝る時間も遅くなる。
しかもカロリーの高い食事が多いので、朝になってもお腹が空かない。
起きるのも遅くなるので、朝食までの時間が短くなり、ぜんぜん食欲がわかない・・・。
そんな悪循環に陥っている子供たちがたくさんいるのです。

 

夕食が遅くなっているのは、もちろん大人に原因があります。
お母さんが仕事から帰ってくるのが遅かったり、お父さんも夜中近くに食事をしていたりすると自然と家族のペースが遅くなってしまいます。
そして朝にもなると、出勤や通学の準備に忙しくて、家族みんなでご飯を食べるなんて余裕ありませんよね。
私もたしかに年齢が上がるにつれて、朝ご飯は家族バラバラになっていったような気がします。

大分、昔の良き時代の一般家庭とは、違う様相になってしまった今の世の中。
まあしょうがないといえば、しょうがないのかもしれませんが、少し悲しい気もしてきますね。

 

前回のペットボトル症候群についてお話したblogはこちら↓

 

 

 

 

朝食抜きは低血糖症状を引き起こす!?

 
朝食を摂らないまでには至らなくても、なかには時間がないから、ジュースだけ、牛乳やヨーグルトだけ、またドーナッツなどの菓子パンだけという人もいるでしょう。
これでは、一日体調が優れなくても不思議ではありません。

 

朝は、一番エネルギーが低い低血糖の状態なので、朝ご飯を食べないと、午前中の活動に必要なエネルギーを全然補給できなくなります。
朝食抜きでは、頭がぼーっとしてしまい、自律神経系もうまく働きません。
その結果、だるい、気持ち悪い、やる気が起こらないなどの不調が起きることになるのです。
逆に、朝ご飯をきちんと食べる子供は、勉強にも前向きで健康状態もいいというデータもあります。

私も、小学生の時に一度だけ朝食抜きをしたことがありました。
まさにその日朝礼時に貧血で倒れてしまった覚えがあります。
それから、朝ご飯は欠かしたことはありません^^。

 

 

 

 

朝ごはんは1日をスタートするための大切な栄養補給

 
全国の親御さん!
子どものためにも是非、生活を改めてみませんか?

 

時間に追われる生活だと、朝ご飯はおろそかになりがちですが、夜型、朝食抜きの食生活は大人のカラダにとっても良いはずはありません。
朝ご飯は、カラダを目覚めさせ、1日をスタートさせるために大切な栄養補給になります。
タンパク質、脂質、炭水化物。バランスの摂れた朝ご飯をしっかり食べて一日元気に過ごしましょう!

 

間違えてもファーストフードや菓子パンだけやお菓子などを朝ご飯にしないでくださいね。そういったものは、カラダに悪いだけでなく血糖値のバランスを崩し、エネルギー効率の悪い栄養補給になります。

注意点は、タンパク質をしっかり意識して摂り、炭水化物だけにしないこと。
タンパク質はエネルギーの持続が良いのです。
また炭水化物も出来れば精製されてないものにしたいですね。

 

 

卵料理を一品。野菜の入ったスープもしくはサラダ、そして未精製の炭水化物などなど・・・。
または、アジの干物に、卵かけご飯、そして具沢山味噌汁といった和の朝食^^。
みなさんも幸せの一歩になる朝食、工夫していきましょう!

一日が全然変わってきますよ!是非^^。

 

カイロプラクター/アプライドキネシオロジスト
小菅一憲

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子どもに良い食事と栄養【 part3】「ペットボトル症候群」

ペットボトルをラッパ飲みする女の子|不妊治療HP

みなさん、こんにちは^^。

ママミーツベビ院長の小菅一憲(カズ先生)です。

 

子供たちは、ジュースが大好きです。
喉が渇いたときや、おやつの時にも、さらには食事の時にすら、ごくごくと飲む子供もいます。
子供が欲しがるので、ついつい与えてしまうジュース(炭酸飲料、清涼飲料)にどれだけ砂糖が入っているか、考えてみた事はあるでしょうか?

 

たとえば1.5ℓのペットボトルのジュースの中には、およそ150gの砂糖が入っています。ファーストフードで出されるコーラのラージサイズには、約100g。ティースプーン1杯が約2.5gなので、それぞれ飲み干すとスプーン60杯と40杯分の砂糖を飲んだ事になります。
冷たくすると甘さを感じにくくなりますが、実際は8〜13%くらいの糖分が含まれています。
そう考えると怖くないですか?

 

前回のおやつの怖さを語ったblogはこちら↓

 

 

 

 

ペットボトル症候群とは

 

砂糖の大量摂取がキレる子どもを作る!?

大量の砂糖がカラダの中に入ると、どうなるでしょう。
同じ糖分でも、ご飯から摂るデンプン質は分子構造が複雑なため、体内で分解・吸収されるのに時間がかかります。
ところが、ジュースの砂糖は精製されているものがほとんどなので、吸収率は早く、大量に飲むと急激に血糖値を上げることになるのです。

急激に上がった血糖値を下げようとして、膵臓はインスリンという血糖値を下げるホルモンを大量に分泌します。すると今度は急激に血糖値が低下し、反動で低血糖症を引き起こしてしまうのです。

これは一種の発作で、いきなりキレる、イライラする、ひどい場合には意識を失うといった症状が現れます。

 

このような一連の反応は、ジュースの飲み過ぎが引き起こすので、「ペットボトル症候群」と言われています。

 

 

砂糖の摂取はビタミンB不足を引き起こす!?

さて、大量の糖分を摂ると他にも悪いことがあります。
糖分を代謝するビタミンB1が追いつかなくなるのです。
ビタミンB1には、脳の働きを活発にして精神を安定させる効果もあるので、不足すると、これがイライラの原因にもなることが考えられます。

またビタミンB1が不足して、糖分が正常に代謝できなくなると、脳や体内に「乳酸」という疲労物質がたまりやすくなります。これがダルさにつながる可能性もあるのですね。

 

最近、疲れたという口癖とともにダラダラする子供が増えていますが、まさにこのビタミンB1不足かもしれません。ビタミンB1は、焼き海苔、ごま、大豆、ほうれん草、豚ロースなどに多く含まれますので、毎日の食事にプラスしてみてはいかがでしょう?
またビタミンB群は水溶性なので、多く摂っても必要な分量以外は体外に排出されてしまうので、毎日コンスタントに摂取することが大切です^^。

 

 

 

 

砂糖と毒を入れないこと

 

砂糖いっぱいの清涼飲料水をやめよう!

最近、夏になるとテレビでも「ペットボトル症候群」が話題に上がることがありました。

私の患者さんでも夏になって、冷たい飲み物の飲み過ぎやアイスクリームなどを食べ過ぎてカラダを壊している方がいます。
まずは清涼飲料水をやめることから始めてみてください。
とくに子供は、お砂糖が大好きです。何も指導しなければジュースばかり飲んでしまいます。早い段階から、できればジュースは飲まない、のどが渇いたときはできるだけ水かお茶を飲むように習慣づけましょう。もしジュースをやめられなければ、一日の量をしっかり決めるべきです。

 

子供の頃からのこうした指導が、将来子供のメタボリックシンドロームやその他病気の予防になります。
子供の元気な未来はあなたが作るのです。
もしあなたも同じように、清涼飲料水を飲んでいるようだったら、是非今日から変えてみましょう。

砂糖を摂らない生活がどれだけすばらしいかは、それを経験した人でしか語れません。
さあ、チャレンジです^^。

 

 

安易に使わないで!そのペットボトルが危ない!

最後にもう一つ大事なこと。

ペットボトルは、いわゆるプラスチック製品、BPA(ビスフェノールA)が含まれています。
BPAは環境ホルモンと言われていて、甲状腺の異常やガン、前立腺の異常、不妊、脳や神経の異常に関わります。もちろん副腎疲労にも。
なるべく身体の中に入れたくない合成樹脂の成分なんです。
みなさんご存知でしたか?

アメリカでは子ども用の水筒にBPAを使用してはいけないという規制すらあります。

そんなBPAを含むペットボトルに入った飲み物をコンビニで買うよりは、しっかりとした水筒にお水やお茶を入れて持ち歩くようにするのが健康にもそして環境にもベストですね^^。
私も水筒を持ち歩くようにしています。
お子さんにも是非そうしてみてくださいね。

 

カイロプラクター/アプライドキネシオロジスト
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子どもに良い食事と栄養【 part2】子どものおやつについて見直そう!

子ども達が楽しそうにお菓子を食べている写真|不妊治療HP

みなさん、こんにちは^^。

ママミーツベビ院長の小菅一憲(カズ先生)です。

 

さて、今日は子供のおやつのお話です。

 

みなさん子供のおやつはどうしていますか?
もちろん甘いお菓子はあげないにこしたことはありませんが、何よりも今の子供はこういった間食から得るカロリーが過剰気味になっているのが事実です。

子供たちがおやつに何を食べているのかというと、ビスケット類、スナック菓子、キャラメルやチョコレートが人気上位を占めています。
昭和63年と平成5年のデータを比べると、昭和63年にはダントツでトップだった果物や牛乳・乳製品が減り、逆にスナック菓子やビスケット類などが目立って増えてきています。
しかも手作りは少数で、90%以上が市販品です(厚生省平成5年国民栄養調査)。

 

私も実際子どもを育てる立場になって、その実態を目の当たりにすると(親が子どもに与えているお菓子の数々を見ていると)、正直怖くなっています・・・。

前回のblogはこちら↓

 

 

 

 

おやつの害を知ろう

 

お菓子には子どもの健康に良くないものがたっぷり!

たしかにこの時期は成長を支えるだけのエネルギーや栄養素を摂取するために一日4~5回と食事をしても良いのですが、これらのおやつは、細胞膜にダメージを与えると言われているトランス脂肪酸(マーガリンやショートニング)や血糖値を急激にあげる糖類(砂糖やブドウ糖果糖液糖)などが含まれていることが多く、子供の健康にとって良くないものばかりです。

そればかりか、血糖値の問題が出てきてペットボトル症候群や子供のメタボなどを作りかねません。

 

今のお母さんに聞くと子供が欲しがる時に間食を与えているという答えが50%を超えているそう。
ということは多くの子供が、食べたくなったときにおねだりをして、おやつを手に入れているということになりますね。
とくに問題なのが、スナック菓子を一袋全部、チョコレートを一箱といった与え方をした場合。
おやつを一度にたくさん食べれば、肝心の食事には目もくれなくなるでしょう。

脂肪たっぷりのチョコやケーキでお腹をいっぱいにしてしまうと、成長に欠かせないビタミン・ミネラルを食事から摂れなくなるということなのです。
これは大問題ですね。

 

 

お菓子は虫歯のもと!

また砂糖の多いお菓子を食べれば、虫歯のもとにもなります。
これも重要なことなのです。
虫歯は、口の中に棲む最近が食べ物の糖質を分解して酸を作り、口の中のpH(酸性度)が5〜4に下がると発生します。第一段階としては、歯表面の「脱灰」(歯の表面のカルシウムやリンが溶け出すこと)が起きるのですが、普通は唾液の働きによって洗浄され、酸も薄められて口の中のpHは戻ります。そして唾液に含まれるカルシウムやリンも歯の表面に付着して「再石灰化」も起こります。

 

しかし、お菓子をダラダラ食べたり、一日に何度も食べているとどうなるでしょう?
この脱灰–再石灰化の関係が崩れてしまうのですね。

 

せっかく元に戻りかけたpHが、おやつを食べるたびに低下してしまい、つねに脱灰している状態になってしまいます。とくに夜寝る前に甘いものを食べるのは最悪です。睡眠中は唾液の分泌が減るので、虫歯の危険が増大するのです。さらにおやつに食べる甘いものアメ、キャラメル、チョコレート、ビスケットなどは強い粘着性を持っているので、歯のエナメル質にくっつく時間が長く、脱灰力も増すと言われています。

 

 

 

 

おやつの習慣は親の責任

 
おやつを安易に与えるという考えはどうなのでしょう?
私はあまりに無責任なのではないかと感じます。
それによってペットボトル症候群のように、子供のイライラや集中力が切れたりする症状が出て、それに親が腹を立てるという構図は、もう見ていられません。

その原因は何にあるか、このblogを読んでいる方はもうわかるのではないでしょうか。

 

おやつの習慣は、早く断ち切らないと小学生、中学生になっても続いてしまいます。
またおこづかいで買えるようになったら、もう親の言うことも聞いてくれなくなるので、今から注意して管理していきましょう。
今の若い人はテレビや漫画を読みながら、ダラダラとお菓子を食べ、困ったことに最近では、ご飯とおかずという食事の代わりにお菓子を食べる若い女性も増えていると言います。

私も臨床で若い女性の患者さんの食事内容を聞くとおどろくことが多いです。

 

まずは3食の食事をしっかりが基本です!
もしおやつを与えるのでも、なるべく、糖分の少ないものがベスト。
できれば季節の果物、無添加のおせんべい、穀物を使ったビスケットまたは焼き芋などを少量ずつ与えるのが良いでしょう。

 

 

うちの子どもは今3歳ですが、チョコレートやアイスクリームはいまだに食べたことがありません。
食べたとしても果物やただ焼いただけのお煎餅、または米粉やカボチャや栗の粉で作ったようなビスケットを食べています。
他のお菓子を知らないので、素朴な味でも本当に美味しそうに食べています。
正常な味覚を持っているということもとても大事なことです。

そうやって、私たちの目の届く時期には、なるべく子どもをお菓子の害から守ってあげたいと思います。

 

カイロプラクター/アプライドキネシオロジスト
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子どもに良い食事と栄養【 part1】背が高くなりたい子どもたちへ

女の子の身長を測っているあ母さん|不妊治療HP

みなさん、こんにちは^^。

ママミーツベビ院長の小菅一憲(カズ先生)です。

 

背を伸ばしたかったら、牛乳をたくさん飲みなさい。

 

誰もが一度は言われたことがある言葉ではないでしょうか。
ところが最近の研究では、牛乳が実際の背の高さに影響を与えるものでないことがわかりました。
身長を決めるのはやはり遺伝子なのだそう。
これには、ちょっとショックを受けるお子さんもいると思いますが、身長に必要な栄養素というのもあります。

それはタンパク質と亜鉛です。

幼児が牛乳を飲むリスクについてはこちら↓

 

 

 

 

離乳食からの亜鉛のすすめ

 

亜鉛はタンパク質合成に不可欠

亜鉛は、このblogでも何度か登場してきていますが、免疫系や生殖機能を強化するミネラルと言われていますね。
またもう一つ「酵素」の働きを活性化させる役割も持っています。DNAやタンパク質合成に働く酵素、細胞や組織の代謝に関わる酵素、ホルモン分泌に関わる酵素など、200種類以上の酵素のパートナーとして働いているのです。

そのなかでもとくにタンパク質の合成には欠かせない存在でもあるのですね。

亜鉛が不足すると、細胞分裂に影響が出て、皮膚炎や脱毛、爪の異常、味覚や嗅覚異常などの症状が現れます。細胞分裂が盛んな成長期の子どもの場合、亜鉛欠乏が長期間続くと発育が阻害されることもあります。
生後6ヵ月までは、母乳や粉ミルクに亜鉛が含まれているので欠乏症の心配はありません。その後、離乳食が始まってからは意識して亜鉛を摂るようにしましょう。

 

 

亜鉛お勧めの供給源

もっとも良い供給源は、レバーや赤身の肉、魚。乳製品、豆類、全粒粉パン。
うまく工夫して摂っていきたいものです。
逆に果物、野菜、精製穀類を使った食品に含まれる量はゼロと言ってもよく、加工食品に含まれる添加物や穀類に含まれるフィチン酸などは、亜鉛の吸収を阻害し体外に排出させてしまいます。

こう考えると食事のバランスが非常に重要だということがわかるでしょう。

ちなみにサプリメントも有効ですが、亜鉛の摂り過ぎはヘモグロビンの生成に必要な銅の吸収を阻害するので、亜鉛と銅がセットになったサプリメントかマルチミネラルなどのものを利用しましょうね。

 

 

 

 

カルシウムの貯蔵量を増やす!

 

10代で骨密度が極端に低い子どもが増えている!?

さて、もう一つカルシウムの話もしておきましょう。
背は伸びないといっても、カルシウムは強い骨と歯を作るのに欠かせない栄養素であることは間違いありません。
カラダの中にあるカルシウムは、その99%が骨や歯の成分なのです。

これを「貯蔵カルシウム」と呼びます。
残り1%は血液や筋肉などに存在しています。こちらは「機能カルシウム」といって、細胞の働きに関係しています。

血液中のカルシウム濃度は非常に厳重に守られているので、少なくなると、骨の中に貯蔵されていたカルシウムが使われ、骨密度が低くなります。これが続くと骨がもろくなり、ひどくなると骨粗鬆症が起きてしまうのですね(骨粗鬆症に関してはこちらをご覧ください)。
また、最近では10代なのに骨密度が極端に低い子供が増えているそうです。同じ場所を何度も骨折する子もいることにはビックリしますが・・・。

 

体重3kgの新生児の体内には約30gのカルシウムが貯蔵されています。カルシウムの貯蔵量は、身体が急激に発育する生後1年間にもっとも増え、その後も発育に合わせて増加しつづけます。
カルシウムの貯蔵率がピークを迎えるのは10代後半から20代後半まで。その時期が終わると、カルシウムは失われる一方で、毎日補給することで貯蔵量を維持できても、それ以上増やすことはできません。つまり、子供のころからティーンエイジャーの時期にかけてどれだけカルシウムを貯蔵したかによって、その後の骨密度が決まってしまうわけです。

 

 

カルシウムを含むお勧めの食材

カルシウムというとみなさんすぐに牛乳を思い浮かべると思いますが、牛乳嫌い、乳糖不耐症、牛乳アレルギーの子供にむりやり飲ませることはありません。
ちりめんじゃこ、ごま、大豆、ひじきなどからもしっかり補給することが出来ますし、こちらの方がお勧めです。

またカルシウムの吸収率を高めてくれるビタミンDの存在も重要です。
ビタミンDはキノコ類や赤身魚に多く含まれます。さらに日光に当たっても皮膚で生成されるので、紫外線の害が叫ばれる近年ですが、屋外で子供を遊ばさせるのもそれなりの意味があるのです^^。

またそもそも骨を強くするには、運動をして骨に適度に圧力をかけないと、骨細胞は「血液からもっとカルシウムを取り込むように」というシグナルを出しません。
骨を強くするためにも、ビタミンDを作るためにも、太陽の下で元気よく遊ばせたいものです。

 

最後にカルシウムをサプリメント摂るときの注意ですが、マグネシウムもセットで摂ることを意識してくださいね。
カルシウムとマグネシウムの体内バランスは非常に重要。
近年ではこのマグネシウム不足で身体に様々な不調を起こしている方もよく見かけます。

マグネシウムは心臓などの循環器と深い関係があるミネラル。
マグネシウムが不足すると体内のカルシウム濃度が高まり、狭心症や心筋梗塞、脳卒中を引き起こす危険が高まります。
さらに筋肉の収縮がスムーズにいかなくなったり、精神的にイライラして怒りっぽくなります。

カルシウムとマグネシウムの黄金バランスは、カルシウム2に対してマグネシウム1。
最近では1対1とも言われています。

 

さて、今日の話ではミネラルのバランスが本当に重要だということがわかったのではないでしょうか。

不足してもいけないし、多すぎてもいけない。
それが栄養なのです^^。

 

カイロプラクター/アプライドキネシオロジスト
小菅一憲

ママミーツベビ|不妊ケア専門 カイロプラクティック+栄養療法
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