赤ちゃんや子供がかかる病気【5】|溶連菌感染症

聴診器を当てられている赤ちゃん|不妊・マタニティHP

この寒い時期になると「溶連菌感染症」という言葉を耳にしませんか?

一見怖そうな病気に思いがちですが、そこまで心配は要りません。
そこで今日は、子供かかかりやすい「溶連菌感染症」についてお話をしようと思います。

 

前回、赤ちゃんや子供がかかる病気「ヘルパンギーナ」についてお話ししたブログはこちら↓↓

 

 

 

 

溶連菌感染症について

溶連菌感染症の症状

主な症状としては、38度以上の熱が出て喉の痛みがあります(3歳未満の場合は、熱はそこまで出ない事が多いと言われています)。そして1〜2日経つと、体や手足に発疹が出たり、口の中や舌にもブツブツ(イチゴ舌)が出来てきます。
また、皮膚症状として顔や体に赤い小さな発疹ができて、痒みを伴う場合もあります。その他の症状としては、嘔吐や頭痛、腹痛、首筋が腫れることもあります。風邪とは違い、咳や鼻水が少ないのが特徴です。

かかりやすい時期

冬場は喉に、春〜夏時期は皮膚に感染しやすくなります。
主に2〜10歳に多く、成人や3歳以下だと感染しても症状が出ない事が多いと言われています。

 

 

 

 

溶連菌とは

正式には「溶血性連鎖球菌」と呼ばれる細菌でα溶血とβ溶血があり、人に影響するものは後者のβ溶血で、A群、B群、C群、G群・・・などがあります。9割以上がA群のものなので、一般にはA群溶血性連鎖球菌(A群β溶血性連鎖球菌)による感染だと思ってよいでしょう。
また一度だけでなく再感染することもあります。

どうしたら良くなる?

普通の風邪は「ウイルス」によるものですが、溶連菌は唯一風邪の原因になる「細菌」です。細菌なので抗生剤が効きますが、そこまで症状がひどくなければ無理に飲まなくても問題はありません。

実は、溶連菌は人間の口の奥(咽頭)に住んでおり、溶連菌を持っている子供は沢山いるのです。
上手く付き合っていけば心配はいらないのですが、キットで調べると「陽性」になることが多いので、驚いてしまうママがほとんどかと思います。

 

ただ、通常の風邪症状の場合でしたら心配はいらないのですが、強い喉の痛みや、扁桃炎、頚部リンパ節炎、肺炎などの症状があるときはきちんと対処した方が良いでしょう。

 

 

もし「溶連菌感染症」ですと言われたら、一瞬びっくりしてしまいますよね。
実は私も、子供の預けていた保育園で「溶連菌が出た!」なんて保育士さんが言っていたので、驚いたことがあります(汗)
でも先ほどもお話ししましたが、風邪のような症状でしたら、自宅で安静にしていれば問題はありません。合併症に腎炎とリウマチ熱がありますが、リウマチ熱はほとんど今では出ていないので心配はないでしょう。

明らかにいつもと違うようでしたら、きちんと相談してみてくださいね。

 

薬剤師
小菅美保

ママミーツベビ|不妊ケア専門 カイロプラクティック+栄養療法
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