高齢でも赤ちゃんが欲しい【 part17】|赤ちゃんの身体はどうやって出来ていくのか?④「手や足の水かきが消える!?」|9〜10week
今日のトップ写真は、10週目に入った胎児です^^。
いかがですか?
いままでまだ人間っぽく見えなかったかもしれませんが、10週目になるといよいよカワイイ赤ちゃんの姿になってきたと思います。
卵子と精子が奇跡的に受精し、小さい受精卵から細胞分裂を繰り返して生き物の姿になっていくのをここ数回のblogで書いてきましたが、最初から読まれている方は、本当に長い長い道のりでこうやって成長していく過程に驚くのではないでしょうか。
私自身も、実際今、妻のお腹に赤ちゃんがいるわけですが、こうやって成長してきたのかと思うとさらに感動が増します。今はもう8ヶ月に入るので、お腹の中で元気に動き回っているようですが。笑。
受精から3週目について↓
4週目について↓
5週目〜8週目について↓
胎児の成長過程でプログラミングされた細胞死とは!?
1.手や足の水かきの進化の過程
さて、小さい変化ですが、前回の写真から手や足の水かきがなくなって、しっかりとした形になってきたのに気付いた方がいるでしょうか?
この手や足は、初期の段階では指はなく、先端は丸みを帯びています。
それがしばらくしてくると、先端が扁平になり、徐々に指と指の間に水かきをもつようになってくるのです。
そしてこの後、水かき部分の細胞が死んでいき、指と指との間に隙間が出来ていくのですね。
下の写真を見るとその過程がよくわかると思います^^。
2.プログラムされた細胞死
実はこの「水かき」の細胞が死んでいく過程ですが、通常は、細胞が死んでしまう時には、細胞が膨張して細胞膜が破れ、内容物が周囲に漏れ出すことで炎症が起きることが多いのですが、このような遺伝子情報によって決まっている細胞死は、それとはちょっと違います。
細胞が特定の信号を受け取ると、死に向かうプログラムのスイッチが入ります。その結果、細胞が縮んで、核が分断され、さらには細胞自体が細かく分断されます。そしてマクロファージ(免疫細胞)と呼ばれる細胞がすばやく食べることで掃除され、炎症は起こらず、正常な細胞死が行われるわけです。
面白いですよね。
細胞分裂しながらどんどん大きくなるだけでなく、プログラムされたような細胞死も介しながら、形になっていく・・・。
こういったプログラミングされた細胞死は、動物の成長過程でもたくさん見られるそうです。
一番良い例がオタマジャクシですね。オタマジャクシがカエルに成長する過程で尾っぽが消える際にも、プログラムされた細胞死が起きているのです。
オタマジャクシの話をしていて、思いましたが、こういった受精卵からの成長をみていくと生き物の成長や誕生の過程はとても似ていますね。
当たり前と言えば当たり前ですが、小さい胚子の頃なんかオタマジャクシにそっくりかもしれません^^。
次からは、いろいろな赤ちゃんの内臓器のつくられかたを見ていければと思っています。
ではでは^^。
カイロプラクター/アプライドキネシオロジスト
小菅一憲
ママミーツベビ|自然な形で妊娠したいママのための新しい不妊治療と栄養療法
==================================================================
子どもが欲しいのになかなか妊娠出来ずに困っている方
高齢だから妊娠を諦めてしまっている方
不妊治療に疲れてしまった方
自然な妊娠を望んでいる方
是非、お気軽にご相談くださいね。
初めてのご予約はこちらより↓
未来の患者さま
Mama Meets Baby
0368096155
〒106-0045
東京都港区麻布十番2-18-4 テンポイントビル102
==================================================================
Mama Meets Baby
クリニックの場所や治療内容を知りたい方はこちらをご覧になってください^^。
Instagram
赤ちゃんのかわいい笑顔をお届け中!
あなたのフォローお待ちしています。
==================================================================