ハーブの中にも流産に関わるものがあります

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女性は妊娠すると、とても幸せな気持ちになると思います。
また一方で、身体の変化が出てくると、食べて良いものと食べてはいけないもの区別や、日常的に注意しなければいけないことなど、様々なことが気になってくると思います。
その中でもハーブは、誰もが良いものと思いがちですが、落とし穴もあります。というのも実は、ハーブの中には流産に関わるものもあるのです。
ハーブを取り入れてみたいと思っている妊娠中のママには、是非知っておいてもらいたい知識の一つです。

<ハーブとは>
ハーブはラテン語で「緑の草」「草木」などを意味するHerba(ヘルバ)からきています。
ハーブの種類は確認されているだけでも3万を超えており、葉、花、実、種子、茎、根、樹皮などを、生のままや乾燥させたり、煮出したり、精油にしたりして使用することができ、様々な特性があることがわかっています。そして、飲用や湿布、塗布、吸入、浴用など様々な方法で活用することができます。
私たちが日常で最も手軽にハーブを取り入れることができるのは、お茶にして飲むことだと思います。特に、妊娠中はカフェインを控えた方がよいと言われているため、ハーブティーを選びがちですが、中には妊婦さんには合わないハーブもあるのでノンカフェインだからと言って安易に飲むのは控えた方が良いでしょう。

 

<妊婦さんは避けるべきハーブ>
◎妊娠初期〜中期は特に注意
・カモミール
・ジュニパー
・セージ
・ラズベリーリーフ

◎子宮の筋肉を緊張させる作用がある
・セントジョーンズワート

◎子宮を刺激する
・フェンネル
・ローズマリー
・マジョラム

◎子宮収縮を促す
・アロエ
・カモミール
・ジュニパー

◎高血圧、子宮出血の恐れがある
・リコリス(甘草)

また、植物性アルカロイドを含むハーブ(生薬、漢方を含む)は、よほどの理由がない限り、使用法に関わらず100%避けるようにしましょう。
・ブラックコホッシュ
・オオアザミ
・ブルーコホッシュ
・クランプバーク
・ダミアナ
・当帰
・朝鮮ニンジン、シベリアニンジン
・リコリス(甘草)
・サルスパリラ
・ノコギリヤシ
・ヤーロー

 

妊婦さんに注意が必要なものをご紹介してきましたが、もちろん使えるハーブもあるので、いくつかご紹介していきたいと思います。

<妊婦さんでも使用できるハーブ>
・ジンジャー
身体を温めてくれる「しょうが湯」として親しまれており、発汗作用や消化促進作用があるので風邪の症状を和らげてくれます。また吐き気を抑える作用があるので、つわりのときにおすすめです。

・ルイボス
ルイボスには冷え性、便秘、アレルギー症状を抑えて皮膚疾患を改善してくれる働きが確認されており、湿疹や花粉症などにも使用することができます。
ルイボスティーは、亜鉛やカルシウム、鉄分など妊娠中に不足しがちな栄養素が含まれ、とても飲みやすいハーブティーです。また、成分が穏やかなので、薄めて飲めば1歳頃から飲むことができます。

・ラズベリーリーフ
ラズベリーリーフは「安産のお茶」といわれ、子宮と骨盤の筋肉を強くして、お産をスムーズにしてくれる効果があります。産後も飲み続けると、体力の回復が早く、母乳の出もよくしてくれます。妊産婦には欠かせないと言われていますが、妊娠初期に飲むと、子宮を収縮してしまい禁忌とされているので、飲むタイミングは出産予定日の2ヶ月くらい前からにしましょう。

いかがでしたか?
身体に良いと思っていたものが、実は子宮には悪い影響を与えてしまう場合もあります。知らず知らずに摂取してしまい、後から不安な気持ちになってしまうこともあるかもしれません。
ママミーツベビでは、そのような不安を解決するためにハーブに詳しいスタッフが在中しております。また妊娠されている方には、注意をしておきたいハーブや食事の摂り方などをわかりやすくご説明しております。

是非、大切な知識としてみなさんのマタニティーライフに取り入れてみて下さい。

 

薬剤師
小菅美保

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元気な赤ちゃんを産むための栄養を知る!

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栄養がしっかり行き届いていると元気な赤ちゃんを産むことが出来ます。
逆に栄養素の過不足があるとそれが赤ちゃんにも大きく影響します。

赤ちゃんにとって妊娠中から出産、そして生まれてからの幼少時期は、人生の中でもっとも生命の感受性の高いときです。
たったひとつの栄養素の不足により、取り返しのつかない大きなダメージを受けることすらあるのです。

数年前から、世界的に話題になっている神経管欠損症という先天異常があります。
アメリカでは年間4000人以上が、日本でも1000人ほど確認されており、いまではよく知られていますが、これは葉酸というビタミンが不足するために起きる異常です。
葉酸は、アスパラガス、ほうれん草、ブロッコリー、オクラ、芽キャベツなどに含まれているビタミンBの一種ですが、遺伝子に関わるビタミンでとても大切な栄養素です。
またダイエットなどによってすっかり鉄不足になったお母さんのおなかで育った胎児は、その鉄不足によって脳の発育に少なからずダメージを負うということもわかってきています。

こういった栄養素に関する話は、ことさら妊婦と赤ちゃんに関しては本当にたくさんあります。
それだけ大事な時期でもあるわけです。なにより、お母さんの栄養から新しい命が生まれるわけですから。この栄養を知らないがために、大きなダメージを受ける危険があるなら、是非それを知って回避していきましょう。
妊娠、出産を考える女性にこそ、こうした栄養知識を得ることの意味は大きいはずです。

 

<赤ちゃんのための栄養素>

◉タンパク質
私達の皮膚、髪の毛、爪にはじまり、骨や血管、内臓に至るまで、カラダを作る材料です。
赤ちゃんをつくるのにも最重要です!

◉鉄
鉄は粘膜を作る材料になります。赤ちゃんにとって居心地の良い子宮環境を作るには必須の栄養素です。その他、赤血球を作ったり、酸素を運ぶ役割があります。赤ちゃんにも酸素を運ぶので必要量が増えます。

◉亜鉛
皮膚を作ったり、免疫を高めたり、性機能に関わるミネラル。細胞分裂を促す働きがあり、細胞分裂が盛んな胎児にとっても必須の栄養素です。赤ちゃんは28週目以降に急速に亜鉛を吸収し始めます。もし亜鉛が不足すると低体重、低身長の赤ちゃんになってしまいます。

◉葉酸
葉酸はビタミンB群の一種。遺伝子に関わるビタミンで欠乏するとDNAの形成、細胞の成長が阻害されます。葉酸欠乏は胎児の「神経管閉鎖障害」を引き起こします。最悪の場合、「二分脊椎」や「無脳症」のリスクになります。

◉ビタミンB6
食欲がない、匂いが気になる、吐き気がするなどのつわり症状は、ビタミンB6欠乏の場合が多いと言われています。脳の神経伝達物質の原料としても重要で、お母さんの母乳のB6が少ないと赤ちゃんの落ち着きがなくなったり、夜泣きが激しくなることもあります。

◉ビタミンE
ビタミンEは「妊娠ビタミン」とも言われ、排卵の促進、卵巣重量の増加、ホルモン調節、月経周期を正常にする働きがあります。ビタミンEには「血流を良くする」働きもありますが、胎盤の血流を促進し、赤ちゃんへの栄養が届きやすくなります。
母乳の出が良くなる効果もあると言われています。

◉カルシウム
カルシウムは骨や歯の材料!赤ちゃんの発育にも欠かせません。赤ちゃんはお腹から出てくる時にお母さんから30gのカルシウムをもらって産まれ、授乳を通して、210mg/日もらっています。

いかがでしょう?
ここに書いたものは代表的なものですが、これらの栄養素によって、赤ちゃんの発育状態が決まると言っても良いかもしれません。

 

考えてみて下さい。
妊娠した時は、1gにも満たなかった受精卵が、約260日かけて、お母さんの子宮の中で3000gの赤ちゃんに成長していくのです。
成長していくための栄養は、胎盤を通してお母さんの身体からやってくるものだけ。
ということは、いいものであれ、悪いものであれ、お母さんが身体に取り入れたものは全て、赤ちゃんの発育に影響してしまうと言えるでしょう。
赤ちゃんのため、そしてお母さん自身が快適なマタニティライフを過ごすためにも、質の良い食事は欠かせません。妊娠中の栄養状態がいいと、未熟児出産、新生児死亡、妊娠中毒症のリスクが低くなります。また貧血や感染症、胎盤機能不全なども防止され、出産も楽になると言われているのです。

良い栄養をあげることができれば、生命の可能性を最大限にまで広げてあげることもできます。脳をつくるのも、神経細胞を育てるのも、免疫力を培うのも全て栄養素にかかっているので、栄養によってとても元気な良い子にできると言っても過言ではないのです。

ママミーツベビでは、妊娠中のお母さんのためにも、大切な栄養素についてわかりやすくお伝えするようにしています。
是非、みなさんも栄養たっぷりで、元気な赤ちゃんを産みましょう。

 

カイロプラクター/アプライドキネシオロジスト
小菅一憲

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ストレスがかかっていると妊娠しづらくなります

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みなさん、ストレスがかかっていると妊娠しづらくなるのをご存知でしょうか?

一つにストレスと言ってもいろいろなものがあります。みなさんは、ストレスというとまず精神的なものを想像されるかもしれませんが、実は精神的なもの以外にも、身体にかかる肉体的なストレス、栄養のアンバランスによるストレス、血糖値ストレス、気候的ストレスなど、様々なストレスが身体にかかっています。ストレスというのは、目に見えない抽象的なもので、表になかなか現れてこないのですが、誰もが知らないうちに負担をかけていることが多いのです。

このストレス、実は妊娠にとって大事な女性ホルモンのバランスを崩してしまいます。
女性ホルモンや男性ホルモンは、コレステロールを原料に作られますが、もう1つコレステロールを原料にしているホルモンが「副腎」から分泌されるステロイドホルモンです。
ストレスがかかると、副腎という臓器からストレスを調整するホルモンである「コルチゾール」が分泌されます。この「コルチゾール」の需要が増えてくると身体はそちらを優先するため、コレステロールからの性ホルモン生成を抑制して、コルチゾールを作ろうとします。このことを「コルチゾールスチール」と言いますが、このようにストレスによって性ホルモンが減ってしまったり、バランスを崩したりすることはよくあることです。
またPMS(生理前症候群)に代表される月経の問題も、ストレスによるコルチゾールスチールが原因になっていることもとても多いのです。

 

月経とは、みなさんもご存知の通り、月に一回起こる女性の生理的な現象です。
またそういったことが起こるのは、思春期から閉経までの間、妊娠をするために卵子や赤ちゃんのための膜を準備するからです。
月経周期には女性ホルモンである、エストロゲンとプロゲステロンが深く関わっており、この2つのホルモンによってこの月経周期がコントロールされています。エストロゲンは、卵子を育て、子宮の内膜を増殖させる働きをするのに対して、プロゲステロンは、妊娠をサポートするホルモンともいわれ、子宮内膜に栄養を送りながら、受精卵が着床しやすい状態に保ちます。

もし、ストレスによってこれらのホルモンがバランスを崩したら、どうなるでしょう?
月経周期が乱れてしまったり、内膜がうまく準備出来ずに妊娠しづらくなってしまうことは想像出来るのではないでしょうか。

また甲状腺が機能低下すると不妊になりやすいと言われますが、これにもストレスによる副腎疲労(継続的なストレスによって副腎が疲れてしまった状態)が深く関わっています。ストレスがかかると身体は防御反応で自身を休ませようとするので、エネルギー代謝に関わる甲状腺の働きを抑制します。ストレスがかかって疲労状態になったり、身体がだるくなったりするのは、まさにこのことが関わっているのですが、甲状腺が機能低下してくると、身体の元気が出ないだけでなく、甲状腺からの脳への連絡により、プロラクチンというホルモンが分泌されることになります。プロラクチンが出ている時は、卵胞の生成が抑制されてしまうので、まさに不妊に関わってくるというわけなのです。

その他、副腎機能低下による免疫異常や子宮内膜NK細胞のアンバランスと不妊の関連もよく言われていることですね。さらに、ハイストレスによる身体での炎症は、卵子や子宮内膜はもちろん、精子にも悪影響です。
このように、ストレスは女性だけではなく、男性側の不妊にも関わっているのです。

 

みなさん、こんなこと身に覚えがありませんか?

朝起きるのがつらい
疲れが取れない
塩辛い食べものが無性に欲しくなる
倦怠感
日常的なことがとても疲れる
性欲の低下
病気や怪我、外傷、トラウマから回復するのに時間がかかる
立ちくらみがする
楽しいことが一つもない、やる気がおきない
思考が定まらず、ぼーっとする
記憶があいまい
夜やっと元気になる

こういう方はストレスが溜まっているかもしれません。

 

ストレスは蓄積します。
休みの日や旅行などでリフレッシュしても、しっかりと副腎を休めていないと少しずつ蓄積していき、いつの日か破綻する時が来ます。
まずはストレスがかからないようにすること。そして次にストレスを許容出来る器を大きくすることがとても大事です。

私たちは、不妊で悩んでいる方への副腎に対するアプローチをとても大切に考えています。
不妊に悩んでいる人は、お金と労力はもちろん、不妊治療に疲れてしまって副腎が弱っていることも多く、実はストレスから解放されると妊娠する方もいらっしゃるのです。

ストレスは悪ではありませんが、たかがストレスと片付けられるようなものでもありません。ストレスが蓄積することで、身体への影響は大きくなり、それが不妊につながります。
是非、副腎を労った生活を送って、妊娠しやすい身体を目指しましょう。

 

カイロプラクター/アプライドキネシオロジスト
小菅一憲

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