「断乳」と「卒乳」の違いとは？
授乳をしている時は、赤ちゃんとママにとってとても大切なコミュニケーションの時間。
精神面でも授乳は、赤ちゃんにとって安心感をもたらしてくれます。
でも、いつか終わる時がやってきます。
私はやっとの思いで「完全母乳」にすることが出来て、本当は終わりにしたくなかったのですが、助産師さんに勧められ、とある理由から終わりにすることにしました（涙）
以前、「混合育児」から「完全母乳」に出来た時のお話はこちら↓↓
授乳を終わりにする理由は、様々あると思います。ママが仕事を再開しなくてはいけなかったり、おっぱいのトラブルだったり・・・と人それぞれです。
周りがそんな雰囲気だからそうしよう！なんて思っているママもいるかもしれませんよね。
「断乳」と「卒乳」について
さて、おっぱいの終わり方に「断乳」と「卒乳」があるのをご存知でしょうか？
断乳・・・親の意志で日にちを決めて、赤ちゃんに母乳をあげるのをやめる事
卒乳・・・赤ちゃんの意志で母乳を飲まなくなり、母乳も出なくなって徐々に終わりにする事
どちらにしても、おっぱいを終わらせることに変わりはありませんが、親主体なのか赤ちゃん主体なのかと言うことです。
最近の傾向としては、無理に断乳はせずに卒乳しておっぱいを終わらせることが多いようです。
私の友達のママには「夜間断乳」と言って、寝ている間だけ断乳をした方がいました。理由は、途中で起きるのが大変なので、夜はぐっすりと眠りたいと言うことで始めたそうです。
ちょっと羨ましかったりもしましたが、私が通っていた助産師さんは絶対に３時間おきに母乳をあげるようにと言われていたので、相談すらしませんでした（笑）
私が実行したのは・・・
私は、１年間ほど月１回助産院に通っていました。たまたま助産師さんとお話をしていて、２人目を考えているかと言う話になったのです。
私としては、絶対にもう１人子供が欲しいと言うわけではなく、正直なところ半々な気持ちでした。
チャンスがあればと言う感じ・・・
でも、少しでもそのような気持ちがあるのなら、授乳は終わらせるように勧められました。
本当なら子供が２歳になっても、まだまだ母乳はあげていても良いけれど、私が高齢という事もあり早いうちに「断乳」する事を勧められたのです。
しかも、母乳が出ている間はホルモンのバランスが整っていないので、断乳してから生理が来るまで３ヶ月位はかかるとのこと。それに加えて、断乳する時期は夏と冬場は避けたほうが良いので、まさにその時だったのです。
正直なところ気持ちの整理が出来ていませんでしたが、子供も１歳３ヶ月になっていたので決断しました。
桶谷式は「断乳」をお勧めします
私の性格上、少しづつおっぱいを終わらせるような卒乳をしていたと思います。
でも「桶谷式」の助産院では、絶対に断乳を勧めてきます。
桶谷式の考えでは「乳質」にこだわっているそうです。
赤ちゃんが沢山母乳を飲んでくれていると、母乳も常に良い状態で作られ続けるのです。沢山飲んでくれることによって、乳房内にもおっぱいが滞ることもありませんよね。その間隔が３時間なのです。
そして、質の良い母乳を最後の最後まであげ続けて終わりにする、という考えがあるそうです。
卒乳だと徐々におっぱいをやめていくことになります。そうすると授乳の間隔があいてしまうので、乳質が衰えてきますよね。人によっては、乳房にもおっぱいが溜まってしまいトラブルになることもあります。
そのようなことから、赤ちゃんとママにとって最後は健やかに終わらせたいと、桶谷式では断乳を勧めるそうです。でも、もちろん人によって考え方は違いますので、何が良いのかは自分で考えてくださいね。
私は断乳をしましたが、まぁ大変でした（笑）
断乳した時のお話や断乳方法などは、また次回しようと思います。
薬剤師
小菅美保
ママミーツベビ｜不妊ケア専門 カイロプラクティック＋栄養療法
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