出産前後のカイロプラクティックケア【 part2】産後に股関節(足)が開かない!
みなさん、こんにちは^^。
ママミーツベビ院長の小菅一憲(カズ先生)です。
さて、前回に引き続いて今日は、産後から股関節の痛みが出現した方についてお話します。
前回ののblog↓
産後には骨盤が捻れると何が起こる!?
この方は、31歳の女性の方で、出産後から足を全く外に開くことが出来なくなってご来院されました。
またいわゆる「女の子座り(膝を内側向きして座る)」がまったくできなくなったとい言います。
驚いたのは、出産前後の腰痛などは特になかったようなんですね。
股関節の可動域を検査してみると、両足とも外転(股を広げる方向)が制限されており、30度~40度くらいで痛みも生じていました。
また内旋方向で制限はないのですが、動きに伴う痛みがありました。
次に骨盤の状態をチェックしてみると、明らかに骨盤の捻れがあり、とくに恥骨結合部(骨盤の前方の接合部)において顕著であることがわかりました。
前回もお話しましたが、女性は出産するにあたって骨盤を広げるために靭帯などを緩める特有のホルモン「リラキシン」が分泌されます。
このことで骨盤が広がり、産道を通って赤ちゃんが出てくることができるのですが、骨盤の関節は一時的に不安定になり、腰痛を抱える人も多いのです。
また産後にホルモンの分泌がおさまり、骨盤が安定してくる時に骨盤周りのバランスを崩す人が多いと言われています。
この方の場合は出産前後の腰痛はなかったのですが、産後に「恥骨結合」で捻れが生じていました。
恐らく出産時に生じたものでしょう。
恥骨結合の動きは、股関節の働きにも連動しており、この捻れが股関節の動作痛の原因だろうと考えました。
産後にとくに多い恥骨結合の問題に対する治療
治療では、骨盤の捻れを取り除くようにブロックを骨盤の下に置き、股関節を大きく内旋方向にまわしていくようにしました。
最初は痛みがありましたが、何度も続けるうちに痛みは取れ、違和感なくまわせるようになりました。
骨盤の捻れを取り除いた後、股関節の外転(股を広げる方向)をチェックすると痛みもなく、80度~90度まで広げられるようになっていました。
その他、股関節や骨盤に問題があったことでお尻の筋肉や足の内側の筋肉が硬くなり、筋力も落ちていたので、筋肉に対するケアも行いました。
前回も言いましたが、出産前後は本当に骨盤周りのバランスを崩しやすいのです。
カイロプラクティックによるトータルチェックをしてもらってくださいね^^。
ではでは。
また次回をお楽しみに^^。
カイロプラクター/アプライドキネシオロジスト
小菅一憲
ママミーツベビ|不妊治療専門 カイロプラクティック+栄養療法
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