妊活・妊娠するための食事と栄養【 part12】|お母さんと赤ちゃんのための「カルシウム」

3匹の鮮魚|不妊治療HP

みなさん、こんにちは^^。

ママミーツベビ院長の小菅一憲(カズ先生)です。

 

カルシウムが、骨や歯の材料であるということはみなさんもご存知だと思います。
もちろんカルシウムは赤ちゃんの発育にとっても欠かせません。
お腹の赤ちゃんは、お母さんから30gものカルシウムをもらって生まれてきます。
そして出産後は授乳を通して毎日210mgのカルシウムをもらっているのです。

ということは、お母さんの身体からそれだけのカルシウムを赤ちゃんにプレゼントしているということなので、その分補給しておかないと当然お母さんがカルシウム不足になってしまいます。
妊娠中のカルシウム不足は、お腹の赤ちゃんよりも、むしろ母親に影響を与えると言われています。

 

実際、出産回数が増えるにつれて、骨粗鬆症の発生率も増えるというデータもあります。

 

 

またカルシウムは安産にも欠かせません。子宮内で赤ちゃんが丈夫に育ったとしても、分娩のときに骨盤の形がしっかりしていなければ安産にはなりません。
骨盤を変形させずに産道を広げ、赤ちゃんが無事に通ることができるようにするのも、カルシウムの働きです。
もちろんカイロプラクティックによる骨盤ケアも有効ですよ^^。

その他、カルシウムは骨や歯をつくる以外に、自律神経の調整、筋肉や毛細血管の収縮、弛緩ともかかわっています。またイライラするのはカルシウム不足と言われるように精神面にも影響が出ます。
妊娠中のイライラや不眠、妊娠中毒症、腰痛、高血圧症の予防、規則正しい陣痛にもカルシウムは役立ちます。
妊娠後期にプレママを襲う「こむらがえり」もカルシウム不足が原因と言われています。

 

 

 

 

カルシウムだけでなく、マグネシウムも一緒に摂ることが何より大切!!

 

さて、妊娠・出産に向けてカルシウムを摂るのが大切だということは、わかったと思います。

カルシウムというと「牛乳」を思い浮かべる人が多いと思いますが、牛乳はカルシウム補給としては、栄養のバランスが悪く適していません。
また牛乳だけで必要量を摂ろうと思うと、1日900mlも飲まなければなりません。1リットルの牛乳パック、ほとんど1本分です。それだけ飲んでも体内での吸収率は50%なので、半分はムダになってしまうのです。
カルシウムは、牛乳を飲むのなら、チーズやヨーグルトの方がまだ良いです。また海藻類や骨ごと食べれる小魚、納豆や豆腐、ほうれん草にも含まれています。牛乳に偏ることなく、いろんな食品から摂るようにしていきましょう。

 

そして、カルシウムを摂るときに注意しなければならないことがあります。
それは、マグネシウムと一緒に摂るということ!!

 

 

カルシウムとマグネシウムは身体の中でバランスを摂っている重要なミネラルです。
両者のバランスは1対1がベストです(ちなみに牛乳はカルシウムとマグネシウムのバランスが10対1)。このバランスが崩れてカルシウムの比率が高過ぎると、狭心症や心筋梗塞などを引き起こすので、それを予防するマグネシウムを一緒に摂ることは必須です。

食事を摂るときは、是非、カルシウムと同時にマグネシウムもとるように心掛けて下さい。
またサプリメントの場合もマグネシウムが含まれたカルシウム剤を摂るようにしましょうね^^。

成人女性に必要な最低限のカルシウム量は、1日600mgと言われています。妊娠中には900mg、授乳中には1100mgが理想ですね。

 

 

なお、カルシウムはオリゴ糖、クエン酸などと一緒に摂ると吸収率が高まります。
またビタミンDはカルシウムの吸収を高めるので、ビタミンDを含む食品はもちろん、日に当たって体内でしっかりとビタミンDを合成してあげることも大事になりますね。

赤ちゃんに十分なカルシウムを与え、なおかつお母さんがカルシウム不足にならないように上手にカルシウムを摂っていきましょう!

 

カイロプラクター/アプライドキネシオロジスト
小菅一憲

ママミーツベビ|不妊治療専門 カイロプラクティック+栄養療法
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妊活・妊娠するための食事と栄養【 part11】|摂取量に注意しよう!「ビタミンA」

美味しそうな葉付きの人参|不妊治療HP

みなさん、こんにちは^^。

ママミーツベビ院長の小菅一憲(カズ先生)です。

 

今日はビタミンAについてのお話です。

ビタミンAにも子宮環境を整える働きがあります。
ビタミンAには細胞の増殖や分化、とくに骨や神経系の分化や形態形成に深くかかわっています。胎児期は活発な細胞の分裂と分化がおこなわれているので、出生後よりもより多くのビタミンAが必要な期間となります。
そのためほかの栄養素が十分であっても、ビタミンAの欠乏で赤ちゃんの成長に影響が出やすくなり、粘膜が弱くなって感染症になりやすいという報告もあります。

 

さて、このビタミンA、たしかに大事な栄養素なのですが、過剰症も心配されるビタミンでもあります。
身体に良いサプリメントも、過剰に摂ると毒になる場合もあるということなのです。

ビタミンAには過剰摂取で、新生児の奇形発症率が上がることがわかっています。
とくに、器官形成期にあたる妊娠3ヵ月までの大量摂取が問題になります。
ビタミンAが構造を変えた「誘導体」やビタミンAの化学合成により生じた「異性体」には催奇形性のあるものが報告されているのです。
皮膚角化症や乾癬治療に使うビタミンA誘導体やニキビ治療に用いられるビタミンA誘導体は、妊娠中はもちろん妊娠前に用いられるのも禁忌とされています。

 

 

 

 

妊婦さんのビタミンAを摂取するときの注意点

 

厚生労働省も注意を促していて、平成7年には、妊娠3ヵ月以内の女性、または妊娠を希望する女性はビタミンAの過剰摂取に注意するよう通知を出しています。
また医薬品であるビタミン剤も合成のビタミンAを含んでいる場合は、大量投与は控えるようになっているのです。

 

こうなると、ビタミンAに対してどうすれば良いのかわからなくなりますよね。
大丈夫です。
問題となるのは、本人がサプリメントで大量摂取した場合です。

妊婦のビタミンAの摂取上限は1日5000IU(国際単位)です。平成11年度の国民栄養調査によると、日本人の平均的な摂取量は1日2803IU。また栄養所要量に定められたビタミンA必要所要量は、妊婦の場合で1日2000IU。この数字を見ると「質のいい食事」をしていれば、ビタミンA欠乏症になることがないとわかります。

 

過剰摂取となるのは、栄養補給剤の摂り過ぎである場合がほとんどです。
サプリメントやビタミン剤は必ずビタミンAの含有量をチェックして、食事内容と照らし合わせて「今日はAを十分摂ったな」と思ったら、サプリメントはお休みしましょう。

またそのサプリメントが合成であるか天然食品を原料としたものかによっても違います。自然界に存在する天然のビタミンAには催奇形性はないとも考えられています。
サプリメントで摂取する場合は、こういう点も注意したいですね。
天然の素材でできた良質のサプリメントを選びましょう。

 

 

また一番のオススメは、β-カロテン(体内でビタミンAに変化する)という形で摂ることです。
ビタミンAはレバーなどの動物性食品には「レチノール」として含まれ、ニンジンなどの植物性食品には「カロテン」として含まれています。β-カロテンは後者の代表です。
レチノールは、大量に摂ると過剰症を起こすことがありますが、カロテンは体内で必要な分量だけがビタミンAに変化するので、神経質になる必要はありません。

通常毎日の食事だけで摂っている場合は過剰症になることはありません。
気になる人は、上限を守りつつβ-カロテンの形で摂りましょう^^。

 

 

<ビタミンA(レチノール)を多く含む食品>

あゆ(うるか)、やつめうなぎ(干しやつめと生)、うなぎ(蒲焼)、うなぎ(肝)、牛(肝臓)、ぎんだら(生)、鶏(肝臓)、豚(肝臓)、あんこう(肝)

<ビタミンA(β-カロテン)を多く含む食品>

にんじん、ほうれん草、春菊、小松菜、かぼちゃ、ブロッコリー、モロヘイヤ

 

カイロプラクター/アプライドキネシオロジスト
小菅一憲

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妊活・妊娠するための食事と栄養【 part10】|お母さんと赤ちゃんの味方になってくれる「妊娠ビタミン」とは!?

美味しそうなアーモンド|不妊治療HP

みなさん、こんにちは^^。

ママミーツベビ院長の小菅一憲(カズ先生)です。

 

今日はビタミンEのお話をします。
ビタミンEというと、抗酸化ビタミンや血流を良くするビタミンとして知られていますよね^^。
しかし、実は妊娠にも大事なビタミンで、まさに「妊娠ビタミン」とも呼ばれているのです。

 

ビタミンEは抗不妊作用があるとして1922年に発見されました。脱脂粉乳で育てていたラットが不妊になってしまうことがわかり、その原因をつきとめるべく、さまざまなものをラットに食べさせて、妊娠するかどうかを調べた実験があるようです。
そしてその過程で発見されたのが、ビタミンEというわけなのですね。
不妊治療に排卵誘発剤とこのビタミンEを併用すると、妊娠率が上がるという報告もあります。
またビタミンEには、妊娠体質をつくる作用として、排卵の促進、卵巣重量の増加、ホルモン調節などがあげられます。月経周期を正常にする働きもあるので、生理がこない、きても無排卵といった月経異常の方の治療にも使われています。

すごいですねビタミンE。
まさにお母さんと赤ちゃんの味方になってくれる「妊娠ビタミン」かもしれません。

 

 

 

 

高齢出産の見方「ビタミンE」

 

最近、高齢出産が増えています。
いまや妊婦が10人集まれば、1人は高齢出産と(35歳以上の出産)と言われる時代です。
このblogを読んでいる方にも35歳を過ぎてからの出産を望んでいる方も多いのではないでしょうか。

高齢出産には、経済的に余裕があることや母親が精神的に成熟しているというメリットがありますが、同時に残念ながら、体力不足や老化などのデメリットもありますよね。
高齢出産は、妊娠中毒症になる率や初産の場合の帝王切開率、流産率、先天異常のダウン症の発生率などが上がるというリスクもあります。

でも落ち込んでいてはいけません。
栄養面、体力づくりの面で努力すれば、異常妊娠のリスクを下げることもできるのです。

 

そこで登場するのがビタミンEなのです!
もちろん高齢のプレママの食事も、基本的には若いプレママのものと変わりありませんが、ビタミンEを多めに摂ることをおすすめしたいのです。

 

 

ビタミンEにはみなさんもご存知の血流を良くする、毛細血管を拡張させる働きもあります。年齢とともに血管や身体の組織が硬くなり、血流が悪くなっているので、ビタミンEを補給して、まず血流を改善しましょう。
全身くまなく血液の流れが行き届けば、身体に取り入れた栄養素もくまなく運ばれていきます。新陳代謝ももちろん活発になるのです。
妊娠時には、胎盤の血流も促進してくれます。そのため、赤ちゃんに十分な酸素や栄養が届きやすくなりますね。
また、出産時には、赤ちゃんが産道を通る間の酸欠を予防する働きがあります。
その他ホルモン調節作用と乳腺の血流促進作用で、母乳の出をよくする効果も期待できるのです。

そしてもうひとつがビタミンEの抗酸化作用です。
抗酸化とは今アンチエイジングで盛んにいわれていますが、酸化とは身体のいわゆるサビ。この酸化が脳や血管、内臓に起こっていくと、老化につながるというわけです。
卵子にももちろん酸化は起こります。

是非とも、アンチエイジングのためにビタミンEを補給したいですね。

ちなみに、もう一つおまけ情報。
私たちカイロプラクティック(AK)の中では、逆子の予防にもビタミンEが有効と言われています^^。

 

 

ビタミンEを多く含む食品は、アーモンド、落花生、ヘーゼルナッツ、ニジマス、ウナギ蒲焼、カボチャ、鮎、アボガドなどです。

間食に少しアーモンドやナッツ類を食べるだけでも気軽にビタミンEを補給できるので、是非試してみて下さいね^^。

 

カイロプラクター/アプライドキネシオロジスト
小菅一憲

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妊活・妊娠するための食事と栄養【 part9】|つわりの原因は「ビタミンB6」不足だった!?

ママが赤ちゃんを抱き寄せて笑顔で見つめ合っているところ|不妊治療HP

みなさん、こんにちは^^。

ママミーツベビ院長の小菅一憲(カズ先生)です。

 

前回のblogでは「葉酸」を紹介しました。
ビタミンB群でもう一つ大事な栄養素がビタミンB6です。

 

食欲がない、胸がむかつく、匂いが気になる、食べ物の好みが変わる、吐き気がする。さまざまな症状を伴うつわりは、とても辛いものです。
妊娠中、つわりに悩まされる方はビタミンB6欠乏の場合が多く、B6をとってもらうとつわりが改善するケースがよくあります。

つわりは個人差はありますが、妊娠5~6週から起こり、12~16週で自然におさまることが多いようです。
妊婦の約7割にみられますが、まったく起こらない人もいるので不思議と言えば不思議ですよね。しかし、この時期は赤ちゃんがどんどん大きくなっていくので、お母さんがつわりで食べられなくなると赤ちゃんも栄養不足になってしまいます。
つわりの原因については、ホルモン濃度の急激な変化、低血糖、胎児が血液を奪っていくなど、いろいろな説があります。いずれにしても、症状が軽ければ栄養障害を心配することはありません。

 

 

 

 

母乳のB6が不足すれば、赤ちゃんの夜泣きも激しくなる!?

 

そしてこのつわりに、ビタミンB6の不足が関係しているといわれているのです!

 

妊娠すると尿に「キサンツレン酸」という物質が多く排出しますが、つわりや妊娠中毒症のひどい人は、これがとくに多いという統計があります。
キサンツレン酸が増加するのは、ある種のアミノ酸代謝異常が原因と言われますが、この代謝異常はビタミンB6不足により引き起こされます。
ビタミンB6は、たんぱく質や脂肪の代謝、神経の刺激伝達のアミノ酸生成などに必要な栄養素です。

またビタミンB6は身体の中では、様々な酵素に関わる大事な栄養素とも言われていますが、脳の神経伝達物質の原料としても重要で、不足すると落ち着きがなくなったり、イライラしたりします。
授乳中のお母さんがB6欠乏になると、母乳に含まれるB6も減ってしまうため、赤ちゃんの落ち着きがなくなったり、夜泣きが激しくなることもあります。
逆にお母さんにB6欠乏がなければ、赤ちゃんは夜もすやすや眠ってくれて、子育てがとても楽になります。

ビタミンB6はお母さんと赤ちゃんのメンタル面にも役立つ栄養素と言えますね^^。

 

 

B6を多く含む食品は、鶏肉、まぐろ、サケ、タイ、にんにくなど。
匂いや味に敏感になっている時期には、ちょっとヘビーかもしれませんね。

もちろんサプリメントで補うことも可能です。
前回同様、ビタミンB群はお互いに助け合って働くので、B6単体ではなく、マルチビタミンやBコンプレックスで補いましょう。

 

カイロプラクター/アプライドキネシオロジスト
小菅一憲

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妊活・妊娠するための食事と栄養【 part8】|先天性異常を防ぐ「葉酸」

座っている無垢な可愛い赤ちゃん|不妊治療HP

みなさん、こんにちは^^。

ママミーツベビ院長の小菅一憲(カズ先生)です。

 

鉄、亜鉛に続いて、今日も大事な栄養素です。
その名も「葉酸」!
「葉酸」はビタミンB群の一種ですね。

 

 

ビタミンB1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチンをまとめてビタミンB群といいますが、このビタミンB群は、それぞれのビタミンが相互に協力し合って働くため、まとめて扱うことが多いのです。

さて、この中でも妊娠に関わる栄養素として重要なのは、葉酸とB12、B6、ビオチンです。
今日はこの中でも「葉酸」を中心にお話していきます。

 

 

先ほども述べたように、葉酸(Folic Acid)はビタミンB群の仲間です。
ほうれん草の葉の成長因子ということから、この名前がつきました。遺伝子に関わるビタミンで、欠乏するとDNAの形成、細胞分裂や成長が阻害されます。これは、細胞分裂を繰り返しながら成長を続けていく胎児にとってたいへんなダメージになります。
このテーマでも少し書きましたが、葉酸欠乏は胎児の「神経管閉鎖障害」を引き起こすとも言われています。これは中枢神経系の病気なのですが、葉酸が極端に不足している状態は、脊椎や脳がうまくつくられず、最悪の場合「二分脊椎」や「無脳症」につながる恐れがあります。日本での発生率は、1万人に6人の割合。一見少なく思えるかもしれませんが、調査では日本でも発生率が増えていることがわかっており、注目を集めています。

 

そして、この障害が発生するのは、妊娠4週目までの時期です。
この時期、まだ妊娠したことに気づいていない人もいるのではないでしょうか。それを考えると妊娠する前から葉酸をしっかり取っておくべきなのです。

またその他に葉酸は、赤ちゃんの脳の発育を助けたり、神経をつくる働きがあります。そのため、脳がつくられる時にも葉酸は不可欠なのですね。
赤ちゃんの脳も、妊娠6週目までには神経の大半ができあがってしまいます。
6週目というと、妊娠してから1ヵ月半くらいの頃。しかし、この時期に葉酸欠乏があると、赤ちゃんの脳の発育に影響を与えてしまうわけです。

どちらにしても妊娠前から葉酸を不足しないようにした方が良さそうですね。

 

 

 

 

葉酸は妊娠してからではなく、妊娠する前から摂取するのがポイント!

 

アメリカでは1992年という早い時期に、政府が「妊娠可能な年齢にあるすべての女性」に対して、1日0.4mgの葉酸摂取を呼びかけています。
FDA(Food & Drug Administration/食品医薬品局)によって、シリアルやパンに葉酸を添加することも義務づけられています。
日本でも葉酸については、大分メジャーになってきました。

アメリカに遅れること2000年になって、厚生労働省が「神経管閉鎖障害の発症リスクを低減させるために、妊娠1カ月以上前から妊娠3カ月までの間、葉酸の摂取が必要である」と保健所などの関係機関に対して通知を出し、全国の都道府県、医師会に対し、妊娠可能な全女性に葉酸の積極的摂取を呼び掛けるようにと勧告しました。
厚生労働省でも、アメリカと同じように妊娠を控えた女性に1日0.4mgの葉酸をとることをすすめています。

 

ここでも妊娠してからではなく、妊娠する前からというのがポイントでもあります。
赤ちゃんのために、妊娠前から積極的に摂るようにしましょうね。

 

 

さて葉酸は、緑黄色野菜、豆類、牛レバーなどに多く含まれています。ただし、たとえばほうれん草から0.4mgの葉酸を摂ろうとすると、40gも食べなければなりません。茹でれば茹で汁の中に流出してしまい、体内での吸収率も研究によると50%程度。
そうなると毎日コンスタントに、効率よく、必要量を摂取するにはサプリメントを利用するのが現実的かもしれません。

サプリメントを選ぶ時は、なるべく合成の葉酸ではなくて、天然成分のものを摂るようにしてくださいね^^。
ここでは詳しくはやりませんが、葉酸には日本で市販で売られている「folic acid(合成)」と「folate(天然)」のタイプがあります。
日本ではfolic acidを勧めているケースが多いのですが、実際には体内ではfolateの方が代謝されやすいため、私はこちらをお勧めします。
また遺伝的に葉酸の代謝酵素が人より働かない方は、葉酸の代謝過程にある別の形の葉酸を摂ってもらう方が良いでしょう。
詳しくは、お問い合わせくださいませ^^。

 

 

最後に葉酸は、赤血球の製造にも欠かせないビタミンですが、赤血球性貧血を防ぐためにも、同じ「造血ビタミン」でもあるビタミンB12をセットで摂ると良いと思います
1日の必要量は、成人男女で1日0.2mg。胎児が急速に成長を遂げる妊娠中の女性は、その2倍の0.4mgが必要とされます。

そしてもう一つビタミンB群のビオチンも紹介しましょう。
ビオチンも妊娠初期に必要な栄養です。妊娠中にビオチンが欠乏すると奇形が起きるという報告もあります。これも不足してはいけない栄養素の一つですね。

 

 

今日は、葉酸とB12、ビオチンのお話をしましたが、ビタミンB群はそれぞれが協力し合って働くため、サプリメントの場合、どちらにしても単体で摂るよりもビタミンB群という形で摂ってもらった方が良いと思います^^。
クリニックでは、ビタミンB群をベースで摂りながら、葉酸をプラスしていくことが多いです。

 

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妊活・妊娠するための食事と栄養【 part7】|赤ちゃんの成長を促す「亜鉛」

スプーンをぎゅっと握って眠っている可愛い赤ちゃん|不妊治療HP

みなさん、こんにちは^^。

ママミーツベビ院長の小菅一憲(カズ先生)です。

 

今日は「亜鉛」のお話です。

亜鉛というとみなさん何を思い浮かべますか?
男性の精力にも関わる栄養だというのはなんとなくわかりますか?
私なんかは、ストレスがかかると亜鉛補給しなきゃと思ってしまうのですが・・・。

 

 

亜鉛は、新しい皮膚を作ったり、免疫を高めたり、性機能にかかわったりと、様々な働きをするミネラルです。
成長、妊娠、授乳、治癒など、新しい細胞が必要な時期には、亜鉛の必要量も増えると言われています。とくに、一生の中でもっとも細胞分裂の盛んな胎児にとって、亜鉛は重要なミネラルともなります。
亜鉛は成長のめざましい乳幼児にとっても大切な成分で、母乳の亜鉛含有量が、人工乳に比べてずいぶん高いということは、なるほどそうした自然の摂理なのかもしれません。
その証拠に初乳には、出産後3か月過ぎた母乳の8倍もの亜鉛が含まれていると言われています。

 

 

亜鉛の吸収は、おなかの中から始まっています。赤ちゃんは28週目以降、急速に亜鉛を吸収しはじめます。このときお母さんの身体に亜鉛欠乏があれば、当然赤ちゃんも亜鉛欠乏になってしまいます。
もちろん妊娠時にも亜鉛は欠かせません。おなかに宿った赤ちゃんは、細胞分裂を繰り返しながらどんどん大きくなっていきますが、亜鉛はこの細胞分裂を促す働きがあるのです。
そのため、お母さんの身体に亜鉛欠乏があると、赤ちゃんの細胞分裂がうまくいかず、低体重、低身長、皮膚が弱くなるといった影響が出てきてしまいます。

また、亜鉛は鉄同様、粘膜をつくる材料になります。これは赤ちゃんが過ごす子宮の良い環境作りに欠かせないということでもありますね。

 

 

 

 

亜鉛が多く含まれた初乳を飲むとアレルギーになりにくい!?

 

亜鉛には皮膚を守る働きもあるので、赤ちゃんのアトピー性皮膚炎を防ぐためにも有効と言えるでしょう。
母乳で育てた赤ちゃんが、粉ミルクで育てた赤ちゃんに比べてアトピーになりにくいと言われているのはこのせい。
粉ミルクにも亜鉛は含まれますが、母乳の比ではありません。
とくに亜鉛が多く含まれる初乳は何よりも大事なものですね。
また初乳をしっかり飲んでいる赤ちゃんはアレルギーになりにくいとも言われているくらいです。

 

さて、このように赤ちゃんのために大事な亜鉛。この亜鉛は妊娠初期に非常に大事なものということになります。ということはいつ妊娠してもいいように女性はしっかり亜鉛を摂っておくべきだということなのです。

亜鉛欠乏は通常味覚障害といった形で出てきますが、これは口の中の味覚細胞と関わってきます。味覚細胞は比較的、短い周期で入れ替わっていますが、新しい細胞をつくろうとするとき亜鉛が足りないと細胞がうまくつくられません。その結果、味をうまく感じることができなくなってしまうのです。濃い味付けのものを好んだりしたら要注意ですよ~。

現代人はストレス社会に生きているので、男性も女性も亜鉛が欠乏しやすいと言われています。肌荒れがあったり、傷の治りが遅い、免疫力が落ちているなどのサインがあったら、味覚障害までいかなくても亜鉛の欠乏を疑ってもいいかもしれません。

 

 

また亜鉛は、男性にとっても大切なミネラルで、よく言われる精力増強にはもちろん、不足すると精子の生産量が減り、典型的な不妊のパターンに陥ってしまいます。
亜鉛を摂ることで、精子の数が増える、精子の運動量がアップするなどの効果も期待できるでしょう。これから妊娠を考えているカップルにとっては、知っておいて損はない栄養素の一つですね!

 

私の師匠であるDr.Portelliも不妊のカップルには、男女ともに必ず「亜鉛」を摂るように勧めています。
また女性には通常の量より多めに摂取してもらうように伝えていたのが印象的でした。
うちの奥さんも妊娠を目指していた頃は、亜鉛を頑張って摂っていましたよ^^。

 

 

亜鉛を多く含む食材は、牡蠣、牛赤身、豚レバー、スルメ、ウナギ蒲焼、イイダコ、貝類などです。
是非食事の中で亜鉛を取り入れていきましょう。

 

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妊活・妊娠するための食事と栄養【 part6】|プレママに必須の「鉄」

妊婦さんがお腹の上に手でハートを作っている写真|不妊治療HP

みなさん、こんにちは^^。

ママミーツベビ院長の小菅一憲(カズ先生)です。

 

妊娠する上で、ここ数年話題になっている放射能の影響は気になりますよね。
たしかに私たち大人に比べてまだ小さい子どもやお腹の中の胎児への影響は計り知れません。
日本だと関東圏内ではどこに逃げても影響はありますので、放射能の影響を軽減してくれるまたはそういう影響から守ってくれる対策を練っておくべきかもしれません。

放射能から身を守る方法の一つとして、大豆に含まれる「BBI」という機能成分があります。
1995年に、ドイツの研究チームによって、BBIには放射線によって損傷を受けるDNAの修復を刺激することが報告されています。
また2000年には同じくドイツで、大腸がんの放射線治療によって影響を受ける正常細胞のダメージの予防と、新たな細胞の増殖にBBIの摂取が有効であることも報告しているので、放射能から細胞のダメージを防ぐのに大豆を食べることは有効であることは間違いなさそう。

 

日本人で良かった^^。

前回の赤ちゃんを産むために一番大切な「たんぱく質」という点から考えても大豆は優秀なたんぱく質源です。

前回のblogはこちら↓

 

 

 

 

プレママに不足しがちな「鉄」

 

鉄は粘膜をつくる材料!

さて、ではでは、今日は妊娠と出産に必要な栄養素の続きをお話していきましょう。

たんぱく質についで重要なのが「鉄」です!
この鉄、まさにプレママに不足しがちな栄養素のひとつ。
よく知られた血液の主成分ですよね。
生理がある女性は鉄の摂取量より排出量が多くなるため、鉄欠乏の可能性が大きいと言えます。

 

鉄は粘膜をつくる材料になります。

あかちゃんにとって居心地のよい子宮環境をつくるとき、粘膜はクッションの役割を果たします。鉄欠乏で粘膜がうまくつくられないと、かたくて居心地の悪い環境になってしまいます。

女性に不足しがちな鉄は、赤ちゃんを産むために本当に大事な栄養素と言えるわけです。

 

 

1日の「鉄」必要量

では、どのくらいの量の鉄が必要なのでしょうか?
月経で毎月一定量の鉄を消耗してしまう女性は、男性以上に鉄が必要です。妊娠前であれば、必要量は1日2mgになり、妊娠中では胎児と胎盤の発育のために最低でも1日4mgは摂っておきたいものです。

 

その他の鉄の働きとして、みなさんがよく知っているものとしては、赤血球をつくったり、酸素を運ぶ役割がありますよね。とくに妊娠中のお母さんは自分の体内だけでなく、おなかの赤ちゃんにも酸素を届けなければならないため、赤血球の量が増えます。そのため、妊娠前の倍の量が必要になるとも言えるのです。

 

 

 

 

現代の女性は大半が潜在的な鉄欠乏!?

 

鉄欠乏貧血と低体重児、切迫早産との関係性

このように、プレママにとって大切な鉄ですが、現代の女性の大半が潜在的な鉄欠乏と言っても良い状態です。
もし鉄欠乏のまま、妊娠したりすると、お母さんだけでなく赤ちゃんも栄養不足になってしまいます。

 

お腹の赤ちゃんには、お母さんから優先的に鉄をもらう仕組みが備わっています。

そのため鉄が欠乏しているとお母さんの身体に負担がかかり、貧血になったり、心肥大を起こしたりするわけです。
また妊娠の経過とともに、循環血液量が増えることも貧血の原因となります。その量は、妊娠出産予定日近くで通常の40〜50%増しにもなると言われます。血液の急激な増加が赤血球の生産量を上回るため、血液が薄められて血中のヘモグロビン量が減ってしまうのです。妊婦の場合、ヘモグロビン濃度「g/dl」が11より低くなると貧血と診断されます。
もちろん赤ちゃんにとっても鉄欠乏は深刻。鉄欠乏により栄養がいきわたらないと、低体重や未熟児で生まれる可能性があります。

そしてこのような妊娠中の鉄欠乏によるひどい貧血は、切迫早産、子宮内胎児発育遅延、妊娠中毒症などの原因となるので早目に対処した方が良いでしょう。

 

 

鉄欠乏の症状とは!?

さて、この鉄欠乏は、身体に現れる症状でもわかります。
頭痛、肩こり、疲れやすいといった不定愁訴にはじまり、集中力や記憶力の低下、イライラなど、精神・神経症状すら出てくることもあります。

また女性にとっては美容への影響も見逃せないところ。
鉄には、肌のハリを保ったり、シミを防ぐ働きがあるので、鉄欠乏が深刻になると、肌が荒れて、シミもできやすくなり、広がります。また口のまわりにできるニキビや爪の割れ、口内炎、髪質低下、髪の抜けやすさ、湿疹が治りにくいなども鉄欠乏から起こると言われています。

 

実にさまざまな女性の悩みが、鉄に関わっていると思いませんか?

また骨の合成にも鉄が関わっているので、カルシウムだけでなく鉄がないとしっかりとした骨が出来ないと言えるでしょう。

 

 

機能鉄と貯蔵鉄の違い

鉄は体内のさまざまな場所に分布していて、成人の体内に4〜5g存在するといわれます。

そのうち6〜7割は血色素である「ヘモグロビン」の中に含まれています。これを「機能鉄」と呼びます。ヘモグロビンは身体のすみずみまで酸素を運ぶ、赤血球の成分です。その他の鉄は、血清鉄、組織鉄、フェリチンに含まれています。
フェリチンというのは「貯蔵鉄」。いわば鉄のストックですが、通常、肝臓や骨髄などに蓄えられ、コラーゲン繊維や脳の神経、酵素の材料として使われたり、粘膜の再生に役立っています。そして、女性ではこの貯蔵鉄が少ない人が多くみられるのです。
鉄が不足すると「鉄欠乏性貧血」となり、ヘモグロビンの量が減少します。ただ、そこに至る道のりはゆっくりとしたもの。入ってくる鉄が少なければ、身体は「貯蔵鉄」を徐々に食いつぶし、鉄不足を埋めていきます。
この過程で、だるい、朝起きられない、集中力不足などの症状が現れます。
鉄欠乏貧血の手前の段階を「潜在性鉄欠乏」、それよりも軽い段階を「前潜在性鉄欠乏」と呼んでいます。

 

貧血のレベルがどの程度なのかは、病院で血液検査をすればわかりますが、何も言わなければ「ヘモグロビン値」しか調べてくれないので、必ず「ヘモグロビン」「フェリチン=貯蔵鉄」「血清鉄」の3項目について検査を受けたいと自己申告すると良いでしょう。

 

 

動物性食品に含まれる「ヘム鉄」と植物性食品に含まれる「非ヘム鉄」

女性の方で、健康やカロリーを気にして肉食を控えていませんか?
そんな方はとくに鉄欠乏要注意です。
普段の食生活であまり肉食を取り入れてない人は、鉄欠乏になっているケースが多いのです。

ベジタリアンの方やマクロビオティックをやっている方はとくに注意が必要だと思います。どちらもの健康を考えたものでメリットもたくさんありますが、肉食を排除すると、慢性的なたんぱく質と鉄欠乏になってしまうと言えます。

鉄がとれる食材として、ほうれん草やプルーンを思い浮かべる人がいるかもしれませんが、鉄はもともと身体に吸収されにくい栄養素であり、ほうれん草やプルーンなどの植物に含まれている鉄は、吸収率が悪いとされています。
これに対し、レバーや赤身の肉、魚などに含まれる鉄は、身体への吸収率がとても良いです。

 

鉄には「ヘム鉄」と「非ヘム鉄」の2種類があります。
ヘム鉄は赤身の魚、赤身の肉、レバーなどに、非ヘム鉄はひじきやほうれん草などの緑黄色野菜、海藻類、豆類、卵などに含まれます。
体内での吸収率が高いのは断然ヘム鉄で、その割合は20〜30%。
対して非ヘム鉄は数%にすぎません。
鉄不足にはまさにヘム鉄が有効なのです!

 

 

鉄の吸収率をあげる食べ方

鉄の吸収率をアップさせる食べ合わせもあります。
まず前回も紹介した「たんぱく質」。たんぱく質は血液濃度を上げるためにも必要です。
鉄と効果的にとるなら、肉や魚を食生活に取り入れることはまさに必須と言えるでしょう。
そして貧血は「葉酸」「ビタミンB12」の不足が原因で起こることもあります。両方とも赤血球の生産にかかわる造血ビタミンなので、ぜひ鉄と一緒に摂るようにしましょう。またビタミンC、ビタミンB6、銅も鉄の吸収率をアップしてくれます。

ちなみに貧血予防にうってつけな食品ナンバーワンは、牛レバー。
吸収率が20%と高いうえに、ヘム鉄、たんぱく質、ビタミンB6、B12、葉酸、銅まで含んでいます。

 

鉄欠乏の代表的な症状は、頭痛、めまい、手足の冷えといったものですが、心当たりのある人は、妊娠できる体質になるため、そして赤ちゃんのためにも食生活に鉄を意識して取り入れましょう!
それだけで、体調が驚くほどよくなる人もたくさんいるでしょう。

 

 

鉄をサプリメントで摂取する際の注意点

栄養療法では、鉄をサプリメントで補給する場合は「ヘム鉄」で補うよう勧められます。
ひどい貧血がある場合は、このようなサプリメントは有効です。
ただし、摂取上限は守ってくださいね。鉄は1日25mg以上を長期にわたって摂り続けると疼痛、嘔吐、下痢、ショック状態などの中毒症状が現われることがあります。
また鉄が不足している場合は、ほかのミネラルも不足していることも多いので、私はさまざまなリスクを考えていくと「鉄」単体で摂るよりは「マルチミネラル」のサプリメントでバランスを取ることをお勧めしています。

 

当院では、鉄のサプリメントは「キレート鉄」というタイプを扱っています。
欧米では今「キレート鉄」が主流になってきています。

「鉄」は胃酸の酸と結びついて初めて吸収されるので、鉄を吸収するのにも胃の状態や胃酸の分泌状況は非常に関わってくるのですが、「キレート鉄」はその点を考えて作られています。
鉄に酸をキレートして(くっつけて)あり、吸収率をとても良くしているタイプのサプリメントです。

 

ちなみに鉄をサプリメントで補ってもあまり症状が変わらない、貧血症状が続いている方は、まず胃酸の状態、胃腸の栄養吸収がどうかという点を考えていくべきです。
胃酸の低下や消化状態が悪いだけでも、食べ物からの栄養吸収は半減してしまうことがあります。
この場合は、サプリメントで補うより、まず胃腸の消化吸収の機能を改善していくことが先決だと思います。

最後に・・・

鉄をサプリメントで摂取する際に一つ注意が必要なのは、腸内のカンジダ菌などに代表されるような菌類の繁殖につながるということです。
これらの菌は、金属を保有して自分の体を守りながら、繁殖する特徴があります。
腸内環境があまり良くない方やカンジダやイースト感染の可能性がある方は、直接単体で鉄を摂取することは控えた方が良いでしょう。

どうしてもという時は、マルチミネラルのタイプで摂取するか、dandelion(ダンデライオン)の葉や根などのサプリメントで補うと良いでしょう。

 

 

さて、「鉄」の話いかがだったでしょうか?
妊娠にとって、そして女性の健康にとって重要な栄養素であるということはわかって頂けたと思います。

もし気になる人は、栄養療法のクリニックや病院で、血液検査をしてフェリチンの値を測ってもらいましょう。そうすることで妊娠にかかわらず、早い段階から鉄欠乏に気付く事ができます。

 

カイロプラクター/アプライドキネシオロジスト
小菅一憲

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妊活・妊娠するための食事と栄養【 part5】|赤ちゃんのからだを作る大事な「たんぱく質」

妊婦さんが大きいお腹を手で触っている写真|不妊治療HP

みなさん、こんにちは^^。

ママミーツベビ院長の小菅一憲(カズ先生)です。

 

私たちが日々の生活を送るためにとっていく栄養と、お腹の中で赤ちゃんを育てるために必要な栄養は同じとはかぎりません。

 

前回も栄養を整えたら、妊娠できたというお話をしましたが・・・
妊娠しやすい身体、ママになるためには、赤ちゃんに必要な栄養をとって準備を整えておくことが必要です。
最近、とくに高齢出産が増えてきました。たしかに高齢になると妊娠しにくくなりますが、栄養を補うことで、妊娠の可能性を高めることができます。

前回のblogはこちら↓

 

赤ちゃんが欲しいとおもっている方やこれから産みたいと思っている方は、自分の身体に赤ちゃんのために必要な栄養をとることを意識してみてください。

 

 

 

 

妊娠しやすい体質作りのためには、まず「たんぱく質」を摂ろう!

 

たんぱく質は私たちの身体の材料

さて、今日は妊娠しやすい体質になるために一番欠かせない「たんぱく質」の話をしていきましょう。

 

たんぱく質は、私たちの皮膚や髪の毛、爪にはじまり、骨や血管、内臓にいたるまで、私たちの体をつくっている材料ともいうべきものです。また身体の中の酵素やホルモンなどもたんぱく質から作られます。
もちろん、赤ちゃんをつくるのにも最重要な栄養素なのは言うまでもありません。

妊娠してお母さんのお腹の中で3kgまで成長する赤ちゃんを育むには、普通以上にたんぱく質をとる必要があります。

 

 

 

 

元気な赤ちゃんの体作りと「たんぱく質」の重要性

 

1日に必要なたんぱく質量の違い

1日に必要なたんぱく質は、普通の人で体重1kg当たり1~1.5gが目安になります。これは体重50kgの人の場合、50~75gが必要ということになります。そして妊娠中の人は1日の必要量がさらに増えて体重1kg当たり1.2~2gです。
授乳中はさらに母乳にたんぱく質を11gほど分泌するため、この分をプラスしてとっておく必要があるのです。
生卵に含まれるたんぱく質は6.5gと考えると、すごい量ですよね。
またもし肉だけでとろうとしたら、1日/300gくらいはとらなければなりません。

 

それぐらい、妊娠しやすい体質作りと赤ちゃんの元気な体作りにたんぱく質は、必要ということです。

 

女性の中には、健康志向で「肉や卵のとりすぎはよくない」と考えてなるべく食べないようにしたり、豆腐や豆などの植物性たんぱく質ばかりとっている人が多くいますが、これでは妊娠や赤ちゃんに必要なたんぱく質量には、全く足りないということなのです。

肉や魚などの動物性たんぱく質は、植物性たんぱく質よりも有効利用されやすいメリットがあります。また、植物性たんぱく質も動物性たんぱく質と同時に食べることで、さらに相乗効果が高まります。
たしかに動物性たんぱく質には脂肪がつきものなので、太り過ぎに配慮すると食べ過ぎも考えるところはありますが、大抵日本の女性はたんぱく質不足なので、植物性も動物性もバランスよく食べてあげると良いでしょう。

 

しかし、これだけの必要量のたんぱく質をバランスよく摂取する献立は難しいと思います。
そこで、サプリメント。
これは、かなり助けになってくれると思いますよ。
サプリメントは、余分な脂肪摂取をしなくてすみ、プロテインの摂取量がわかるので、不足や摂り過ぎを把握できるメリットがあります。

製品を選ぶ際には、アミノ酸スコアをチェックしてみてくださいね。
100かその近似値で選んでいきましょう。

 

 

このように赤ちゃんの成長にとって一番大切なのは、体の全ての材料であるたんぱく質が十分にあることなのですね。
低たんぱくの食事を続けていれば、お母さんにも赤ちゃんにも栄養不足な状態になります。

 

 

たんぱく質不足のサイン

妊娠中に体のむくみがある人がいますが、実はこれはたんぱく質欠乏のサイン。
たんぱく質の一種のアルブミンの不足を示しています。
アルブミンは血管内に水を保持するスポンジのように、水を含む働きをしています。アルブミンが減ってしまうと、この水を吸えない状態になります。その結果、血管外に水がもれ、水分が増えてしまうわけです。

またアルブミンは身体の中でビタミンやミネラルといった栄養素を運んでくれる役目を果たしています。アルブミンがあるとないとでは、栄養状態がまったく変わってきそうですよね。
たんぱく質はほかの栄養素を働かせるためにも、必須の栄養なのです。

 

ちなみに念のためですが、栄養を気にするあまり、必要量の2倍、3倍の量を摂ろうとするような考えは持たないでくださいね。
つい良かれと思って度を超してしまう方は多いのですが、たんぱく質は摂りすぎても腎臓など体の負担になってしまうこともあります。

 

カイロプラクター/アプライドキネシオロジスト
小菅一憲

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妊活・妊娠するための食事と栄養【 part4】|栄養面を整えると、つわりや夜泣きは味あわなくてもいい!?

2人の赤ちゃんを抱っこして幸せそうなご夫婦|不妊治療HP

みなさん、こんにちは^^。

ママミーツベビ院長の小菅一憲(カズ先生)です。

 

前回までのお話で、栄養の過不足によって胎児や乳児は取り返しのつかないダメージを負う可能性があるということは、なんとなくわかったかと思います。

前回のblogはこちら↓

 

 

 

 

女性が妊娠・出産するための栄養

 

栄養によって子供の可能性をあげる!

たとえ目につくような明らかな異常はなくとも、良い栄養をもらえなかった胎児や乳児は、上等な細胞とは程遠い細胞しか作れず、それがあとでアダになることもあります。

逆に良い栄養をあげることができれば、生命の可能性を最大限まで広げてあげることもできます。頭の良い子供、集中力のある子供、好奇心旺盛な子供、元気で丈夫な子供、明るく素直な子供。
もちろんそれが全てではないのですが、脳を作るのも、神経細胞を育てるのも、免疫力を培うのも全て栄養素にかかっているので、栄養によってとても元気な良い子にできると言っても過言ではないのです。

 

 

栄養が足りないと不妊はもちろん月経不順にも!?

そしてこの栄養の話は、もちろん赤ちゃんだけでなく、その赤ちゃんを生む女性にとっても大事なことになります。

普段はあまり意識しないかもしれませんが、私たちの身体を形づくっているのは、食べ物から得られる栄養です。そして妊娠とは女性が体内に新しい命を宿すことを意味し、そこにも栄養が必要なのですね。赤ちゃんが宿る子宮も例外ではありません。赤ちゃんにとって居心地の良い環境を整えるのも栄養の力なのです。

 

 

またそれ以外にも、食事からとる栄養は、ホルモンバランスとも深く関わってきます。ホルモンの原料は、食事からつくられているので、栄養が足りない状態では、ホルモンバランスもくずれ、妊娠はもちろん、月経不順、月経前症候群になったり、生理がきても無排卵だったりといったことにもなりかねません。

 

 

 

 

栄養のバランスをとることで不妊だった人が妊娠できる!

 

栄養を整えて不妊を解消!

栄養のバランスをとることで、長年不妊だったという人が妊娠したりということもたくさんあります。また妊娠前だけでなく、妊娠中から出産後も栄養を考えるだけで、快適なマタニティライフや育児ライフを送ることもできるのです。

 

実は最近、妊婦にとって、そして赤ちゃんにとって当たり前だと思われてきた「つわり」や「妊娠中のイライラ」、「夜泣き」などが、場合によっては栄養の不足やアンバランスによって起こっているのではないかと考えられてくるようになったのです。「つわり」や「夜泣き」は辛いもの。そんな辛い生活を経験する前に、その対処法を知れるあなたはとてもラッキーなのではないでしょうか。

 

 

快適なマタニティライフを送るには!?

妊娠したら、つわりや貧血、腰痛などの辛い症状があって、出産では痛みに耐えて、産後は疲労困憊というイメージがあるかもしれませんが、しっかり栄養をとっている妊婦さんは、つわりもほとんどなく、妊娠生活を元気に快適に過ごす事ができるようになります。
またそういった妊婦さんは体力があるので出産も比較的楽にすみ、産後の体調がいいので、母乳もたくさん出て、育児も楽しめると良いことづくし。

 

すごいんです。栄養。

 

もし栄養面がボロボロだといくら若くても、妊娠生活はつらいものになってしまいます。そしてそれは生まれてくる赤ちゃんにも影響するのです。
今の若い女性は、忙しいから朝食抜き、お昼はコンビニのおにぎりやパン、そして間食にお菓子。
これではなかなか赤ちゃんを育てる身体にはなれません。

妊娠を考えた時から、是非栄養や食事について考えてみましょう。
食べ方を見直すだけで、年齢に関係なく、産前産後を快適に乗り切れるということなのです。

さて前置きが長くなりましたが、次回から早速、妊娠のために大事な栄養素についてお話していきましょう。

 

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妊活・妊娠するための食事と栄養【 part3】|赤ちゃんはお母さんの栄養から生まれる!?

赤ちゃんのかわいい寝顔|不妊治療HP

みなさん、こんにちは^^。

ママミーツベビ院長の小菅一憲(カズ先生)です。

 

 

 

 

赤ちゃんと赤ちゃんを産むお母さんにとっての栄養

 

栄養素は赤ちゃんの健康を左右する!?

さて今日から妊娠と出産に関して、ゆっくりお話していきましょう。

栄養素の身体への関わりはとても大きく、健康を左右することはみなさんもご存知だと思いますが、これは赤ちゃんと赤ちゃんを産むお母さんにとってももちろん同じです。
前回のblogでもお話したように、赤ちゃんの身体を作るのは栄養素の力です!
栄養がしっかり行き届いているとお母さんのお腹で十分に栄養をもらって元気な赤ちゃんに成長しますが、逆に栄養素の過不足があるとそれが赤ちゃんの成長にも大きく影響します。

前回のblogはこちら↓

 

 

先天異常と栄養の問題

日本では先天異常の赤ちゃんが多いのはご存じでしょうか?
その発生頻度は出生1000人に対し、遺伝病11人、染色体異常4人、その他先天奇形25人、合計40人ほどの発生頻度ともいわれています。

なぜそうした異常起こるのかという問題については、もちろん遺伝を含めた様々な要因がありますが、そこに栄養の問題が少なからず関わっているのは確かでしょう。

 

 

栄養のアンバランスは世代を超えていく!?

タバコやお酒、薬を飲むなど、誰もが知っているタブーはもちろんのこと、ビタミンやミネラルといった栄養素が必要量、適切な時期にしっかり摂れているかどうかということが、実は母胎と胎児にとって、計り知れない影響力を持っているということをみなさんあまり気にしたことがないのではないでしょうか。

これは母親に限らず、私たち全員にとって言えることですが、食べるということをごく当たり前のこととしていて、身体への機能や作用について深く考えることなどないでしょう。私自身も以前は、お菓子やインスタント食品は食べないまでも、栄養のバランスまであまり考えたことはありませんでした。
しかし、現代食による栄養素のバランスの乱れの影響が、ここにきて生活習慣病の増加という結果で表面化してきたこと、そしてこれからそれはさらに悪化していくだろうということが予想されます。

 

なかでも、その影響はお母さんから生まれてくる次世代の子供にまで影響してくるわけですから大問題ですよね。

 

 

 

 

たったひとつの栄養素の不足でも、赤ちゃんが大きなダメージを受けることがある!?

 

神経管欠損症と葉酸について

女性にとっての妊娠や出産の時期、そして生まれてからの幼少時期は、人生の中でももっとも生命の感受性の高いときです。
たったひとつの栄養素の不足により、取り返しのつかない大きなダメージを受けることすらあるのです。

 

 

数年前から、世界的に話題になっている神経管欠損症という先天異常があります。
アメリカでは年間4000人以上が、日本でも1000人ほどが生まれているそう。いまではよく知られていますが、これは葉酸というビタミンが不足するために起きる異常です。
葉酸は、アスパラガス、ほうれん草、ブロッコリー、オクラ、芽キャベツなどに含まれているビタミンBの一種です。
いまでは、妊婦はこの葉酸を摂取するように言われていますよね。

 

またダイエットなどによってすっかり鉄不足になった母親のおなかで育った胎児は、その鉄不足によって脳の発育に少なからずダメージを負うということもわかってきています。

 

怖いと思いませんか?

 

 

栄養の知識を持つことが新しい命を守ることにつながる!

こういった栄養素に関する話は、こと妊婦と赤ちゃんに関しては本当にたくさんあります。
それだけ大事な時期でもあるわけです。
なにせ、お母さんの栄養から新しい命が生まれるわけですから。

この栄養を知らないがために、大きなダメージを受ける危険があるなら、是非知ってそれを回避していきましょう。
妊娠、出産を担う女性、乳幼児の育児に関わる女性にこそ、そうした栄養知識を得ることの意味は大きいはずです。

 

さて、次回は「つわりや夜泣きは味わわなくてもいい」です。

 

カイロプラクター/アプライドキネシオロジスト
小菅一憲

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