子どもに良い食事と栄養【 part1】背が高くなりたい子どもたちへ

女の子の身長を測っているあ母さん|不妊治療HP

みなさん、こんにちは^^。

ママミーツベビ院長の小菅一憲(カズ先生)です。

 

背を伸ばしたかったら、牛乳をたくさん飲みなさい。

 

誰もが一度は言われたことがある言葉ではないでしょうか。
ところが最近の研究では、牛乳が実際の背の高さに影響を与えるものでないことがわかりました。
身長を決めるのはやはり遺伝子なのだそう。
これには、ちょっとショックを受けるお子さんもいると思いますが、身長に必要な栄養素というのもあります。

それはタンパク質と亜鉛です。

幼児が牛乳を飲むリスクについてはこちら↓

 

 

 

 

離乳食からの亜鉛のすすめ

 

亜鉛はタンパク質合成に不可欠

亜鉛は、このblogでも何度か登場してきていますが、免疫系や生殖機能を強化するミネラルと言われていますね。
またもう一つ「酵素」の働きを活性化させる役割も持っています。DNAやタンパク質合成に働く酵素、細胞や組織の代謝に関わる酵素、ホルモン分泌に関わる酵素など、200種類以上の酵素のパートナーとして働いているのです。

そのなかでもとくにタンパク質の合成には欠かせない存在でもあるのですね。

亜鉛が不足すると、細胞分裂に影響が出て、皮膚炎や脱毛、爪の異常、味覚や嗅覚異常などの症状が現れます。細胞分裂が盛んな成長期の子どもの場合、亜鉛欠乏が長期間続くと発育が阻害されることもあります。
生後6ヵ月までは、母乳や粉ミルクに亜鉛が含まれているので欠乏症の心配はありません。その後、離乳食が始まってからは意識して亜鉛を摂るようにしましょう。

 

 

亜鉛お勧めの供給源

もっとも良い供給源は、レバーや赤身の肉、魚。乳製品、豆類、全粒粉パン。
うまく工夫して摂っていきたいものです。
逆に果物、野菜、精製穀類を使った食品に含まれる量はゼロと言ってもよく、加工食品に含まれる添加物や穀類に含まれるフィチン酸などは、亜鉛の吸収を阻害し体外に排出させてしまいます。

こう考えると食事のバランスが非常に重要だということがわかるでしょう。

ちなみにサプリメントも有効ですが、亜鉛の摂り過ぎはヘモグロビンの生成に必要な銅の吸収を阻害するので、亜鉛と銅がセットになったサプリメントかマルチミネラルなどのものを利用しましょうね。

 

 

 

 

カルシウムの貯蔵量を増やす!

 

10代で骨密度が極端に低い子どもが増えている!?

さて、もう一つカルシウムの話もしておきましょう。
背は伸びないといっても、カルシウムは強い骨と歯を作るのに欠かせない栄養素であることは間違いありません。
カラダの中にあるカルシウムは、その99%が骨や歯の成分なのです。

これを「貯蔵カルシウム」と呼びます。
残り1%は血液や筋肉などに存在しています。こちらは「機能カルシウム」といって、細胞の働きに関係しています。

血液中のカルシウム濃度は非常に厳重に守られているので、少なくなると、骨の中に貯蔵されていたカルシウムが使われ、骨密度が低くなります。これが続くと骨がもろくなり、ひどくなると骨粗鬆症が起きてしまうのですね(骨粗鬆症に関してはこちらをご覧ください)。
また、最近では10代なのに骨密度が極端に低い子供が増えているそうです。同じ場所を何度も骨折する子もいることにはビックリしますが・・・。

 

体重3kgの新生児の体内には約30gのカルシウムが貯蔵されています。カルシウムの貯蔵量は、身体が急激に発育する生後1年間にもっとも増え、その後も発育に合わせて増加しつづけます。
カルシウムの貯蔵率がピークを迎えるのは10代後半から20代後半まで。その時期が終わると、カルシウムは失われる一方で、毎日補給することで貯蔵量を維持できても、それ以上増やすことはできません。つまり、子供のころからティーンエイジャーの時期にかけてどれだけカルシウムを貯蔵したかによって、その後の骨密度が決まってしまうわけです。

 

 

カルシウムを含むお勧めの食材

カルシウムというとみなさんすぐに牛乳を思い浮かべると思いますが、牛乳嫌い、乳糖不耐症、牛乳アレルギーの子供にむりやり飲ませることはありません。
ちりめんじゃこ、ごま、大豆、ひじきなどからもしっかり補給することが出来ますし、こちらの方がお勧めです。

またカルシウムの吸収率を高めてくれるビタミンDの存在も重要です。
ビタミンDはキノコ類や赤身魚に多く含まれます。さらに日光に当たっても皮膚で生成されるので、紫外線の害が叫ばれる近年ですが、屋外で子供を遊ばさせるのもそれなりの意味があるのです^^。

またそもそも骨を強くするには、運動をして骨に適度に圧力をかけないと、骨細胞は「血液からもっとカルシウムを取り込むように」というシグナルを出しません。
骨を強くするためにも、ビタミンDを作るためにも、太陽の下で元気よく遊ばせたいものです。

 

最後にカルシウムをサプリメント摂るときの注意ですが、マグネシウムもセットで摂ることを意識してくださいね。
カルシウムとマグネシウムの体内バランスは非常に重要。
近年ではこのマグネシウム不足で身体に様々な不調を起こしている方もよく見かけます。

マグネシウムは心臓などの循環器と深い関係があるミネラル。
マグネシウムが不足すると体内のカルシウム濃度が高まり、狭心症や心筋梗塞、脳卒中を引き起こす危険が高まります。
さらに筋肉の収縮がスムーズにいかなくなったり、精神的にイライラして怒りっぽくなります。

カルシウムとマグネシウムの黄金バランスは、カルシウム2に対してマグネシウム1。
最近では1対1とも言われています。

 

さて、今日の話ではミネラルのバランスが本当に重要だということがわかったのではないでしょうか。

不足してもいけないし、多すぎてもいけない。
それが栄養なのです^^。

 

カイロプラクター/アプライドキネシオロジスト
小菅一憲

ママミーツベビ|不妊ケア専門 カイロプラクティック+栄養療法
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