子どもに良い食事と栄養【 part3】「ペットボトル症候群」

ペットボトルをラッパ飲みする女の子|不妊治療HP

みなさん、こんにちは^^。

ママミーツベビ院長の小菅一憲(カズ先生)です。

 

子供たちは、ジュースが大好きです。
喉が渇いたときや、おやつの時にも、さらには食事の時にすら、ごくごくと飲む子供もいます。
子供が欲しがるので、ついつい与えてしまうジュース(炭酸飲料、清涼飲料)にどれだけ砂糖が入っているか、考えてみた事はあるでしょうか?

 

たとえば1.5ℓのペットボトルのジュースの中には、およそ150gの砂糖が入っています。ファーストフードで出されるコーラのラージサイズには、約100g。ティースプーン1杯が約2.5gなので、それぞれ飲み干すとスプーン60杯と40杯分の砂糖を飲んだ事になります。
冷たくすると甘さを感じにくくなりますが、実際は8〜13%くらいの糖分が含まれています。
そう考えると怖くないですか?

 

前回のおやつの怖さを語ったblogはこちら↓

 

 

 

 

ペットボトル症候群とは

 

砂糖の大量摂取がキレる子どもを作る!?

大量の砂糖がカラダの中に入ると、どうなるでしょう。
同じ糖分でも、ご飯から摂るデンプン質は分子構造が複雑なため、体内で分解・吸収されるのに時間がかかります。
ところが、ジュースの砂糖は精製されているものがほとんどなので、吸収率は早く、大量に飲むと急激に血糖値を上げることになるのです。

急激に上がった血糖値を下げようとして、膵臓はインスリンという血糖値を下げるホルモンを大量に分泌します。すると今度は急激に血糖値が低下し、反動で低血糖症を引き起こしてしまうのです。

これは一種の発作で、いきなりキレる、イライラする、ひどい場合には意識を失うといった症状が現れます。

 

このような一連の反応は、ジュースの飲み過ぎが引き起こすので、「ペットボトル症候群」と言われています。

 

 

砂糖の摂取はビタミンB不足を引き起こす!?

さて、大量の糖分を摂ると他にも悪いことがあります。
糖分を代謝するビタミンB1が追いつかなくなるのです。
ビタミンB1には、脳の働きを活発にして精神を安定させる効果もあるので、不足すると、これがイライラの原因にもなることが考えられます。

またビタミンB1が不足して、糖分が正常に代謝できなくなると、脳や体内に「乳酸」という疲労物質がたまりやすくなります。これがダルさにつながる可能性もあるのですね。

 

最近、疲れたという口癖とともにダラダラする子供が増えていますが、まさにこのビタミンB1不足かもしれません。ビタミンB1は、焼き海苔、ごま、大豆、ほうれん草、豚ロースなどに多く含まれますので、毎日の食事にプラスしてみてはいかがでしょう?
またビタミンB群は水溶性なので、多く摂っても必要な分量以外は体外に排出されてしまうので、毎日コンスタントに摂取することが大切です^^。

 

 

 

 

砂糖と毒を入れないこと

 

砂糖いっぱいの清涼飲料水をやめよう!

最近、夏になるとテレビでも「ペットボトル症候群」が話題に上がることがありました。

私の患者さんでも夏になって、冷たい飲み物の飲み過ぎやアイスクリームなどを食べ過ぎてカラダを壊している方がいます。
まずは清涼飲料水をやめることから始めてみてください。
とくに子供は、お砂糖が大好きです。何も指導しなければジュースばかり飲んでしまいます。早い段階から、できればジュースは飲まない、のどが渇いたときはできるだけ水かお茶を飲むように習慣づけましょう。もしジュースをやめられなければ、一日の量をしっかり決めるべきです。

 

子供の頃からのこうした指導が、将来子供のメタボリックシンドロームやその他病気の予防になります。
子供の元気な未来はあなたが作るのです。
もしあなたも同じように、清涼飲料水を飲んでいるようだったら、是非今日から変えてみましょう。

砂糖を摂らない生活がどれだけすばらしいかは、それを経験した人でしか語れません。
さあ、チャレンジです^^。

 

 

安易に使わないで!そのペットボトルが危ない!

最後にもう一つ大事なこと。

ペットボトルは、いわゆるプラスチック製品、BPA(ビスフェノールA)が含まれています。
BPAは環境ホルモンと言われていて、甲状腺の異常やガン、前立腺の異常、不妊、脳や神経の異常に関わります。もちろん副腎疲労にも。
なるべく身体の中に入れたくない合成樹脂の成分なんです。
みなさんご存知でしたか?

アメリカでは子ども用の水筒にBPAを使用してはいけないという規制すらあります。

そんなBPAを含むペットボトルに入った飲み物をコンビニで買うよりは、しっかりとした水筒にお水やお茶を入れて持ち歩くようにするのが健康にもそして環境にもベストですね^^。
私も水筒を持ち歩くようにしています。
お子さんにも是非そうしてみてくださいね。

 

カイロプラクター/アプライドキネシオロジスト
小菅一憲

ママミーツベビ|不妊治療専門 カイロプラクティック+栄養療法
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