高齢でも妊娠するために【 part7】|男性の不妊を改善するための大切な栄養素とは!?

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みなさん、こんにちは^^。

ママミーツベビ院長の小菅一憲(カズ先生)です。

 

前回に引き続き、「男性の不妊」についてのお話。
今日は主に、男性が妊娠するために大切な栄養についてお話していきましょう^^。

前回のblogはこちら↓

 

 

 

 

男性の精子のエネルギーと生命力を高める「アルギニン」とは!?

 

1.精子のアルカリ度を高めてくれる「アルギニン」

私のやっている内臓生体力学の中では、男性の精子を強くするために「アルギニン」という栄養素が大切であるとよく言われています。
アルギニンがしっかりと体内にあることで精子が作られ、アルギニンによって精子のエネルギーと生命力が強まります。

アルギニンとは、天然に存在するアミノ酸の一つで「非必須アミノ酸」です。
非必須アミノ酸となっていますが、人間の身体には非常に重要かつ必須のアミノ酸の一つで、成長期には特に大切になります。

 

アルギニンの働きには、細胞分裂や組織の治癒、その他アンモニアの解毒・排出作用があり、免疫を高めたり、ホルモン分泌にも関わるとされています。
そしてここが重要なんですが、アルギニンは塩基性アミノ酸の一種で、タンパク質を構成するアミノ酸としては最も塩基性(アルカリ性)が高いアミノ酸です。

以前のblog記事でもお話しましたが、男性精子は、女性の膣の中の過酷な酸性の海を越えていかなければなりません。

以前のblogはこちら↓

 mamameetsbaby.jp
Mama Meets Baby
不妊とマタニティケアの専門サロン

 

それは逆に言えば、女性の生殖器の酸性度に負けないように、男性の精子のアルカリ度を強めておかなければならないとも言えます。
そういった意味でもアルカリ性が強い「アルギニン」は、男性の精子をアルカリ性にしてくれるので、必須のアミノ酸とも言えるわけです。

 

 

2.アルギニンを多く含む食べ物

アルギニンは、乳製品、肉類、豆類、種(タネ)類に多く含まれています。
私がよくお勧めするのは、ひまわりの種やかぼちゃの種です。またゴマなんかも最高です。
これらの食材はアルギニンを多く含む食材で、なおかつ手軽に摂れるので重宝します。
大体1日に、手の平に乗るぐらいの量を食べてもらうようにしています。

もちろん、お肉やナッツ類も良いと思います。
同じく、男性の精子のアルカリ性を高めてくれると言われるので、オススメですね。

 

ナッツや種(タネ)類は、人によってはお腹が張ったりなど、合わないケースもあるので、様子を見ながら摂っていってくださいね^^。

 

 

 

 

精子の生存率を高める「ビタミンC」

 

1.抗炎症作用を持つ「ビタミンC」

私が男性に必ず勧めるもう一つの栄養素が「ビタミンC」です。
ストレスはビタミンCを消費しますので、ストレスがかかっている方や身体を酷使している方であればなおさらです。

ビタミンCは抗炎症作用を持っていて、精子の質を高めてくれると言われています。
男性生殖器には、一般的な炎症や外傷性のダメージ、そして糖類による炎症がよくありません。
こういった炎症を起こらない状態にしておくのにビタミンCはとても大切な働きを持っています。

 

実は私の知っている方でも、男性が50代、女性は30歳後半のご夫婦でずっと子供ができなかったんですが、男性がビタミンCを継続的に飲んでいたら、なんと結婚7、8年目に妊娠されたカップルもいらっしゃいました。

 

 

2.重金属によって不足しやすくなる「ビタミンC」と「亜鉛」

また男性・女性ともに重金属(水銀、鉛、カドミウム、アルミニウムなど)は、副腎疲労や甲状腺機能低下、性ホルモン産生低下、エネルギー代謝低下など様々な問題につながるとともに、お腹の中の赤ちゃんへの影響も考えていくと良くありません。
さらにこの重金属、体内に蓄積しているとビタミンCと強力にキレートしてしまう(くっついてしまう)ので、ビタミンCが不足しやすくなります。
セックスミネラルと言われる亜鉛も、重金属の解毒や排出で使われるので、不足しやすく要注意です。
お魚を食べることが多い日本人は、水銀の蓄積量が多いので、この問題は女性に限らず男性も気にしておいた方が良いかもしれません。

妊娠と重金属のことはこちら↓

 

ちなみに・・・
これらの栄養素を考えた食事やサプリメントでの栄養補給をしながら、カイロプラクティックで継続的に治療を行ったところ、男性の精子がゼロに近いぐらいだったのが、100万まで増えたという研究もあります。

治療はもちろん、男性側の栄養も侮れませんよね^^。

 

 

3.環境ホルモンによる女性化の問題

その他、男性側で注意する点は、環境ホルモンが含まれる物質(化学物質が使われているもの)です。
これらの物質からは系統学的な影響を受けやすく、いわゆる女性化しやすくなるのです。このとは男性生殖器の働きはもちろん、精子の生成や質にも関わります。
昨今、世界各国で動物のメス化という問題が取り沙汰されるのは、まさにこういった人間が作った化学物質からの環境ホルモンの影響に他なりません。

特に香水などの影響は強いので、ご自身はもちろん、身近にいる方がつけている場合は控えてもらうようにした方が良いでしょう^^。

 

ではでは、今日はここまでにしますね^^。
また次回もお楽しみに〜。

 

カイロプラクター/アプライドキネシオロジスト
小菅一憲

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