男性の不妊を改善する栄養素【 part1】|草食男子のアルギニン不足
みなさん、こんにちは^^。
ママミーツベビ院長の小菅一憲(カズ先生)です。
今日は、私の行なっている内臓生体力学でも男性の妊娠力をあげるための栄養素として代表的な「アルギニン」について、お話させていただきます。
アルギニンは、天然に存在するアミノ酸の一つです。
アルギニンは、体内では「グルタミン酸」から「オルニチン」や「シトルリン」を通して合成されます。
「シトルリン」は解毒でも有名なアミノ酸ですが、腎臓においてこの「シトルリン」から内因性に産生されるのが「アルギニン」です。
実際には体内でも合成されるので、非必須アミノ酸とされていますが、外傷や感染時などには体内合成量が減少するので、条件付き必須アミノ酸と言っても良いでしょう。
体内では、どのような働きを持っているかというと、まずタンパク質合成に重要なポリアミンや核酸の前駆物質であるということ、そして脳下垂体に作用して、成長ホルモンやプロラクチンの分泌を促進することでタンパク質合成を加速させる働きを持っています。
また、ポリアミン合成が促進されることで、リンパ球の成長や活性化が促され、免疫力を活性化させると言った意味では疑いのない「アミノ酸」です。
前回の「男性の不妊を改善する栄養素」について書いた記事はこちら↓
現代人はアルギニンが不足しているのか!?
今日のタイトルからもわかるように、アルギニンは「男性の妊娠力」を高めるアミノ酸としても知られています。
実は、免疫力以外にも数ある働きを持っている「アルギニン」。
具体的には・・・
成長ホルモンの合成
コラーゲン、エラスチン、血液に含まれるヘモグロビンの合成
精液の合成(精液の80%はアルギニン)
アンモニアの代謝
クレアチンの合成
インスリンとグルカゴンの合成
一酸化窒素(NO)の合成
こんなに多くの働きを持っているんです^^。
精液の80%は「アルギニン」ということを考えると、確かに男性の妊娠力をあげそうですよね!
実際にアルギニンは、精子の数を増やし、精子の活動性を高めると言われています。
また、先ほど紹介したblog記事の中でも書きましたが、精子のアルカリ性を高めてくれて、女性の膣内(酸性)を進んでいくのにもまさに大切な栄養素です。
アルギニンが少なければ、精子も卵子を探す旅の途中で力尽きてしまうというわけです。
このアルギニンが不足すると・・・
傷が治るのが遅い
毛が抜ける
肌のかぶれ
蕁麻疹
慢性的な便秘
情緒不安
頭痛
脂肪肝
と関係すると言われますが、こう考えていくと現代人にありがちな症状でもありますね。
男性の女性化や、男性の精力が減少していると囁かれたり、草食男子などという言葉が出てくるのには、もしかしたら「アルギニン」不足もあるのかもしれませんね。
アルギニンは、お肉、お魚、大豆などのタンパク食材以外にも、ひまわりの種、ゴマ、玄米、カカオ、チーズ、アボカド、ビール酵母などに含まれます。
タンパク質の食材自体は日常的によく食べるものだと思うので、もし不足しているとすると、そのタンパク質を細かく分解するための胃腸の消化吸収力(とくに胃酸の分泌)が落ちているということも考えられます。
ちなみにアルギニンのもっともお勧め食材は、ひまわりの種やゴマです。
妊活をしているご夫婦の男性の方。
是非、アルギニンの豊富な食材、食事に加えてみてくださいね。
カイロプラクター/アプライドキネシオロジスト
小菅一憲
ママミーツベビ|不妊ケア専門 カイロプラクティック+栄養療法
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