妊活のために大切な栄養素【 part6】|タラの肝油の未来の赤ちゃんへのアレルギー予防効果
みなさん、こんにちは^^。
ママミーツベビ院長の小菅一憲(カズ先生)です。
さて、今日も妊活のために大切な栄養素としてEPA/DHAの豊富な「タラの肝油」についてのお話です^^。
前回のblogはこちら↓
今日は、タラの肝油は妊活に対しても優秀なのはもちろん、その後にめでたく妊娠・出産しても摂っていた方が赤ちゃんに良いというお話です。
タラの肝油の乳幼児アレルギー予防効果
EPAやDHAは、ご存知の方も多いと思いますが、オメガ3系の不飽和脂肪酸です。
ちなみにそれと対比されることの多いのが、リノール酸やアラキドン酸などのオメガ6系の油ですね。
EPA/DHAやαリノレン酸などのオメガ3系の油は、体内で最終的にプロスタグランジン3という物質になって、炎症を抑える作用を持っています。
このことが、炎症から始まるような様々な病気、そしてアレルギーなどの炎症性の疾患の予防や改善に有効と言われる所以です。
逆にオメガ6系からは、プロスタグランジン1(P1)とプロスタグランジン2(P2)が出来、P1は抗炎症、P2は炎症促進をする作用を持っています。
さて、良質なEPA/DHAを含むタラの肝油ですが、世界でもたくさんの研究が行われています。
前述した炎症を抑えるという働きは、大人の炎症性疾患やアレルギー、自己免疫疾患などにも有効ですが、このことはお腹の中にいる赤ちゃんにも良い影響があります。
2009年の9月に発表されたスェーデンLinköping大学の研究では、妊娠中および授乳期の女性が「タラの肝油」によってEPA/DHAを摂取することで乳幼児のアレルギー症状を改善することを報告しています。
この研究では、自身がアレルギー症状を持っている、または前回出産した子どもにアレルギー症状がある145人の妊婦を2つのグループにわけ、1つのグループには1日あたり3,000mgのタラの肝油を、もう1つのグループにはプラシボ(偽薬)を、妊娠25週目から出産3カ月後の授乳期まで撮ってもらったところ、乳幼児に皮膚のアレルギー症状、腸の過敏症状などを含む食物性アレルギーの症状が発症したのは、タラの肝油を飲んでいた妊婦では52中1人、飲んでいなかった妊婦では65人中10人、有意な差があったということでした。
2003年12月米国の「アレルギーと臨床免疫」誌に掲載された報告では、自身が何らかのアレルギー症状を持った妊婦に、妊娠20週から出産までの間、毎日オリーブオイルとタラの肝油を飲んでもらいました。その結果、オリーブオイルを飲んでいた妊婦よりも、タラの肝油を飲んでいた妊婦の方が産まれる乳幼児のアレルギーが起こりづらいことがわかりました。
こうやって様々な報告を見ていくと、明らかにタラの肝油(EPA/DHA)を妊娠する前から授乳中まで通して摂取していた方が、ご自身の子宮の状態にもそして赤ちゃんにも良いことがわかります^^。
タラの肝油のワクチン由来の自閉症予防効果
もう一つ、子どもへのタラの肝油(EPA/DHA)の効果を綴った研究があります。
我々代替医療や栄養療法のプロの中でも、ワクチン摂取によって自閉症になってしまうリスクについて知っている方がどれだけいるでしょう。
それが一般人ともなるともっと少ないかもしれません。
でも、事実なのがこのワクチンと自閉症の関係。
今日は詳しくは書きませんが、ワクチンに含まれる重金属や有害物質を解毒できないために起こる問題です。
さて、2000年4月のバージニア医科大学小児科メガソン助教授の研究では、百日咳、破傷風、ジフテリアの3種混合ワクチンを接種する1ヶ月ほど前から子供にタラの肝油を飲ませておくことで、ワクチンの成分から起こる可能性が高いとされる多動症状、自閉症症状などを予防や改善ができると報告しています。
ますます、子どもにもタラの肝油、欠かせないものになりそうですよね^^。
オメガ3系、ALAとEPA/DHAについて
最後にオメガ3のことを少し話しておきましょう。
オメガ3には代表的に「α-リノレン酸」と「EPA/DHA」があります。
α-リノレン酸は、有名なところで亜麻仁油に多く含まれる脂質と言われています。
その他には、シソ油やエゴマ油、グリーンナッツオイルでしょうか。
α-リノレン酸は、炎症を抑える物質であるプロスタグランジン3(P3)に変わるまで何段階かの代謝を必要とします。実はα-リノレン酸は、EPA/DHAよりも利用効率が悪いと言われているのと、最近α-リノレン酸を入れただけでは体調が変化してこないのには、δ-6およびδ-5脱飽和酵素と言う酵素が関わっています。この酵素が正常に働かないとα-リノレン酸はEPA/DHAに変換されず、またその先にある炎症を抑える作用を持つP3が生産されないのです。
現代人の食生活を見ていくと、このδ-6およびδ-5脱飽和酵素をつくるために必要なビタミンB3、B6、C、亜鉛、マグネシウムが不足する傾向にあります。
そして、現状この酵素が不足しているために、α-リノレン酸をEPA/DHAまで体内で変換出来ずにアレルギー疾患が多くなっていることも予想される事実なのです。
こういったことも含めていくと、現代人にとってEPA/DHAは無くてはならない脂肪酸であり、なおかつ様々な病気やアレルギーを予防してくれる頼もしい味方にもなってくれる可能性があります。
みなさん、妊娠のためだけでなく、ご自身そして未来の赤ちゃんのために不足しがちな「EPA/DHA」しっかりと補給してあげてくださいね。
当院にも良質な「タラの肝油」のサプリメントがおいてあります。
気になる方は、是非聞いてくださいね^^。
ではまた次回^^。
カイロプラクター/アプライドキネシオロジスト
小菅一憲
ママミーツベビ|不妊ケア専門 カイロプラクティック+栄養療法
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さて、今日も妊活のために大切な栄養素としてEPA/DHAの豊富な「タラの肝油」についてのお話です^^。
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タラの肝油の乳幼児アレルギー予防効果
EPAやDHAは、ご存知の方も多いと思いますが、オメガ3系の不飽和脂肪酸です。
ちなみにそれと対比されることの多いのが、リノール酸やアラキドン酸などのオメガ6系の油ですね。
EPA/DHAやαリノレン酸などのオメガ3系の油は、体内で最終的にプロスタグランジン3という物質になって、炎症を抑える作用を持っています。
このことが、炎症から始まるような様々な病気、そしてアレルギーなどの炎症性の疾患の予防や改善に有効と言われる所以です。
逆にオメガ6系からは、プロスタグランジン1(P1)とプロスタグランジン2(P2)が出来、P1は抗炎症、P2は炎症促進をする作用を持っています。
さて、良質なEPA/DHAを含むタラの肝油ですが、世界でもたくさんの研究が行われています。
前述した炎症を抑えるという働きは、大人の炎症性疾患やアレルギー、自己免疫疾患などにも有効ですが、このことはお腹の中にいる赤ちゃんにも良い影響があります。
2009年の9月に発表されたスェーデンLinköping大学の研究では、妊娠中および授乳期の女性が「タラの肝油」によってEPA/DHAを摂取することで乳幼児のアレルギー症状を改善することを報告しています。
この研究では、自身がアレルギー症状を持っている、または前回出産した子どもにアレルギー症状がある145人の妊婦を2つのグループにわけ、1つのグループには1日あたり3,000mgのタラの肝油を、もう1つのグループにはプラシボ(偽薬)を、妊娠25週目から出産3カ月後の授乳期まで撮ってもらったところ、乳幼児に皮膚のアレルギー症状、腸の過敏症状などを含む食物性アレルギーの症状が発症したのは、タラの肝油を飲んでいた妊婦では52中1人、飲んでいなかった妊婦では65人中10人、有意な差があったということでした。
2003年12月米国の「アレルギーと臨床免疫」誌に掲載された報告では、自身が何らかのアレルギー症状を持った妊婦に、妊娠20週から出産までの間、毎日オリーブオイルとタラの肝油を飲んでもらいました。その結果、オリーブオイルを飲んでいた妊婦よりも、タラの肝油を飲んでいた妊婦の方が産まれる乳幼児のアレルギーが起こりづらいことがわかりました。
こうやって様々な報告を見ていくと、明らかにタラの肝油(EPA/DHA)を妊娠する前から授乳中まで通して摂取していた方が、ご自身の子宮の状態にもそして赤ちゃんにも良いことがわかります^^。
タラの肝油のワクチン由来の自閉症予防効果
もう一つ、子どもへのタラの肝油(EPA/DHA)の効果を綴った研究があります。
我々代替医療や栄養療法のプロの中でも、ワクチン摂取によって自閉症になってしまうリスクについて知っている方がどれだけいるでしょう。
それが一般人ともなるともっと少ないかもしれません。
でも、事実なのがこのワクチンと自閉症の関係。
今日は詳しくは書きませんが、ワクチンに含まれる重金属や有害物質を解毒できないために起こる問題です。
さて、2000年4月のバージニア医科大学小児科メガソン助教授の研究では、百日咳、破傷風、ジフテリアの3種混合ワクチンを接種する1ヶ月ほど前から子供にタラの肝油を飲ませておくことで、ワクチンの成分から起こる可能性が高いとされる多動症状、自閉症症状などを予防や改善ができると報告しています。
ますます、子どもにもタラの肝油、欠かせないものになりそうですよね^^。
オメガ3系、ALAとEPA/DHAについて
最後にオメガ3のことを少し話しておきましょう。
オメガ3には代表的に「α-リノレン酸」と「EPA/DHA」があります。
α-リノレン酸は、有名なところで亜麻仁油に多く含まれる脂質と言われています。
その他には、シソ油やエゴマ油、グリーンナッツオイルでしょうか。
α-リノレン酸は、炎症を抑える物質であるプロスタグランジン3(P3)に変わるまで何段階かの代謝を必要とします。実はα-リノレン酸は、EPA/DHAよりも利用効率が悪いと言われているのと、最近α-リノレン酸を入れただけでは体調が変化してこないのには、δ-6およびδ-5脱飽和酵素と言う酵素が関わっています。この酵素が正常に働かないとα-リノレン酸はEPA/DHAに変換されず、またその先にある炎症を抑える作用を持つP3が生産されないのです。
現代人の食生活を見ていくと、このδ-6およびδ-5脱飽和酵素をつくるために必要なビタミンB3、B6、C、亜鉛、マグネシウムが不足する傾向にあります。
そして、現状この酵素が不足しているために、α-リノレン酸をEPA/DHAまで体内で変換出来ずにアレルギー疾患が多くなっていることも予想される事実なのです。
こういったことも含めていくと、現代人にとってEPA/DHAは無くてはならない脂肪酸であり、なおかつ様々な病気やアレルギーを予防してくれる頼もしい味方にもなってくれる可能性があります。
みなさん、妊娠のためだけでなく、ご自身そして未来の赤ちゃんのために不足しがちな「EPA/DHA」しっかりと補給してあげてくださいね。
当院にも良質な「タラの肝油」のサプリメントがおいてあります。
気になる方は、是非聞いてくださいね^^。
ではまた次回^^。
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