高齢でも赤ちゃんが欲しい【 part23】|産まれる前の最後に成熟する「肺」

胸に手をあてられて笑顔の赤ちゃん|不妊治療HP

みなさん、こんにちは^^。

前回は、心臓の話をしましたが、今日は胎児の「肺」についてです。

前回のblogはこちら↓

 

基本的に胎児は、お母さんのお腹の中の羊水に浸かっている状態で生活していて、いわゆる臍の緒を通してお母さんから酸素をもらっているので、肺を使って呼吸をする必要はありません。
ただ、出産直後からはすぐに肺を使って呼吸をする必要があります。
まさにオギャーと産まれる瞬間からですね^^。

そういったことから早い段階で肺の形成はスタートしています。

 

 

 

 

赤ちゃんの肺の形成について

 

1.左肺と右肺の違い

受精後4週頃には、食道にふくらみが出来始めます。これが後に気管になるのですが、この「気管」初めは食道とつながっている状態ですが、すぐに間に壁が出来て、別々の管になります。
その後、気管は成長していき、まずは二又に分かれ、どんどんと伸びていきます。受精後5週頃には、右側は3本、左側は2本に枝分かれをしていきますが、これが右肺と左肺の原型になるわけです。

 

みなさんご存知でしょうか?
私たちの肺は、実は左右非対称で、左肺の方が、右肺よりも小さく、初期に3本に枝分かれをした右肺は、「上葉」「中葉」「下葉」の3つに分かれ、左肺は、「上葉」「下葉」の2つに分かれます。
これは、左には心臓があり、その分だけ左肺のスペースが狭くなっているからと言われています。

さて、その3つと2つに分かれた管の末端には「肺胞」と呼ばれる袋ができます。産まれた後は、この肺胞の中で酸素と二酸化炭素の交換が行われていくのですね^^。

 

赤ちゃんの肺の解剖図|不妊治療HP

 

 

2.予定日より早い破水と肺の形成への不安

早い段階で形成されていく肺ですが、赤ちゃんの身体で一番最後に完成されるのが呼吸器であるこの「肺」だと言われています。
38週で生まれるのが正常と言われていますが、37週以前になるとまず心配になるのがこの「肺」の形成です。

みほ先生のblogでもありましたが、私たちの子供も予定日より早く破水してしまい、やはり病院の先生は「肺」の形成を気にしていましたね。
破水後に入院をしながら、内臓の形成がある程度しっかりした段階で、もう産んでも大丈夫でしょうということになりました。

 

次回のblogもお楽しみに〜。
素敵な週末をお過ごしください。
またここで会いましょう^^。

 

カイロプラクター/アプライドキネシオロジスト
小菅一憲

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高齢でも赤ちゃんが欲しい【 part22】|心臓が出来る!エコーを見たときの拍動に感動!

聴診器をあてられる赤ちゃん|不妊治療HP

みなさん、こんにちは^^。

大分、空いてしまいましたが、またblog更新していきますね。
今日は、胎児の身体でも一番早く機能し始める「心臓」についてです。

前回のblogはこちら↓

 

 

 

 

左右非対称の心臓が出来る流れ

 

1.心臓の拍動のスタート

受精後3週目ぐらいで、心臓の元となる2つの筒状のものがくっつき太い筒になります。そして、受精後第4週には、この太い筒が拍動をし始めるようになるのです!
これが妊娠したかどうか、病院に行った時に確認出来る心音です。
経験している方はわかると思いますが、この頃はまだエコーでも黒いポチッとした豆粒で見えるような感じですよね。

この太い筒は、ある限られたスペースの中で大きく伸びていくために、だんだんと捻れたり、曲がってきます。こうやって大きくなっていくことで左右非対称の心臓が出来上がるわけです。
一本の太い筒だった下の部分が曲がってせり上がることで、受精後4週の最後の方には心臓らしい形になってきます。

 

 

2.エコー上で見る拍動

先日、出産のご報告をしましたが、この心音やエコー上で見る拍動のことは、今でも鮮明に覚えています。
病院の先生の話を聞きながら、赤ちゃんの拍動が見えた時に「ああ、お母さんのお腹の中でちゃんと生きてるんだ」と深く感動した記憶があります。

心臓の拍動の様子や鼓動は、やはり命の象徴でもあるのかもしれませんね^^。

 

カイロプラクター/アプライドキネシオロジスト
小菅一憲

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高齢でも赤ちゃんが欲しい【 part21】|赤ちゃんの頭の骨に隙間がある意味とは!?

赤ちゃんの頭を両手で触っている写真|不妊治療HP

前々回のblogでは、「赤ちゃんの脳のシワ」についてお話しました。

前々回blogはこちら↓

 

今日は、私たちカイロプラクターにも馴染みのある骨!そして赤ちゃんの頭蓋骨についてのお話をしていきましょう。

 

 

 

 

赤ちゃんの骨の成長について

 

まず、私達の身体で骨を作っているのは「骨芽細胞」という細胞です。
骨芽細胞は、骨の「鉄筋」にあたるコラーゲンをつくり出し、そこにカルシウムを付着させる「のり」となるタンパク質を塗っていきます。そして最後に血液から運ばれてきたカルシウムが付着することで骨が出来上がっていきます。

しかし、実は胎児では多くの骨はいきなりつくられるのではなく、まず柔らかい軟骨が発生し、徐々に硬い骨(硬骨)に置き換わっていくことでつくられていきます^^。

 

軟骨から骨への置きかわりは、まず骨の中央部(骨幹部)で起こってきます。そして出生前後には、骨の端でも軟骨から骨への置きかわりが起こるようになるのです。
面白いのは、骨の中央部(骨幹部)と骨の端(骨端部)の間には、出生後にも軟骨が残っていて、この細胞が活発に分裂・増殖することで、骨の長さを伸ばしていくことです。

 

赤ちゃんの頭蓋骨を上部から見た解剖図|不妊治療HP

 

 

 

 

出産の時に必要な赤ちゃんの頭の隙間

 

さて、今日の題名にもなっている赤ちゃんの頭の骨ですが、胎児の頭は複数の板状の骨で出来ていて、産後にもまだそれぞれの骨がくっついておらず、隙間が空いています。
とくに頭頂部の隙間はとても大きく、生まれたばかりの赤ちゃんの頭頂部を触るとやわらかく感じると思います。

これはなぜなのでしょう?

実は胎児の頭に隙間があるのは、とても大事な理由があったのです。

出産の際に、これら板状の骨が重なり合うことで、頭部が変形することを可能しているのです!
こうやって柔らかく変形出来ることで、お母さんのせまい産道を赤ちゃんの頭が通り抜けやすくなるということなのです。
すごい仕組みだと思いませんか?

もちろん重なっていた骨は出生後にすぐに元の位置に戻っていきます。

 

 

 

 

出産時にオギャーと泣くことの意外な意味とは?

 

1.赤ちゃんの頭の変形と胃腸の問題

ちなみにおまけの話ですが、この頭蓋骨、私たちカイロプラクターはとても大事な部分だと考えています。
頭蓋骨の形と左右の対称性が重要で、ここに問題が起こると内分泌系やホルモンバランスなどが崩れやすくなります。たとえば、左右非対称の頭の変形は、胃腸の問題と関わっているので、このことが赤ちゃんの胃と食道の不調、母乳の逆流にもつながってきます。

もし気になる方は、一度ご相談くださいませ。

 

 

2.おっぱいを吸うことと泣くことの意義

そして実は出産後にオギャーと泣くのも意味があります。

先程もお話したように、出産時には頭蓋骨の中の後ろの骨「後頭骨」、頭頂の骨「頭頂骨」、側面の骨「側頭骨」のつなぎ目(縫合)がぐにゃぐにゃ動きながら、産道を通ってきますが、産後に大きく泣くことがその「ぐにゃぐにゃに動いた頭蓋骨」の縫合を元に戻すためにはとても大事だと言われています。
また泣くこと以外にも、おっぱいを吸うという動作自体も、頭蓋骨を正常な形に直していくのに非常に重要な役割を担っています。

もし顔が傾いてしまったり、顎がひっこむようになってしまうと、その後の歯の問題や精神的な影響、そして運動器の成長に関わってきます。
こういったことは、特に赤ちゃんの頭を吸引分娩で引っ張ったりした時に起こりやすい問題でもあります。

 

出産時と2ヶ月後の赤ちゃんの頭の形の違い|不妊治療HP

出産時と2ヶ月後の赤ちゃんの頭の形の違い|不妊治療HP

 

いかがでしたでしょうか?

一見、当たり前に感じている産声である「オギャー」と泣く行為や、赤ちゃんがおっぱいを吸うことも、ごく自然な行為である以上に身体の正常な形成にも深く関わっていたのです。
私がこの話を知った時には、すごい!と感心したものです。
みなさんは、どう思いますか?

次回もお楽しみに〜^^。

 

カイロプラクター/アプライドキネシオロジスト
小菅一憲

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高齢でも赤ちゃんが欲しい【 part20】|赤ちゃんはいつから男女の区別がつくか!?

お腹に男と女のマークが描かれている妊婦さん|不妊治療HP

みなさん、あけましておめでとうございます^^。
今年もどうぞMama Meets Babyをよろしくお願いします。

 

 

 

 

カイロプラクティックによる不妊治療の素晴らしさ

 

私たち夫婦の話になりますが、みなさんと同じく4、5年ぐらいは不妊に悩んできました。そしてカイロプラクティックと栄養療法で自然妊娠を果たすことが出来て、ようやく今年の2月に初出産を迎えることになります。
その思いは格別なものがありますが、世の中ではまだカイロプラクティックによる不妊治療の素晴らしさ、そして元気な赤ちゃんを産むための栄養の大切さがあまり知られていないのには、とても勿体ない気持ちになります。
それだけ、カイロプラクティック(内臓生体力学の専門)だけがわかる不妊症の原因や独自の栄養知識には、驚くものがあります。

これは自分がやっているというだけではなく、心からみなさんにお勧めしたいです。ほんとうに・・・。
そして、みなさんにも是非自然に妊娠するということの素晴らしさを知って頂きたいのです。

今年も、不妊で悩む方の助けになりたいという強い思いで、精一杯ママミーツベビの活動をしていきますので、どうぞよろしくお願いします^^。

 

さて、では今日のお話に行きましょう。
私たちの赤ちゃんも、つい先日男の子だということがわかったのですが、いつぐらいからこの男女の見分けがつくようになるのでしょう。
今日はそんなお話です。

 

 

 

男女の生殖器の作られ方の違い

 

1.男女の性別の決定

男の子になるか、女の子になるかは、受精の段階でどんな精子が卵子と出会うかによって決まるというのは、以前のblogでお話しました。

以前のblogはこちら↓

 mamameetsbaby.jp
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不妊とマタニティケアの専門サロン

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人間の細胞の核という部分には、遺伝情報を持っている「染色体」が46本(23対)存在します。そしてそのうちの23本が精子由来、残りの23本が卵子由来です。
さらにその46本の染色体のうちの2本は「性染色体」と呼ばれていて、X染色体とY染色体があります。これは聞いたりしたことがある方もいると思います。
ちなみに男性はX染色体を1本とY染色体を1本持っていて、女性はX染色体を2本持っています。

受精の時に男女が決まるというのは、精子の中にX染色体を1本持つものと、Y染色体を1本持つもの(卵子は必ずX染色体を1本持つ)があるからです。
ご想像の通り、X染色体を持つ精子が受精に成功すると、女の子(XX)が生まれます。その反対にY染色体を持つ精子が受精に成功すると、男の子(XY)が生まれるわけです。

 

ここまでの話はよろしいですか?^^。

 

 

2.男女の生殖器の成長について

さて、妊娠中に男女を見極めるのはやはり生殖器になるわけですが、実は受精後7週頃までは、生殖器に男女で差は見られません。
見かけ上はまったく同じなのです。

受精後7週頃の胎児では、未分化の性腺を持ち、卵管(女性)などのもととなるミュラー管、精管のもととなるウォルフ管を持ちます。

 

そして、この後男児では、未分化性腺から精巣が形成されていきます。
ミュラー管(卵管)は退化し、ウォルフ管から精管がつくられていきます。はじめ精巣はお腹の中にありますが、その後陰嚢の位置まで下降していきます。

逆に女児では、未分化性腺から卵巣が形成されていきます。
ウォルフ管(精管)は退化し、ミュラー管から卵管や子宮がつくられていきます。

 

このように途中までは一緒で、受精後7週目を境に生殖器に男女差が出てくるのです。
面白いですよね^^。
また腎臓や膀胱などの泌尿器系の臓器も、生殖器系と密接に関係し合いながら発達してきます。

妊娠中、病院でお腹のエコーをしながら、男性の生殖器が見えるか見えないかで男女の区別をしていきますが、これがわかるぐらい大きく成長するのはもう少し先のことです。
大体妊娠4ヶ月ぐらいに外性器が出来ているので、その頃から確認出来ますが、エコーで見えるようになるのは5〜6ヶ月ぐらいでしょうか。
最近は病院での画像もかなり精度が上がってきていますが、どちらかは目視によるものなので、あくまで可能性ということになります^^。

でも、どちらが生まれてきてもかわいいものです。
こんな奇跡の結晶なのですから。

 

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高齢でも赤ちゃんが欲しい【 part19】|赤ちゃんの脳にシワが出来てくる!?

メガネをかけた驚いた顔の赤ちゃん|不妊治療HP

だんだん寒さも増してきて、いよいよ年末の時期になってきました^^。
ママミーツベビも今週いっぱいで仕事納め。
年末年始はしっかり来年の準備をして、また来年からもまだ新しいこのプロジェクトを大切に温めながら、みなさんと一緒にゆっくり育てていければと思っています。

 

さて、今日は、赤ちゃんの大事な脳の作られかたを見ていきましょう!

前回の腸の話はこちらから↓

 

脳は、胎児の頭から尾に向かって伸びる「神経管」と呼ばれる組織から作られます。
この神経管は、脳や背骨の中を走る大切な神経の束「脊髄」などの元になるものです。またここから眼も作られてきます。

 

赤ちゃんの脳の成長を表した図|不妊治療HP

 

 

 

 

赤ちゃんの脳の作られ方とは?

 

1.大脳の成長とシワ

受精後4〜5週ぐらいになると、神経管の頭部に複数のふくらみが現れます。
写真で見るとわかるように一番左端にできるふくらみが後に「大脳」に発達する「終脳(forebrain)」です。大脳は知っている方もいるかもしれませんが、言語能力や芸術などの感覚に関わる右脳と数字の計算や論理的に考える能力に関わる左脳がありますよね。とても高度な機能を持っていて、成人では大脳が脳全体の約85%の重さを占めると言われています。

この終脳は後方に向かってどんどんと大きくなり、間脳におおいかぶさるように成長していきますが、その成長が後頭部に達すると、今度は下方へ、さらに前方の外側へと成長を続けます。こうして脳の側面には「側頭葉」という部分が形づくられていくのです。

すごいですよね^^。

大脳の表面は、はじめツルツルとした滑らかな状態ですが、成長に伴って表面には溝や盛り上がりがつくられ、いわゆるシワが出来てきます。要は脳が大きく成長していくにつれて、シワも作りながら脳内がうまっていくわけです^^。
実はこのシワを作ることで表面積を増やし、大脳の表面である「大脳皮質」と呼ばれる部分の大きさを広げているとも言えます。

 

赤ちゃんの脳の成長を表した解剖図|不妊治療HP

 

 

2.小脳の発達と大切な機能

そして最初、後脳と呼ばれていた部分からは「小脳」がつくられます。
小脳もとっても大事なところで、平衡感覚や運動機能を調節したり、リズムに合わせた動きや協調運動にも関わります。
この小脳が未発達な状態になるだけでも、呼吸や消化器、また運動機能など様々なところに問題が起こるので、小脳も含め、脳の正常な成長はとてもとても大切なのです^^。

今日はここまでです。
読んで頂いてありがとうございます。

また次回をお楽しみに〜。

 

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高齢でも赤ちゃんが欲しい【 part18】|人間は腸から出来る!?

かわいい赤ちゃんのポッコリお腹|不妊治療HP

この数回、赤ちゃんの身体がどうやって出来ていくかをお話してきましたが、その身体の中で一番最初に出来る内臓器はどこだと思いますか?

前回のblogはこちら↓

 

 

 

 

人間の誕生は「腸」が始まり

 

それは、今日の題名からもわかるように「腸」です!
母親の胎内で受精卵から人間の形になっていく時に最初に出来上がる器官は、心臓でも脳でもなく、腸なのです。
そしてその後に、腸の両端に口と肛門が出来上がります。

人間の誕生は、実は腸が始まりだったとも言えます。
それはそれだけ腸管というものが大事だからでもありますが、他のすべての動物についても同様のことが言えます。
植物が根から養分を吸収するように、動物は「腸」によって「栄養の吸収と排泄」を行い、命をつないでいます。なんと植物と動物の違いは「腸があるかないか」の違いと言われている程です。

 

胎児の腸の成長解剖図|不妊治療HP

 

 

 

 

赤ちゃんの身体で腸は何よりも大事なところ

 

1.消化管はまだ1本の管!?

胎児は、臍の緒からお母さんの栄養をもらっているので一番最初に機能し始めるのは心臓ですが、形としては腸がまず初めに出来上がっています。
ちょっとわかりずらいかもしれないですが、写真(上図のMidgut)のように、胚子の断面図では、卵黄嚢を取り込んで出来るのが「消化管」です。

大人の消化器系の臓器は、みなさんもご存知のようにさまざまな構造をしています。小腸はとても長くその長い管がクネクネと折れ曲がりながら、腹腔に収納されており、さらにその周りを大腸が走っています。そして腸の周囲には胃はもちろん、肝臓、胆嚢、膵臓などの臓器がありますね。

消化管は、初期の段階ではまだ1本の管です。
この消化管(胃や腸)、胎児が成長するにつれて、伸びたり曲がったり回転したりしながら、せまい空間にうまく収納されていくのです。
腸は固定されていませんが、あれだけ長い腸が狭いお腹の中に収納されるのでかなり入り組んでいると言えますね。すごいものです。
ちなみに大人の腸を全部取り出して長さを測ると小腸6〜7m、大腸1.5〜2mになると言われています。

 

2.胃の作られ方と小腸・大腸の成長

胎児の腸の解剖図|不妊治療HP

胃は受精後4週ごろに出来始めます。初めは消化管の一部が少し膨れただけですが、その後、片側が急速に成長して一方が大きく膨らんだ形になります。さらに胃は正面から見て時計回りに少し回転し、横に寝るような形になります。
これが正常なJの字の形をした胃ですね^^。

腸自体(小腸と大腸)自体も急速に成長していきます。その都度、腸は折れ曲がりながら腹腔内に収納されていきますが、受精後11週頃になると、小腸の周囲を大腸が囲い始め、盲腸が下方に移動して大人に近い配置になります。

 

 

 

 

私たちは食べたものから出来ている!!

 

1.私たちの先祖はなんとナメクジウオ!?

実は私たち人間の祖先は、いまから5億2000万年以上前、ナメクジウオだったことがわかっています。
ナメクジウオのウオとは名のみで、脊椎はなく「植物プランクトンなどを海水と共に取り込み、余分な水は出水孔から放出して、エサは腸に取り込んで肛門から排泄」というシンプルな構造で、こういったナメクジウオやナマコのような生き物は、基本的には口、腸、肛門が管状につながったいわゆる「腸」だけと言っても良い生き物なんですね。

この生き物が人間の祖先であれば、腸が何よりも先に形作られるのはわかる気がしますね^^。

ちなみにイソギンチャクのような、腸と口と触覚だけの動物も、体イコール腸のような単純なつくりで、食べ物を送りこむための「口」があり、その口は排泄物を出す肛門も兼ねています。ただイソギンチャクの腸は、実にインテリジェントです。どんな食物が入ってきたかを見極める「センサー細胞」があり、腸の内容物を化学的に認識して反応をおこします。細胞の中に備えたホルモンを放出して、「こういう食物がある」という情報を近くの細胞や神経に伝えます。その神経細胞は、さらに別の細胞に信号を送り、腸の内容物に応じて、それぞれを分解し、吸収する反応がおこるわけです。
イソギンチャクの神経細胞は全身にバラけるように存在していて、進化につれて腸を守るためにまわりを神経細胞が取り囲み、脊髄ができ、その先端部がふくらんで、脳ができてきました。

人間の場合は、その脳がたまたまさらに進化して大脳皮質ができ、高度な精神活動やコミュニケーションができるようになったと言ったら良いでしょうか。笑。

 

2.腸は生物が生きていくために何はなくとも必要なもの

しかし、基本的な腸のつくりと働きは、イソギンチャクやナメクジウオから人間に至る進化の過程で、ほとんど変わっていません。イソギンチャクの腸はそのまま人間の腸となり、触角のセンサー細胞は、人間の舌の味を感じ分ける「味蕾」になって残っています。
人間の小腸では、センサー細胞と、ストッキングのように網の目状にはりめぐらされた神経細胞との2つだけで、すべての働きを司っています。
つまり、脳の指令を全く受けずにもすべての処理を行うことができるというわけですね。

話が少し長くなりましたが・・・
「私たちの身体は食べたものから出来ている」と言われるように、人間の進化の過程でも、赤ちゃんの成長の過程でも一番最初にそこにあるのが「腸」なのです。
腸はそれだけ、生物が生きていくために何はなくとも、必要なものということなんです!

 

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高齢でも赤ちゃんが欲しい【 part17】|赤ちゃんの身体はどうやって出来ていくのか?④「手や足の水かきが消える!?」|9〜10week

9〜10週目の胎児の絵|不妊治療HP

今日のトップ写真は、10週目に入った胎児です^^。
いかがですか?
いままでまだ人間っぽく見えなかったかもしれませんが、10週目になるといよいよカワイイ赤ちゃんの姿になってきたと思います。

卵子と精子が奇跡的に受精し、小さい受精卵から細胞分裂を繰り返して生き物の姿になっていくのをここ数回のblogで書いてきましたが、最初から読まれている方は、本当に長い長い道のりでこうやって成長していく過程に驚くのではないでしょうか。
私自身も、実際今、妻のお腹に赤ちゃんがいるわけですが、こうやって成長してきたのかと思うとさらに感動が増します。今はもう8ヶ月に入るので、お腹の中で元気に動き回っているようですが。笑。

受精から3週目について↓

4週目について↓

5週目〜8週目について↓

 

 

 

 

胎児の成長過程でプログラミングされた細胞死とは!?

 

1.手や足の水かきの進化の過程

さて、小さい変化ですが、前回の写真から手や足の水かきがなくなって、しっかりとした形になってきたのに気付いた方がいるでしょうか?

この手や足は、初期の段階では指はなく、先端は丸みを帯びています。
それがしばらくしてくると、先端が扁平になり、徐々に指と指の間に水かきをもつようになってくるのです。
そしてこの後、水かき部分の細胞が死んでいき、指と指との間に隙間が出来ていくのですね。
下の写真を見るとその過程がよくわかると思います^^。

 

週数による胎児の成長を表した写真|不妊治療HP

 

 

2.プログラムされた細胞死

実はこの「水かき」の細胞が死んでいく過程ですが、通常は、細胞が死んでしまう時には、細胞が膨張して細胞膜が破れ、内容物が周囲に漏れ出すことで炎症が起きることが多いのですが、このような遺伝子情報によって決まっている細胞死は、それとはちょっと違います。
細胞が特定の信号を受け取ると、死に向かうプログラムのスイッチが入ります。その結果、細胞が縮んで、核が分断され、さらには細胞自体が細かく分断されます。そしてマクロファージ(免疫細胞)と呼ばれる細胞がすばやく食べることで掃除され、炎症は起こらず、正常な細胞死が行われるわけです。

 

面白いですよね。
細胞分裂しながらどんどん大きくなるだけでなく、プログラムされたような細胞死も介しながら、形になっていく・・・。
こういったプログラミングされた細胞死は、動物の成長過程でもたくさん見られるそうです。
一番良い例がオタマジャクシですね。オタマジャクシがカエルに成長する過程で尾っぽが消える際にも、プログラムされた細胞死が起きているのです。

オタマジャクシの話をしていて、思いましたが、こういった受精卵からの成長をみていくと生き物の成長や誕生の過程はとても似ていますね。
当たり前と言えば当たり前ですが、小さい胚子の頃なんかオタマジャクシにそっくりかもしれません^^。

 

次からは、いろいろな赤ちゃんの内臓器のつくられかたを見ていければと思っています。
ではでは^^。

 

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高齢でも赤ちゃんが欲しい【 part16】|赤ちゃんの身体はどうやって出来ていくのか?③「目や鼻、手足が出来てきます」|5〜8weeks

5〜8週目の胎児の絵|不妊治療HP

今日は、昨日に引き続き受精後5週〜8週までに話を進めていきましょう。
この時期になるとようやく人間っぽくなってきます^^。

昨日のblogはこちら↓

 

 

 

 

赤ちゃんの内臓器官の発達

 

5週目、内臓器官が一斉に作られ始めます。神経管を支配する頭部が発達するとともに心臓、手、気管支が急速に発達してきます。
そして6週目には、頭と胴が区別できるようになってきますが、この頃はまだまだ二頭身です。目や鼻も出来始めて人間らしくなってきますね。全長は20〜25mmぐらいと言ったところでしょうか。

5〜8週目の胎児の解剖図|不妊治療HP

7週目に入ると、肝臓や腎臓が動きだし、胃から消化液の分泌も始まってきます。
さらに脳や神経の大半が出来上がり、目の水晶体(レンズ)も作られ始めます。
手や足には水かきのようなものがありますが、足の指もしっかり見え始め、筋肉も動き始めます。

ちょうどお母さんはこの頃、つわりや乳房の張りを感じる時期です。
また乳白色のおりものが増えます。

 

 

 

 

妊娠して2ヶ月は葉酸も必要な「器官形成」にとても大事な時期!?

 

1.器官形成期

さて、そのまま続いて8週目に入ると耳が出来てきます。
そうなると、上の写真のように随分と人間らしくなってきた感があります^^。
手指の水かきが無くなってきて、1本1本の指がちゃんと独立した形になってきます。
特にこの時期になると、手指を曲げたり伸ばしたりしている様子が確認出来るようになるので、とてもかわいいです。
まだ三頭身ではありますが、それまであった尾っぽも消え始めます。

この8週目には、赤ちゃんは全長約25〜35mmの大きさ。手、足、関節が出来始めていわゆる「胎児」と呼ばれるようになります。

もちろん、栄養学的にもここまでの2ヶ月間はとても大事で「器官形成期」と言われます。この時期に風疹にかかったり、種々の薬物の影響を受けると、正常な器官形成が行われず、奇形になる可能性も出てきます。
よく言われる遺伝子に関わる「葉酸」という栄養素は、まさにこの時期に必要不可欠なものですね。

 

 

2.卵黄嚢について

お母さん側の変化としては、8週目になると、つわりがひどくなり始めます。
さらに乳房も大きくなってきて、子宮はこの頃には握りこぶしぐらいの大きさになりますね。
胎盤はまだ未完成ではありますが、胎盤からの栄養供給が本格的になるにつれ、卵黄嚢は必要なくなり、だんだんに小さくなってきます。
実はこの卵黄嚢は、その後、そのまま残って出産後に後産となり、流れ出てくることなるのです。

今日はここまでしておきますね^^。
次回をお楽しみに〜。

 

カイロプラクター/アプライドキネシオロジスト
小菅一憲

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高齢でも赤ちゃんが欲しい【 part15】|赤ちゃんの身体はどうやって出来ていくのか?②「命の鼓動が始まる時」|4weeks

4週目の胎児の絵|不妊治療HP

みなさん、こんにちは^^。
受精後4週目に入ると、前回までお話してきた平らな円盤のような形だった「胎盤」がようやく生き物らしくなってきます。
発生学では、この頃の赤ちゃんを「胚子(はいし)」と呼ぶのでしたね。

前回のblogはこちら↓

 

発生3週から8週は、「胚子期」もしくは「器官形成期」と呼ばれる期間でもあり、前々回にお話した3肺葉(外胚葉、中胚葉、内肺葉)のそれぞれが多くの特定組織や器官をつくる、赤ちゃんにはとても大事な時期です。
今回と次回お話する8週目までで、主要器官系がほぼ完成され、2ヶ月末までには人間らしい外形的特徴が見られるようになります。

 

 

 

 

4週目は赤ちゃんの内臓、器官、組織が形成される最も大切な時期!?

 

1.消化管の始まり

4週目の胎児の解剖図|不妊治療HP

図を見るとわかりますが、徐々に胚子の頭側と尾側が折りたたまれていきます。
それと同時に身体の左右も同じように折りたたまれていき、生物らしい形になっていくのです。
赤ちゃんは平らな円盤から、ヒダのついたゾウリムシのような形になります^^。そして大きさも0.1mmだったサイズが1〜2mmまで成長し、頭とお尻の区別もつくようになるのです。

そしてこの折りたたまれる身体に伴って、大きな空洞だった「卵黄嚢」の一部が胚子に取り込まれるようになり、この部分が赤ちゃんの食道や腸などの大切な消化管になっていきます。

 

 

2.有害物質や有害金属の影響

次回以降詳しくお話しますが、この時期は身体の内部で「心臓や肺」などの様々な臓器や組織の原型が急速に形づくられていきます。
そして逆に言うと、さまざまな臓器をつくるための栄養が大切なのはもちろん、有害物質などの影響を受けて様々な障害を引き起こす可能性のある時期とも言えます。
有害物質には、たとえば水銀や鉛などに代表される重金属の問題などがあります。

重金属の詳しい話はこちら↓

 

 

 

 

心臓の鼓動が始まり、へその緒も作られ、赤ちゃんの活動がスタート

 

1.命の拍動の始まり

この時期に3肺葉の中でも、外胚葉の一部が神経管に変化し、脳と脊髄を作ります。さらに中胚葉からは心臓が作られ、まさに拍動を開始するのです。

命の鼓動が始まる瞬間ですね!^^。

また、いよいよお母さんとの連絡通路である臍帯(へその緒)の原型が出来始め、咽頭や気管支も作られ始めます。

 

まだまだ未完成な胎盤(胚子)ではありますが、わずかながらその働きを開始するのです^^。
へその緒が出来ると母体から栄養と酸素を運び、赤ちゃんからは老廃物を運び出そうとしていきます。

 

 

2.進化の過程

4週目の胎児の解剖図|不妊治療HP

ちなみに写真を見るとこの時期の赤ちゃんは 尾を持っているように見えますね。これはほかの脊椎動物とも似ていて、人間が共通の祖先から進化してきたことの証拠であるとも考えられています。

そして頭部のすぐ下にある「咽頭弓(鰓弓)」の一部は、魚類などが持つ「えら」に相当する部分であると言われています。現在この「えら」が使われているわけではないですが、進化の過程の名残が残っているということですね。

 

 

この「えら(咽頭弓)」は、成長に伴って顎になったり、耳の一部になったりしていきます。
進化の過程はとても面白いものです。

 

今日お話した4週目の時期は絶対過敏期とも言われ、赤ちゃんの内臓、器官、組織が形成される最も大切な時期です。
しかし、まだ妊娠に気付いていない時期でもあるので、お母さんの栄養状態がこの組織形成を左右します。
妊娠を計画したら、いつそういう状態になってもいいように備えておくことが大事ですね^^。

次回は5週〜7週の成長を見ていきましょう!

 

カイロプラクター/アプライドキネシオロジスト
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高齢でも赤ちゃんが欲しい【 part14】|妊娠に気付くのは、早い人で妊娠6〜8週目!?

お腹に優しく手を置いている妊婦さん|不妊治療HP

みなさん、こんにちは^^。
前回は受精後3週間ぐらい経った時の「胚子」の状態についてお話しました。

前回のblogはこちら↓

 

 

 

 

人体発生学について

 

ちなみにこういったお話はいわゆる「発生学」と呼ばれる分野のものですが、精子と卵子が受精することでヒトの発生は始まり、受精後38週でめでたく生まれるということになります。そしてそのうちの受精後3〜9週は、赤ちゃんの器官を形成する重要な時期で、胚子期と呼ばれているのです。

 

私もカイロプラクティックの学校では、人体発生学の授業があり、詳しく勉強をした記憶があります。しかし、やはり学生・・・恥ずかしながら、その時は厳しい試験のためにかなりの量を覚えるのですが、そのうちに忘れている部分もあります。
卒業後、こうやって臨床の中で、不妊のことや妊婦さん、そしてお子さんの治療をするにあたって何度も何度も、繰り返し勉強することで頭に入ってくるものです。

みなさんも初めてこういう話を聞くと、難し過ぎて頭に入ってこないと思いますが、実際赤ちゃんが出来たりするとまた違うものです。
そして、この発生学は特に人間の神秘的な部分を知ることが出来る魅力的な分野の話だと思います。
またいつかの時にも、思いだしたらもう一度読み返してみてください^^。

 

 

 

 

受精後○週目と妊娠○週目(妊娠週数)の違い!?

 

さて、冒頭から脱線しましたが・・・^^;
今日は赤ちゃんの器官形成に大事なこの胚子期という時期は、まだお母さんが妊娠に気付いていないということ、そしてこれこそが大切な妊娠前の栄養学につながるお話なので、少し触れておきますね。

 

まず今日のblogの題名で気付いた方はいるかもしれませんが、「妊娠に気付くのは7〜8週目」というのに何か違和感を感じませんでしたか?
前回までは、受精後から何週間かで話を進めていましたが、これと妊娠週数の数え方は少し違います。WHO(世界保険機構)で定められている妊娠週数の数え方は「最終月経が始まった日から」数えていきます。
これは、WHOが「受精から出産に至った日数」を調べたところ、妊娠期間の平均が280日±15日であることがわかり、「妊娠の正常持続日数は280日で、28日を1ヶ月、7日を1週と定め、妊娠持続を10ヶ月/40週とする」と定めたからです。この定義に従って、最後に生理がきた初日を「妊娠0週0日」として7日で1週、28日を1ヶ月と数えたものを「妊娠週数」と呼んでいます。
ということは、もし28日周期の人の場合、最終月経開始日から14日後(妊娠2週0日と数える)が排卵日になるわけです。

こういうことから、「受精後3週目」というと、妊娠週数で言うと「妊娠5週目」ということになりますね^^。
なにやら、ややこしいですが、そういうことです。

 

 

 

 

妊娠に気付く前から栄養管理することの大切さ

 

1.妊娠に気づいていない数週間がとても重要な時期

妊娠5週目というと、まだお母さんは実は妊娠に気付いていません。
ちょっと月経の遅れに気付くあたりですよね。
しかし、この時すでに前回お話した赤ちゃんの基礎である「3肺葉」が出来ます。これが今日のポイントです。

もちろん6週目、7週目になってくると病院に行って妊娠がわかります。そして普段から生理周期が安定しない人でも3ヶ月目に入ったらもうほとんどの方が妊娠に気付いています。
多くの妊婦さんはこの時期以降に指導を受け、妊娠期の食生活について一通り学んでいくと思いますが、果たしてそれで間に合うのでしょうか?

この受精後3週〜9週(妊娠5週〜12週)は、赤ちゃんの器官を形成する重要な時期で、胚子期と呼ばれます。
わずか数週間の間に胚子は大きく成長、変化し、ヒトらしい形態になっていきます。
そしてこの時期はさまざまな異常発生を起こすリスクがある臨界期でもあり、先天異常の問題に関連する大事な時期と言えます。

 

 

2.プレマタニティ栄養学

こう考えていくと、妊娠に気付く前からしっかりと栄養管理していた人とそうでない人とでは大きな差がつきそうですよね。

そして妊娠に気付いたこの時期は、もう一つの問題も出てきます。
そうなんです!
妊婦さんには、「つわり」というハードルのある時期でもあります。赤ちゃんのために栄養を摂らなくてはいけないことがわかってはいても、食べられないこともよくありますね。
こうなっていくと、大切な胚子期に赤ちゃんへの栄養補給が先送りされてしまうのではないかと私は心配になります。

特に今の若い人の食事や栄養状態はとても良いとは言えないのが現状です。

このことからも妊娠に気付く前からの栄養管理の大切さ、まさにプレマタニティ栄養学という考え方が大事になってくるのです。

 

この話。
とても大事なので、また別のタイミングでどのような栄養が必要かも合わせてお話していきたいと思います。

今日はこんなところで^^。

 

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